成田から那覇へと飛んで、那覇市内のホテルに宿泊をしました。
本日はいよいよレンタルバイクにて、ツーリングをスタートさせることとなります。
ホテルをチェックアウトして、まずはモノレールで最寄り駅まで移動します。
そしてレンタルバイク屋さんまで歩いて、さっそくレンタルの手続きをします。
今回の旅の相棒は、HONDAのCB250Rで、3日間借りることにしました。
ヘルメットは借りますが、キャリアがないので荷物は背中に背負います。
那覇市街を移動して、まずやってきたのは世界遺産にも登録された首里城公園です。
2019年10月31日に発生した火災により、正殿をはじめする9施設が焼失しました。
今はどうなっているのでしょう、守礼門をくぐって正殿のあった御庭へ歩きます。
建物焼失後も訪れる人は結構いるようで、首里杜館は人出ぎわっていました。
園比屋武御嶽石門(右下)は、国王の外出時に安全祈願をした礼拝所です。
歓会門(左下)は、首里城の城郭内へ入る第一の正門で、使者を歓迎する門です。
瑞泉門は、第二の門で、別名「ひかわ(井戸や泉のこと)御門」ともいいます。
門の手前右側にある湧水が「龍樋」と呼ばれ、それにちなんで名付けられました。
門の両脇には、魔除けの意味で一対の石獅子が並んで置かれています。
沖縄の城は琉球王国時代に造られ、本土で見られる城の石垣とは城郭が違っています。
どちらかというと、中国大陸の影響を大きく受けているような城郭ですね。
そういった意味でも、沖縄の城巡りは興味深いものが多々あります。
階段を登って、やがて火災の起こった御庭へとたどり着くことが出来ました。
焼失した建物は、復元工事が進行中で、有料でその様子を見学することもできます。
2023年12月には、正殿の軸組建方・小屋組工事が終わり、骨組みが完成しました。
完成した姿をまた見たいので、今回はあえて正殿エリアへは入りませんでした。
伝統的な復元技術を使いながらの工事なので、もう少し時間がかかりそうです。
ついでにあたりを散策しておきましょう。ハブに注意の看板が沖縄らしいです。
続いて首里城で一番のビューポイント「西(イリ)のアザナ」へ歩いて移動します。
ちなみに、首里・那覇の言葉では、日の入る方角=西をイリといいます。
ここは北谷から那覇、豊見城、南風原、太平洋側の与那原までを見渡せる場所です。
首里城見学も終えて、そろそろ那覇市街を出て、北上することにしましょう。
交通量の多いR330を進み、米軍の普天間基地の脇を通り抜けます。
R58へ合流し、読谷村に入ったら座喜味城公園へとバイクを走らせました。
残念なことに、あれほど青空が出ていたのに、一面の曇り空になってしまいました。
座喜味城公園は、その名のとおり座喜味城の城跡が残る場所です。
無料で見学できるようなので、バイクを停めて、城跡まで歩いて移動しましょう。
座喜味城は、1420年頃に名将護佐丸(ごさまる)によって築かれた城です。
戦乱の「三山時代」に活躍し、琉球王国統一後の国の安定に尽力した人物です。
国王に対抗する勢力を監視する目的でつくられたそうで、城壁が残されていました。
規模は小さいですが、城壁や城門の石積みの精巧さや美しさは沖縄で随一だそうです。
今では、当時の石造建築技術の高さを示す貴重な史跡となっています。
晴れていれば東シナ海が綺麗に見えるはずなのですが、うっすらとしか見えません。
※Part3へ続きます。
今日はここまでで終了です。
最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。
ではおやすみなさい(^^)。
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