今回のツーリングは、すでに目的地である福島県のいわき市へと入ります。
そして県境にある「勿来の関公園」へと立ち寄ることにしました。
公園内にある「いわき市勿来関文学歴史館」を見学していくことにしましょう。
平安の昔から和歌によみこまれてきた「なこその関」ですが、「なこそ」は
「来たることなかれ」「来ないでください」という意味の古い日本語です。
第1常設展示室では、19首の秀歌を音響と映像で解説しています。
第2常設展示室は、江戸時代の宿場町の雰囲気を味わえるミュージアムサイトです。
さまざまな仕掛けが、待ち受けていて、さまざまなオモシロびっくりを体験できます。
途中に現れる井戸や木賃宿の穴をのぞけば、複雑な江戸の旅事情が垣間見えます。
宿場のトイレの扉を開けたり、地蔵の頭をなでたり、ソバ屋ののれんをくぐったり、
入館料330円ながら、いろいろ楽しめるので、おススメしておきます。
そろそろ公園を出て、R6をさらに北上していくことにしましょう。
次に訪れたのは、小名浜港にある「いわき・ら・ら・ミュウ」です。
アクアマリンパークの中にあり、新鮮な魚介を購入できる物産センターです。
旬の魚を使った名物の海鮮丼が人気で、大勢のお客さんで賑わいます。
写真のような、新鮮マグロの山盛り丼を提供しているお店もありました。
干物や名物メヒカリなど、いわきならではのお土産を買うこともできます。
お昼時に訪れれば、これらの海鮮系のお食事をいただくのも良いかと思います。
ここは江戸時代の幕府上納米の積出から、明治時代は石炭の積出港で栄えました。
大正時代は東京、塩釜間の避難港として修築工事が行われ、重要港湾指定になります。
そんな港からの景色も素敵で、ゆっくり散策することもできました。
続いては、小名浜港を見下ろす「三崎公園」へと移動してみましょう。
「三崎公園」は、海抜46mの台地に広がる太平洋を見渡せる広大な公園です。
塔屋59.99mの展望塔「いわきマリンタワー」があるので登ってみることにします。
入場料は330円で、専用エレベーターを使って、一気に展望台へと上っていきます。
海抜106メートルの展望室からは、いわき一円が一望できて、気分爽快です。
さらに屋上の「スカイデッキ」にも登れるので、階段を歩いて進みます。
「スカイデッキ」からは360度の大パノラマが広がり、潮風をうけて景色を見ます。
上部が張り出した作りのため、空中に浮いている感があり、景色は絶景です
ただし、高所恐怖症の方は少しつらいかもしれませんので、ご注意ください。
屋上はもっと風が強いのかと思いましたが、この日は意外と大丈夫で助かりました。
しばし景色を十分に堪能して、エレベーターでタワーを降ります。
そろそろ日も傾いてきたので、本日の宿へと向かうことにしましょう。
JR常磐線のいわき駅近くにあるホテルで、屋根付き駐車場にバイクを停めました。
駐車場代300円でしたが、駅前でこの値段なら安いかと思います。
館内は大浴場が完備なので、さっそく冷えた体を温めにいきましょう。
お風呂上がりはやはり、いつものレモンサワーで疲れを癒しましょう。
この部屋はTVはないのですが、PCが標準設置で、ネットチェックできました。
いわき市内の見所をチェックしましたが、明日がとても楽しみです。
※Part5へ続きます。
今日はここまでで終了です。
最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。
ではおやすみなさい(^^)。
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