9月の3連休、行先は天気予報とにらめっこして、能登半島に決めました。
今回もロングランになるので、ナンシー(NC750X)でお出かけとします。
そして、二輪車定率割引を活用して、北関東道から上信越道へとバイクを走らせます。
佐久平PAでトイレ休憩を済ませて、東部湯の丸ICにて高速を降ります。
ここからはK81で丸子方面へと進み、黄金色の田んぼと浅間山を見ながら走ります。
はやくもガソリンが少なくなったので、R152沿いのGSで給油をしました。
引き続き、丸子の市街地を抜けて、R254にて松本方面へと進みます。
途中まで快適に走っていたのですが、鹿教湯温泉の先から渋滞が始まります。
どうやら、片側1車線が橋梁工事で、交互通行になっているみたいです。
何とか渋滞区間も切り抜けて、松本トンネル経由でK48へと道を変えます。
道は梓川沿いを進むようになり、北アルプスの山々が遠望できます。
暑いのですが、バイクを停めて、景色を眺めていきましょう。
R158は交通量が多いので、途中まで梓川対岸を並走する市道を活用します。
このルートも直線区間が続いて、景色も開けるので、走っていて気分が良いです。
とは言え、くれぐれもスピードオーバーには、十分気をつけましょう。
R158へと合流して、コンビニがあったので、アイスコーヒーおにぎりを買います。
この先の食事処は混雑しそうなので、早めに軽食を済ませておきました。
それにしても日差しが暑くて、バイクを停めるたびに汗が出てくる始末です。
コンビニ休憩もほどほどに、R158を西へと進めば、梓川の渓谷が見えてきます。
山深い景色の中、いくつものカーブやトンネルを抜けて、奈川渡ダムにやってきました。
梓川上流にある奈川渡ダムは、高さ155メートルのアーチ式コンクリートダムです。
長野県で1番大きいダムで、日本のアーチダムの中でも3位の堤高を誇ります。
ダム湖は「梓湖」と呼ばれていて、これから秋の時期には、紅葉スポットになります。
ダム右岸には、東京電力のピーアール施設だった旧梓川テプコ館があります。
国道を挟んで、駐車場の反対側なのですが、道路を横断する地下道があります。
2011年の福島第一原子力発電所事故により、東京電力はこの施設を閉鎖しています。
奈川渡ダムにさよならを告げて、引き続き、R158を西へと走ります。
上高地との分岐を過ぎると、道は旧道と有料の安房峠道路の2つに分かれます。
所用時間を考慮して、今回は安房峠道路でトンネルを抜けることにしました。
一気に安房峠を越えて、R158は高山市方面へと下っていきます。
人家もポツポツと現れるようになり、途中にあった「荒川家住宅」へと立ち寄ります。
荒川家は天正年間から続くという旧家で、江戸中期の主屋と土蔵が無料見学できます。
飛騨の匠が腕をふるった建物は見応え充分で、国の重要文化財に指定されています。
内部には、民具や伊達政宗が金森長近に宛てた書状などが並びます。
急な階段を登ると、養蚕をしていたという広い2階の空間が広がります。
母屋の隣に立つのは歴史民俗資料館で、こちらも無料で見学することが出来ます。
細江光洋氏による乗鞍岳の写真や、丹生川地域の民具となどが展示されていました。
また、昭和を偲ばせる道具や遊具なども、多数展示されています。
※Part2へ続きます。
今日はここまでで終了です。
最後まで閲覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。
ではおやすみなさい(^^)。
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