自転車で糖尿病を克服した! -195ページ目

有酸素運動マシーンが必要だ

血液検査2回目の結果が出た、病院の先生からはこんなコメントだった。

「少し良くなっている兆しがあります。この調子です。ただ数値的には前回より悪くなっているところもありますので、食事療法、運動等、続けていってください。薬も続けて処方しておきます。」


う~ん…


体感的には、症状は緩和されてきているので、その部分は良いのだが、まだ道のりは長そうだ。

食事も意識して量を減らしているし、油分や糖分の多いものも少なくしている。

ごはんのおかわりだって、苦しいけどしていない。

ジョギングも数週間にわたり合計6回くらいはやった。

駅までだってバスに乗らないで、いつも歩いている。

とにかく自分に課した「鉄則」はおおむね守り続けているのだ。

そんなにすぐには結果につながらないのはわかっているが、何か決定打が欲しい。

私はしばし考え込んだ…。


「!…有酸素運動。」


そう、おそらくこれがキーワードだ。

しかも毎日できるやつ。

有酸素運動とは言い換えると脂肪燃焼運動だ。

通説では約20分ほど“適度な”負荷で運動を続けると脂肪が燃えはじめる。

ダイエットにちょうど良い。

ちょっと前だと、エアロビクスなどがその代表格だったような…。


ジョギングも過負荷にさえならなければ立派な有酸素運動になるので、もちろん良いのだが、いかんせん自分にとっては面白い要素が少なすぎる。それに時間が取れるのがどうしても夜になることが多いので、やりたいときにいつもできるとは限らない…。(週5回は絶対にできない…きっと)


スポーツクラブでの筋トレ、つまりウェイトトレーニングは明らかに短時間の高負荷運動になるので、脂肪燃焼とはほど遠い。(自分にはマッチョ願望がないわけではないが…)エアロビクスやアクアビクスもなんだか気が引ける。


テニス…。悪夢が蘇る…。


ゴルフ…有酸素運動になるとは思えない…。それに金額の問題もある。


野球…チームに迷惑をかけてしまうこと確実…。それに2週間に1回の試合程度じゃ今回の目的とは逸脱する。


アイススケート…季節が違う…。


ボウリング…レジャーか…。


私はその場で、約15分ほど真剣に考え込んだ。

「毎日絶対にできる有酸素運動は何だ…???」


結論、地球上の選択肢の中で、今の私にできる「毎日絶対にできる有酸素運動」はひとつしか残されていなかった。(それにそんなに経済的に余裕があるわけでもなかった…という事情もある)


そう、ヤフーオークションで1週間ほど前に見たアレだ。


自転車だ。


あのサスペンション付きのマウンテンバイクだ。

(当時はそれが“MTBルック車”あるいは“なんちゃって”だったということはまだ知らない)


あれを購入すればいい。

通勤もあれで行けばいい。嵐にならない限り毎日行ける。

買い物もちょっとした用事もあれで行けばいい。

しかも、20分間乗るくらいは何の問題もない…。


それに思い起こしてみれば、自転車は好きだったはず。

中学1年のときに親戚の家まで132kmを12時間かけて走破したことがあったじゃないか…。


そう、あのマウンテンバイクを買う!

まさに最高の選択肢に見えてきた。

2005年の秋だった。


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