2024GW東北ツーリング Part20 | 生涯旅人の徒然日記

生涯旅人の徒然日記

気の向くまま走るバイクツーリングが好きです

ツーリング7日目、本日が旅の最終日となりますが、山形県鶴岡市の朝は晴天でした。

 

巷では4連休の始まりなので、主要道やメジャーな観光地は混雑が予想されます。

 

さっそく身支度を整えて、朝ご飯も食べずにホテルをチェックアウトしました。

 

 

せっかく鶴岡に来たので、まずは鶴岡城跡を整備して作られた鶴岡公園へ行きます。

 

鶴ヶ岡城は、室町時代初期、武藤長盛による築城が始まりといわれています。

 

古くは大宝寺城と呼ばれ、武藤(大宝寺)氏滅亡後、越後上杉氏と主を変えました。

 

 

そんな鶴岡公園に、木造2階建て、擬洋風、バロック様式の「大宝館」があります。

 

1915年、大正天皇即位の礼の日に開館した物産陳列場(戦後は市立図書館)です。

 

1988年から 鶴岡ゆかりの人物資料展示施設として一般公開されています。
 

 

1601年、山形の最上氏による庄内支配の拠点となり、1622年酒井忠勝が入部します。

 

それ以降、藩主酒井氏は1871年の廃藩置県まで12代・約250年この地を治めました。

 

その後、明治政府の廃城令により、酒井家を祭神として祀る荘内神社が建てられます。

 

 

参道を徒歩で移動して、もちろん荘内神社にもお参りしていくことにしましょう。

 

ここでは、赤ちゃん力士が泣き声の大きさで勝負する「泣き相撲」が行われまます。
 

豪快に泣いたり、笑顔を振りまいたり、個性豊かな表情を見せ、会場を湧かせます。
 

 

本殿には祭神として、酒井各公が祀られており、加持祈祷やお祓いなどが行われます。

 

参集殿は、結婚披露宴・各種宴会・講演会・各種展示会などに使用されます。

 

宝物殿には歴代藩主の宝物や、御雛様、絵馬等の約2000点が展示されています。

 

次に訪れたのは、旧「鶴岡警察署庁舎」で、現在は「致道博物館」となっています。

 

1884年初代の山形県令・三島通庸の命により、鶴岡警察署庁舎が完成しました。

 

1957年に現在の地に移され、明治初期の貴重な擬洋風建築で国の重要文化財です。

 

 

設計・施工は大工棟梁・高橋兼吉で、彼の築いた洋建築の集大成といわれています。

2018年の修復工事で創建当時の外壁の青色、特徴ある取調室2室が復元されています。
 

時間が早すぎて館内へ入れなかったのが残念ですが、外観だけでも素晴らしいです。

 

 

こちらは旧西田川郡役所で、1878年に同じく三島通庸の命により建設されました。

 

廃藩置県後に郡制が施行され、山形県内に生まれた11の郡のひとつが西田川郡です。

 

現在では国の重要文化財に指定され、致道博物館に移築保存されています。

 

 

鶴岡にて明治の立派な洋風建築を堪能した後は、K349からR112へと南下をします。

 

周囲の景色が徐々に山深くなってきて、この先は月山の峠を越えることになります。

 

その前に「道の駅 月山あさひ博物村」へと立ち寄って、ひと休みしておきます。

 

 

「月山あさひ博物村」は、梵字川渓谷と豊かな緑に恵まれ、自然公園の趣です。

 

「文化創造館 ゆどのみち 六十里越番所」はじめ、「梵字の蔵」「山ぶどう研究所」、

 

あさひ産そば粉100%のそば打ち体験もできる「そば処 大梵字」などがあります。

 

 

道の駅を出て続いては、梵字川に建設された「月山ダム」へと行ってみましょう。

 

くわだいさくら公園を通り抜けて、坂を上れば、月産ダム展望台が見えてきました。

 

月山ダム駐車場まで進んで、月山ダム眺望広場周辺を散策してみることにします。

 


※Part21へ続きます。

今日はここまでで終了です。
最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。

ではおやすみなさい(^^)。
 

 

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