セローで春のお散歩とちぎ旅 Part1 | 生涯旅人の徒然日記

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気の向くまま走るバイクツーリングが好きです

3月とは言え冷たい風が吹く週末、風の影響が少ないエリアを探してお出かけします。

 

天気予報では、栃木県の南西部が風が弱いようなので、せろおくんで向かいましょう。

 

R50から流れの良い田んぼ道を進めば、遠くに雪を被った日光連山が見えます。

 

 

K33で思川を渡りK18へと道を変えます。そして「天平の丘公園」へやってきました。

 

天平の丘公園は、広大な敷地に、美しい自然林と貴重な史跡が残る公園です。

 

まずは、奈良時代に聖武天皇の詔により建立された下野国分寺の跡を見学します。

 

 

伽藍(寺の建物)配置は、全国の総国分寺である奈良の東大寺と同じ形式です。

 

南北一直線上に南大門、中門、金堂、講堂が並び、中門と金堂は回廊でつながれます。
 

塔は回廊の外側東方に置かれ、基壇の規模から七重塔であったと推定されています。

 

 

国分寺跡の次は、農家住宅をリノベーションした古民家カフェへとやってきました。


ここでは休憩がてら、美味しいコーヒーや軽食類をいただくことができます。

 

このときは梅の花がかなり咲いていて、春の訪れを感じさせる雰囲気でした。
 

 

少し歩くと、周囲を濠と石垣で囲まれた国見山へとたどり着くことが出来ます。

 

階段下から頂上に向かって手を叩くと、鳴き龍のような音が返ってくるそうです。

 

そのため、頂上にある大石は銭成(鳴)石と呼ばれています。

 

 

天平の丘公園に続いて、K44を東へと進めば、「蔓巻公園」へとたどり着きます。

 

蔓巻公園は、県道の姿川に架かる宮前橋の北側、姿川西岸にある南北に長い公園です。


のどかな田園風景が広がり、中央の築山からは360度の景色を見渡すことができます。

 

 

築山より北に男体山、東に筑波山、西に太平山、南には富士山を望むことができます。

 

ここにはキャンプ場も併設されていて、近くを流れる姿川のせせらぎが聞こえます。

 

天気予報通り風がなかったので、日差しが暖かくて、景色をゆっくり楽しめました。

 

 

県道へと戻って、下野市街にあるコンビニで、朝ご飯を食べておくことにします。

 

ホットコーヒーにフィッシュバーガーを購入して、イートインでいただきます。

 

最近はコロナで使えなくなったイートインが復活してきたのが嬉しいですね。

 

 

朝ご飯を済ませたら、K310で東へと進み、「下野薬師寺歴史館」へと移動します。

 

この歴史館は、下野薬師寺跡の南西に隣接した下野薬師寺のガイダンス施設です。

 

館内では、発掘出土遺物、下野薬師寺の文献史料、復元模型などが展示されています。


 

そのほか、映像などによって下野薬師寺の歴史をわかりやすく解説していました。

 

また、下野市の歴史をまとめた町史や各種オリジナルグッズ等の販売も行っています。

 

ちなみに入館料は無料で、簡単な手続きを行うだけで、館内の見学ができました。

 

 

館内では下野薬師寺跡のVR体験ができるタブレットも貸出しています。

 

そして下野市出身の豪族で飛鳥時代に活躍した下野古麻呂のアニメがありました。

 

下野市観光大使になっている瓜田瑠梨がストーリーの中心となる短編アニメです。

 

 

イベントを行っていたご当地アイドルユニット「まろに☆え~る」の3人の前に

 

「下野古麻呂」が現れ、恋人の佐久良を一緒に探すというストーリーです。

 

ちなみに「こまろ」くんのゆるキャラ版は、カワイイ感じの絵でした。

 

 

歴史観の屋上に登ると、周囲の景色を360度見渡すことが出来ます。

 

そして東側には、これから散策する予定の「下野薬師寺跡」が見えました。

 

今日まで梅まつりが開催中らしいので、さっそく下へ降りて歩いていきましょう。

 


※Part2へ続きます。

今日はここまでで終了です。
最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。

ではおやすみなさい(^^)。
 

 

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