2024年・沖縄ツーリング Part9 | 生涯旅人の徒然日記

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気の向くまま走るバイクツーリングが好きです

うるま市のホテルで迎えたツーリング3日目の朝は、ちょっと雲の多い天気でした。

 

最終日となるので、まだ走っていない沖縄本島南部を巡っていきたいと思います。

 

朝のシャワーを浴び、荷物を整理したら、さっそくK75を南下していきます。

 

 

そしてまずやってきたのは、「うるま市 あまわりパーク」という場所です。

 

ここは勝連城跡とその一帯の整備事業にて、商業施設、観光案内所などがあります。

 

そして、歴史文化施設と勝連城跡の見学には入場料600円が必要となります。

 

 

チケットを購入して、まずは勝連城跡を見学していくことにしましょう。

 

ラッキーなことに青空が広がってきて、汗ばむくらいの気温になってきました。

 

写真のとおり、道の先のほうに見える城壁の上まで歩いて登ることになります。

 


15世紀ごろ海外貿易で勝連に繁栄をもたらした阿麻和利が居城したお城だそうです。

 

自然の断崖を利用した難攻不落の城と言われるだけあって、登るのも一苦労です。

 

最も外側に位置する四の曲輪は、最後の防衛線としての役割を持っていました。

 

 

王権を象徴する儀式が行われた三の曲輪は、政治的な中心地としての役割でした。

 

その城壁は優雅な曲線を描き、ある意味、女性的な美しさを感じさせます。

 

儀礼や祭事が行われたこの場所は、今に残る石畳がかつての格式を物語っています。

 

 

二の曲輪には瓦葺屋根の建物があったとされ、当時は重要な場所だったようです。

 

石灰岩切石積みで築かれた基壇は、何度も建て替えがあったと推測されます。

 

正面約17m、奥行き約14.5mの舎殿跡は、特に重要な建物であったことが窺えます。

 

 

そして標高約100mの一番高い場所にある「一の曲輪」まで上ってきました。

かつての軍事要塞としての重要性を感じると同時に、その絶景に心奪われます。

また御嶽は、勝連を守護する霊石を神体とし、村の繁栄と安全を祈願した場所です。
 

 

汗を掻きながら登ってきましたが、その苦労も忘れるほどの絶景ポイントでした。

 

あたりを見回せば、沖縄本島北部の山々や、遠く知念半島までを望むことができます。

 

雲がだんだん広がってきましたが、何とか青空の見えるうちに登れて良かったです。

 

 

名残惜しいですが、勝連城跡を下って、駐車場や施設のある場所まで戻ってきました。

 

施設の前には、勝連城をバックにお殿さまとお姫様になれる顔出しパネルがあります。

 

カップルや家族で訪れたなら、ここで記念写真も面白いですね。

 

 

続いては、購入チケットで入館できる「歴史文化施設」へと入ってみました。

 

常設展示室では、勝連城跡の出土品やうるま市の歴史や文化の展示が見れます。

 

また琉球王朝の歴史や「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の概要も学べます。


 

企画展示室では、世界遺産勝連城跡や琉球中世史、勝連城跡に関する写真や絵画、

 

そして最新の発掘調査情報など、好奇心をくすぐられる企画展を開催しています。

 

勝連城最後の按司「阿麻和利」の展示は、勝連城に登城する前に見たかったです。

 

 

さらに「阿麻和利」の物語を躍動感のある演技で伝えるライブも楽しめます。


最初はチケット代600円はお高いと感じましたが、それ相応の価値がある思います。

 

そんな「あまわりパーク」を楽しみましたので、そろそろ次へと移動しましょう。

 

 

空模様はすっかり曇りとなってしまいましたが、喉が渇いたのでコンビニに寄ります。

 

さすがに温暖な沖縄では、アイスコーヒーが飲みたくなってしまいました。

 

アイスたっぷりのコーヒーを飲み干して、次は海中道路を渡って宮城嶋へ向かいます。

 

 

※Part10へ続きます。

今日はここまでで終了です。
最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。

ではおやすみなさい(^^)。
 


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