自転車乗りは透明人間!?
さてさて、今回のブログ記事のスターターとなる写真はコレだ。あまりにも眩しい、あっかる~いライト。今や“夜間戦闘機”としての役割も持つ「ジャイアントホープ」ことジャイアント・エスケープR3に装備された最新機器だ。
まあ、それほど凄い性能だとか、高級品だとかでは全くないが、それでもこのライト、実は微妙に“私の密かな自慢の一品”となっている。
この5灯式LEDの自転車用ヘッドライト、そんなにビックリするほど明るいわけじゃないが、(写真はちょっと誇張表現になっているので、実際のところ、さすがにここまでは明るくはない。)以前に使っていた3灯式LEDよりも明るいことは確かに事実だ。
私としてはこの程度の違いでは、夜間走行においてさしたる違いはないだろう…と踏んでいたのだが、実際に使ってみると、他のクルマなどからの“被認識率”が上がっている感覚が微妙にある。
お、コレはいいかも…というのが今のところの私の感想だ。
どんなに素晴らしいポジションセッティングが出せたとしても、どんなに脚力や心肺機能が強化されて高速巡航ができるようになっても、安全が確保されなければ、楽しいサイクリングなど望むべくもない。
そう、何よりも一番大切な“安全性”を日々確保すること。これこそがサイクリングの基本中の基本。
今回のブログではそのことをちょっと突き詰めてみたい。
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最も効果的な安全確保の方法とは何だろう…?
このあまりに壮大なテーマの答えはちょっとした探求程度では導き出せるわけがない…。実は私もそう考えていた。
だがそんな重要なテーマだからこそ、例の「連邦自転車研究所」がこの問題を放っておくはずがない。我が連邦が誇る自転車研究所は、長い期間と数々の試行錯誤を経て、あるひとつの結論を導き出したというわけだ。
今回のブログはその“重要な研究成果”の一部を発表してみたい。
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連邦自転車研究所が発見した第一の事故原因要素はコレだ。
自転車に乗るあなたは、他人にとっては“透明人間”に等しい!
という衝撃の真実がある。
つまり、ロードバイクやクロスバイクに乗るあなたは、他人から見えていないのだ!
「お~い、ここにいるゾぉ~」と叫んだところで、あなたの声はまわりに届きはしない。
なぜならあなたは、一般の交通の中では飛び抜けて小型・軽量、しかも無音。さらには予想を超える高速で、まるで“反重力エンジン搭載宇宙船”のごとく縦横無尽に動き回ることさえできるからだ。
まぁ言ってみれば、“謎の走行物体”のようなもの。英語で言うとUnidentified Moving Objectと化してしまっているのだ。(つまりはUFOならぬUMO、“ユーモー”と読むのか!?)
こんなもの、一般人からしたら認識などできるワケがない。場合によってはその“目撃談”を人に話したところで、“あんた寝ぼけてるんじゃないの!”と一蹴されてしまう可能性すらあるかも!?
話はちょっと逸れるが、実を言うと自転車とは隠密行動には最適の乗り物だ。音もなく相手の背後に忍び寄り、相手の死角に潜む…などということは、この乗り物をある程度乗りこなしている人ならそれほど難しいことじゃない。
だからこそ、秘密捜査官としての私はこの乗り物を愛用している…ということでもあるのだが、この自転車ならではの資質は秘密任務には好適であったとしても、あなたのような善良な一般市民にとっては、不都合なことこの上ない。
つまり、こういうことだ。
ママチャリからはあなたを見ることができない。
乗用車からもあなたは見えない。
歩行者からもあなたは見えない。
トラックからも、タクシーからもあなたは全然見えない!
世の中で起きる自転車対他の交通機関との衝突事故の多くはこれが原因で起こっている!
あぁなんという皮肉な隠密走行性能!
あぁなんという悲運の高効率ビークル!
今や考えようによっては“前時代的乗り物”と言えないこともない、20世紀型化石燃料使用の内燃機関搭載の二輪車(つまりはオートバイね)は、ときとして誰もが気付くほどの“大騒音”をまき散らし、しかも場合によってはかなりの“異臭”を放ちながら街を走行していることさえあるので、たいていの場合、誰もがその存在に気付くことができる。
かなり危険かつアクロバティックな走行をすることのある内燃機関付き二輪車が、現在の事故率で済んでいる大きな理由はその“被認識性”の高さにあることは疑いようがない。つまりは、相当あぶない運転をするオートバイたちは、まわりの人たちの配慮、つまりは“愛”によって難を逃れているのだ…という隠れた事実。このことにどれほどのオートバイ乗りたちが気付いているのだろうか…。
(ちなみに私もかつてはオートバイ乗り。今でも決して嫌いではないけれど…)
ちょっと話は逸れたが、21世紀型人力二輪車であるところの自転車は、まるで透明人間のごとく、あるいは幽体離脱した魂のごとく、まわりから全く気付かれない存在である…という、持って生まれた不幸を背負っているのだ! そこのところをなんとかしなければならない!
「安全確認をしなかったアイツが悪い!」と叫ぼうが、
「コイツが急に飛び出て来たから避けられなかったじゃないか!」とわめこうが、そもそも相手からあなたは見えなかったのだ。
見えないものに対応するなど、ほとんどの人ができないに決まってる。
不注意な相手を咎めるのもいいが、まずはその前にあなたにできることがある。
まずは“脱・透明人間化”する! そして“自分は透明人間である”ということを初期設定値として認識する。
このことさえできれば、あらあら不思議、あなたの安全率は大幅にアップすること請け合いだ!
事故率を完全にゼロにすることはできないだろうが、少なくとも“倍くらいは安心して”サイクリングを楽しむことができるに違いない!
あなたがそこにいることを相手に知らせたい!だけど相手は気付いてくれない!
という、まるでかつての映画「ゴースト」のような状況を避けるために、あなたにできることは実はいろいろとある。
もちろんそのことに関しても「連邦自転車研究所」にぬかりはない。
私の手元にあるこの分厚いファイル…。
ここにそれを避けるための数々の方法が書かれている。
それでは、それを早速紹介していこ……と思ったが、残念ながら今日のところは時間となってしまったようだ。
非常に残念だが、次回のブログでそれをしっかりと紹介してみたい。もう次回の更新まで10日間も間を空けることはないだろう。大切なことゆえ、近々にこの続きを書く予定だ。
では、良いサイクリングを!
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