自転車で糖尿病を克服した! -135ページ目

A子の挑戦日記【その2】~ビンディングペダルを楽しく使おう!


2種類のビンディングペダル
これがA子が経験した2種類のビンディングペダル。手前がシマノのSPD両面踏みタイプ。奥が現在のA子のデフォルトペダルになるべく奮闘中のクランクブラザーズ「Smarty」。
この写真に写っているシマノのSPDはB夫のジャイアント・エスケープに装備されているものなので、使用期間が19ヶ月にもなり、若干汚れがあるが、それこそが名機の証。非常に“機械っぽい”ルックスのペダルだ。
一方クランクブラザーズの方は、四隅にある赤がアクセントとなり、ちょっと“機械っぽくなく”おしゃれ。それがA子のお気に入りとなった理由でもある。

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ちょっと最近更新のペースが落ちてきたみたいだ。できれば毎日でも書きたいとは思っているのだが、なかなか気合いを入れて書こうと思うと、毎日というのは結構難しい。

継続こそ力なり”とはよく言ったもので、どんな簡単なことでも継続していくとなるとそれなりの難しさがあるものだ。今それをちょっと感じている。

だが、今のところ、私はこのブログをやめる気はない。ただ、このブログが自分にとっていつも“新鮮”で“楽しめる”ものであるよう工夫する必要があるなぁ…というのはちょっと感じている。自分が楽しんでこそのブログ…という側面はとても重要なものだと思うからだ。

仕事でも何でもそうだ。“楽しむ”ということはとても重要だ。本当に成果が出ているときって、きっと“楽しめて”いるときなのだと思う。自転車に乗ったり、眺めているときって本当に楽しい。だから実際問題、結構な成果が出た。

約2年ほど前に、“糖尿病”という思ってもみないキーワードから、この“自転車ワールド”に入り、本当にあっと驚くほどの短期間で“糖尿病”は吹っ飛び、体形まで変わってきた。お腹のあたりは明らかにスリムになり(何年か前の自分の写真を見るとその違いに気づく。運動不足まる出しの体形だった)、心肺機能は強化され、階段の上り下りは明らかに楽になったし、ちょっと息が切れても、すぐに通常呼吸に戻るようになった。

もともと運動に関しては決してエキスパートではなかった私の場合、正直、現在の肉体的コンディションは自分史上最高に近い。たとえば20代の頃の自分と比較しても間違いなく現在の自分の方が上だ、と感じている。(タイムスリップ運動会をしたら、現在の私の方が20代の運動不足の私よりほとんどの種目で上位に来ることはほぼ間違いない。)

だから私は“年齢による衰え説”をあまり信じない。

世の中ではこんな言葉をよく聞く。

「40代を過ぎると体力が急速に衰えてしまいます。」
「やはり年齢には勝てません。最近はちょっと運動するだけでクタクタです。」
「いやぁ、年のせいか最近体力がなくなってしまって…」


こんな言葉の8割は、おそらく単なる“言い訳”に違いない。私はそういった言葉を聞くといつもそう思う。

つい最近の女子ロード世界選手権に、名前は忘れてしまったが48歳の女性選手が出場していた。しかもかなり上位でゴールしていた。35歳くらいで引退する選手も多い中、40代のしかも後半、50に近い年齢の人がいまだにトップレベルの選手として活躍している!こういった事実は世の中の「中年以降ヘタレ説」を吹き飛ばす良い例として是非記憶にとどめておきたいと思う。

まぁこれはすごい例なのだが、トップレベルの技術を競うプロ選手には、“年齢による衰え”は確かにあるのだろう。だがそれはかなり究極に近い能力レベルの話だ。たとえば野球にたとえるとわかりやすい。若い頃は150km/h以上の速球をビシバシ投げ込んでいたピッチャーが年齢とともにそれほどの速球が投げられなくなり、140km/h代の速球しか投げられなくなる。これはよく聞く話だ。

だからといってそれを一般レベルに置き換えるのは大きな間違いだと思う。もとから100km/hのボールしか投げられなかった一般の草野球ピッチャーが年齢が行ったからといって90km/hしか投げられなくなるのか…。そんなことはない。多くの場合それは単純に練習不足だろう。

自転車だって同じだ。たとえあなたが40代だったとしても、20代のときの自転車能力を超えられない…と考えることは全く根拠のないこと。だから私はもっと速く走れるようになりたい。和田峠を途中休憩しないで登りきれるようになりたいし、ヤビツ峠をせめて40分台で登りきれるようになりたい!と思っている。

話は前後するが、人々が何かに対して情熱を失ってしまう最大の理由、スポーツにせよ、その他の趣味にせよ、仕事にせよ、そう、最大の理由は、決して“体力の衰え”などではなく、“心のスタミナ”を失ってしまうせいだと思う。マンネリ化してしまい、新鮮に楽しむことができなくなったときにそれは起こるのだ。“義務”になってしまっては楽しむことなどできないに決まっている。

だから話は最初に戻るが、“楽しむ”ことが非常に大切なのだと思う。このブログに関してももっともっと自分自身が楽しみ続けていけるよう、そしてそれを読んだ方が新鮮な驚きを感じてもらえるよう、是非工夫していきたい。そして自転車ももっと楽しんでいきたい!

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というワケで話は大きく脱線してしまった。A子のビンディングチャレンジはどうした???ということなのだが、結果から言うとチャレンジは無事成功した。約30kmほどの道のりを何の問題もなく走りきった。途中いくつかの危険もない訳ではなかったが、それらはすべて無事クリアした。やはりあの星飛雄馬ばり(古!)の室内練習が功を奏したと見えて、すべての危機をA子は乗り越えた。

もちろんだからと言って、これから一生安心だ、とは言い切れないかもしれないが、少なくともビンディングペダル術の第一段階は完全にクリアしたと言えるだろう。

いまだに、彼女は乗るたびに多少ドキドキするらしいが、そんなことは問題ではない。ペダルリリースの際に、意識しなくても足を捻ることができるレベルまで彼女は到達した!ということは確かなようだ。これさえできると危険は大幅に減る。

走り終えた後に、B夫教官が大きな「合格」印をA子の背中に貼付け、そして“合格祝い”のささやかなお祝いディナーをしたことは、ここで述べるまでもない。

ということで、大きなドラマや“試練”は起きなかったのだが(それを期待していた方、申し訳ございません。平和とは退屈なものなのです…)、いくつかのダイジェストシーンをお届けしたい。

A子のビンディング・チャレンジ、ダイジェスト版!

●シーン1

やはりパン屋は見つからなかった。もうこのあたりを20分ほど走り回っただろうか…。でも見つからない。確かに雑誌の記事や掲載されている簡易版の地図から推測するとこのあたりのはず。しかしないものはない。B夫はちゃんとした地図を持ってこなかったことを非常に後悔したが、もはやパン屋を探すのはあきらめるしかない。そう決めるとA子にこう告げた。

「作戦変更だ。もうお腹がすいて走れない。ファミレスでもどこでもいい。近くで探そ。」

パン屋探しに意識が変わってから、全くA子のことを気遣うそぶりがなくなっていたB夫の変化にA子は気づいていた。それに彼がいくらかイライラしはじめていたことも…。「ご機嫌モニター」などなくてもそのくらいわかる。A子はB夫の提案に当然のこと賛成した。

今とれる最善の選択肢…それはこれ以上のパン屋探しなどではなく、まずは空腹を満たし、B夫の苛立ちを抑えることなのは明白だった。B夫は空腹に弱い…これは数年前からA子が気づいていたB夫の特徴だったのだ!

●シーン2

「あぁ、まずい!」

A子は思わず叫びそうになった。

彼女の脳裏には約1年前のあの試練が甦る。坂道、若干の上り勾配を持つ路地で前方のタクシーが急に停車した。先行するB夫はなんとかスタンディングの姿勢でゆっくりとタクシーを避けたが、すぐ後方のA子は対応が一瞬遅れた。

「あ、倒れる!」

またもや、無情にも立ちゴケの試練がA子を襲うのか? クランクブラザーズのスマーティをもってしてもそれを避けることはできなかったのか??? と彼女の脳裏には悲劇的な結末が一瞬よぎる。

カチッ。

ほんのコンマ何秒かの間に、無意識でA子は足首を捻ることに成功していた。ペダルからシューズが外れたことを告げるかすかなリリース音がA子の耳に届く。

かろうじてA子は踏みとどまった。倒れなかったのだ。ちょっとふらついたが、それだけだった。見事に左足を着地させ、A子のキャノンデールはしっかりと立ち姿勢をキープしていた。

今回の練習走行の最大の危機をA子が乗り越えた瞬間だった。

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次回は、「ロードバイク2008年モデル研究!ベストバリューバイクはどれだ?」の予定。

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