群馬県前橋市の見所を巡る今回のツーリングも、いよいよ終盤を迎えます。
「萩原朔太郎記念 前橋文学館」を見学した後は、中央前橋駅へとバイクを走らせます。
総ガラス張りの新しい駅舎は、前橋と桐生を結ぶ上毛電鉄のターミナル駅です。
駅舎内に入ると、ここにも鉄道むすめ「北原ゆうき」が箒でお掃除していました。
ショーケースには「上電オリジナルグッズ」が展示してあり、購入できるようです。
上毛電気鉄道のオリジナルグッズは、メールでも注文することが出来るそうです。
駅舎内には、それ以外にも昔のなつかしい上毛電鉄関連の写真が飾られていました。
ちょうどホームには、京王電鉄から譲り受けた700型の電車が止まっていますね。
この駅はJR前橋駅からは約1km離れているので、シャトルバスの運行があります。
続いては、広瀬川沿いに東にある「前橋市芸術文化れんが蔵」へと移動してみます。
ここは、1923年の関東大震災前に造り酒屋の醸造蔵として建てられました。
1972年まで大竹酒造として営業、その後前橋市が整備、保存、活用しています。
歴史的な建造物として、2016年の官報告示により、登録文化財に指定されています。
また館内は、建設時からある柱をそのままにし、多目的利用の空間になっています。
この日は、生け花の展示会が開催されていたので、見学させていただきました。
次はR17を西へと進み、群馬大橋を渡って、上野総社神社へとやってきました。
ここは群馬県内549社の神様をお祀りしており、上野総社神社を参拝すると、
県内すべての神社を参拝したのに等しいご利益があるとされています。
そんなことを言われたら、絶対にお参りすることになりますよね(^^;)。
大鳥居から長い参道を歩いていくと、参道脇に大きなケヤキが見えてきます。
推定樹齢300年以上で、高さは26m、幹の周りは6.2mもあるそうです。
国府に赴任した国司は、一之宮、二之宮、三之宮と巡拝する習わしがありました。
それを簡素化するために、国内の神々を合祀し、国庁近くに建立されたのが総社です。
その総社の拝殿がこちらで、通常の二礼二拍一礼でお参りをしておきました。
拝殿の裏には、彩り豊かな彫刻の美しい飾りがつけられた本殿がありました。
その絵柄をよく見てみると、何かの物語になっているように見えます。
ちなみに本殿は県指定、拝殿は市指定の重要文化財に指定されています。
神社のお参りも済ませて、市の東にある「日本キャンパック大室公園」へ移動します。
大室公園は、大室古墳群として国指定史跡の古墳など史跡がたくさん残っています。
また、四季折々の花を楽しめる広大な敷地の総合公園にもなっいるスポットです。
園内には古墳のほか、風のわたる丘、時の広場などいくつかのゾーンがあります。
こちらは「水時計のオブジェ」という名前なのですが、時計の機能は?です。
日も傾きだしましたが、ちょっと大室公園内を徒歩で散策しておきます。
五料沼を中心に、広くて開放的な芝生エリアが広がり、特に散歩の人が多いです。
園内の古墳群は、昨年訪れたときに、ひととおり回りましたので割愛しました。
さて、そろそろ日が暮れる前に、帰路へと就くことにしましょう。
K352で桐生方面へと走り、途中のコンビニで休憩がてらコーヒーをいただきます。
そしてR50へと道を変えて、日が暮れる前に、無事に帰宅となりました。
幸いにも風が弱かったので、気温は上がらずとも、快適な旅が出来ました。
今回のレポートは、ここまでで終了です。
最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。
ではおやすみなさい(^^)。
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