関東5県境巡り Part2 | 生涯旅人の徒然日記

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気の向くまま走るバイクツーリングが好きです

東京・神奈川を除く関東5県を巡るという「関東5県境巡り」ツーリングですが、

 

栃木県からスタートし茨城県、そして千葉県の野田市までやってきました。

 

関宿城周辺を散策した後は、関宿橋で江戸川を渡って、「道の駅 ごか」に着ます。

 

 

館内にはマスコットの「ごかりん」とともに、ゴジラのパネルがありました。

 

映画「ゴジラ-1.0」のロケ地の一つとなった茨城県では、キャンペーンを実施中です。
 

ゴジラパネルを撮影してSNSに投稿すると、豪華プレゼントが当たるみたいですよ。
 

 

道の駅を後にして、K268からR4、R125と道を乗り継ぎ、4番目の埼玉県へ入ります。

 

そして加須市のセコマでお昼ご飯を購入して、公園のベンチでいただくことにします。

 

こちらの模様は、既出の下記レポートのほうをご覧になってください。

https://ameblo.jp/bikespecial/entry-12834587064.html

 

 

お腹がいっぱいになったら、食後のひと走りと言うことで、利根川沿いへ向かいます。

 

利根川のスーパー堤防上にカスリーン公園があるので、ここに立ち寄ります。

 

利根川河川敷の広い眺めを楽しみながら、ゆっくり休憩できるスペースがあります。

 

 

1947年のカスリーン台風襲来時、ここの堤防が350mに渡って決壊しました。

 

それによって大利根町(現・加須市)全域が水没、大な被害を出したそうです。

 

台風によって発生した大災害を忘れないために、モニュメントが設置されています。

 

 

こちらは公園内に設置されている利根川堤防の「決壊口碑」となります。

 

当時、日本はアメリカの占領下で、台風の名前に女性の名前が付けられていました。

 

ABC順に台風名が付けられるので、「KATHLEEN」の「K」から11番目みたいです。

 

 

この台風による死者は1,077人、行方不明者は853人、負傷者は1,547人です。

 

その他、住家損壊9,298棟、浸水384,743棟、耕地流失埋没12,927haなど、

 

罹災者は40万人を超え、戦後間もない関東地方を中心に甚大な被害をもたらしました。

 

 

次は埼玉大橋にて利根川を渡って、K369で5番目の群馬県板倉町へと入ります。

 

群馬県ではまず、学問に霊験があると言われる「高鳥天満宮」へと立ち寄りました。

 

ここではある歴史的経緯から、学問の神様として知られる菅原道真を祀っています。

 

 

道真公は右大臣にまでなりますが、謀略により九州大宰府へ左遷されてしまいます。

その際、道真公にお仕えしていた岩下勝之丞が随行を申し出ました。

道真公は行先の困難を思って随行を諦めさせ、御自らの画像を渡します。

 

 

岩下は故郷である出羽国に戻り、道真公から手渡された画像を守護しました。

1234年、後裔の岩下勝之進がこの画像を伴って、京都北野天満宮に参詣します。

すると道真公が夢枕に立ち、鳥が高く飛んで止まぬこの地に祀るよう告げたそうです。

 

 

そこで、神慮に従って「高鳥天満宮」を創建し、画像を安置したとのことです。

 

高鳥天満宮では、「願掛け撫で牛」というものがあって、本殿前に並べられています。

 

願いを込めて撫でてもらい、見事に願いがかなったら返してもらうというものです。

 

 

続いて、谷田川の河川敷にある「群馬の水郷公園」へとやってきました。

沼や自然が生かされた総面積10万平方メートルの広大なフィッシングパークです。

 

3万平方メートルの釣り場には、ヘラブナも放流されて人気を集めています。

 

 

春秋には、揚舟に乗船できる「群馬の水郷 揚舟 谷田川めぐり」の発着場になります。

 

船頭が一本の竹ざおを使い揚舟を鮮やかに操船しながら、ゆっくり周遊します。

 

さて、これで東京・神奈川を除く関東5県巡りを達成して、帰宅となりました。

 


今回のレポートは、ここまでで終了です。
 

最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。

ではおやすみなさい(^^)。
 

 

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