さて、
に引き続き、
倉敷講演レポ後半。
「今日、一番伝えたいこと」
と思いっきり前提をハッキリさせて
お伝えをしたことは…
美の
解放宣言
だーーーっ!!
うおーーーーっ!!
会場中が1つになり、
スタンディングオベーションが巻き起こり、
そーだそーだーー!
ヒュー!ヒューー!!
やったーーー!
解放されたぞーーー!
輝いてるんだーーー!!
幸せーーー!
と大歓声まで上がり、
3月12日に引き続き、
会場中が1つになりましたっ!!
それでですね、
この
「美の解放宣言」
なのですが、
バックに使用した写真は…、
家族写真でした。
どんな写真にしようかなーー?
と考えるのですが、
家族の写真しか
思いつかなかったのです。
愛の解放宣言
なら分かりますが、
美の解放宣言
で家族なのかなーー?
と戸惑いましたが、
ヤクルトヤクルト…
いや、
よーくよーく考えてみると、
人間の人生や生活において、
家族という存在や形、
これ以上に美しいものが
あるのだろうか?
いや、
少なくとも
僕にとっては、
考えられませんでした。
僕にとって、
最も美しいものが、
家族なのだと思えたのです。
あ!
「美しいものが家族って…、
離婚した私は最も美しいものを
破壊したダメな人間なのね…。」
だーかーらー!
上記のようなこと思った人は必読!
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僕は僕の美しさを全うし、
高め、極め、磨きをかけ、
愛でてニヤニヤしながら、
そのプロセスや結晶が、
他の人や社会に、
より良い影響を及ぼすことが
なおさら幸せなんだと思います。
そして、
ご来場の皆様には、
まず出来ることとして、
「家族の会話を変えよう。」
と提案をさせていただきました。
例として、
挙げさせていただいたのが、
秋田美塾講師
畠山恵美子先生の畠山家。
畠山家は長男君が小六の時に、
サッカーで秋田県で優勝して、
全国大会出場を果たしました。
それから、
中学はサッカーの名門校
「青森山田に行きたい!」
と親にお願いをしてきたのです。
僕の親友でもあり、
秋田で人気の美容院
のオーナー
でもある父、
畠山哲さんが、
長男君の本気さを確かめるべく、
「青森山田は全国から
上手い選手が集まるからずっと補欠かもよ。
秋田だったらレギュラーになれるんだから、
秋田の中学にしておいたら?」
とわざとカマをかけるように聞いたのです。
そしたら長男君は、
間髪入れず、
「だったら僕、日本一の補欠になる。
日本一、ボール磨いて、
日本一、部室掃除して、
日本一、応援する。」
と答えたのです。
12歳ですよ?
この日本のスポーツ事情において、
早くもこんなに美しい発言や価値観、
生き方が出来るものでしょうか?
そして、
余談ですが、
実はこの長男君は、
美塾講師養成クラスの大変さや本気さを
知っていただきたい時に、
僕が流すムービーがあるのですが、
そのムービーに、
ママ講師
恵美子先生が人を誘うワーク
をしているシーンが出てくるのですが、
息子さんが何か悪いこと(?)をしてしまい、
その責任をお母さんである恵美子さんが、
旦那様に咎められたらしく…
「勉強ばっかりであれだこれだって
出掛けるのも考えたら?
と怒られたんですけど、
そしたら、息子が…
私の頭を、撫でてくれたんですね…涙
7歳ですけど、
ちゃんと分かってくれています。」
と言ってるところがあるのですが、
まさにこの7歳の息子さんが、
5年後にこの発言を繰り出すわけです。
いやぁ、感動です。
さらには、
横道家で起こったことも、
お伝えさせていただきました。
今回の主催者であり、
横道家の母である
横道由記子さん。
やらなきゃと思っていても、
外で全身全霊でこの講演会のことに
取り組んでいるため、
家に帰ったら
もぬけの殻状態。
家のこともままならず、
家族に向ける愛すらも
ほとんど残っていない…。
これじゃダメ!
思っていても力が入らない。
そんな中、
現在中学2年生の長男、
横道悠君が、
スッと由記子さんのところへ歩み寄り…
ハグをしたのです…。
そして、
「大丈夫だよ。
お母さんが頑張ってるの、
僕たちみんな知ってるから…。」
と言ったのです。
中2ですよ。
思春期と反抗期の
コラボレーション全盛期の
中2男子ですよ。
完全にビューネ君を超えてます。
そんな悠君は、
現在ダンス部で
全国大会に数種目で優勝し、
世界大会に行く権利まで
勝ち取っています。
悠君は自分の夢を見つけ、
それを志にまで高め、
毎日を真剣に生きています。
さらには、
講演会の実行委員の打ち上げ終了後に、
実行委員全員に、
「ありがとうございました。
こんな母をこれからも
よろしくお願いします。」
と、自主的に回っていました。
これには、
実行委員のほとんど全員が涙…。
ミッチー=主催の由記子さんの旦那さんで悠君の父親
何回も言いますが、
中2ですよ!!
そんな家族が、
そんな関係が、
そんなコミュニケーションが、
実在するのです。
今回講演では、
じゃあ具体的にどんな話を
家族にすればいいか?
はお話ししませんでしたが、
この講演自体に
その実践ワークが
たくさんあったかと思います。
おさらいとして
ここでもう一度
挙げさせていただきますね。
1.愛するように本気で触る。
2.魅力を伝える。
3.親子を超えて
個人の輝きとして関わる。
4.毎日を名残惜しく過ごす。
5.子供が(親が)自分を
諦めかけていたとしても、
あなたが子供を(親を)
諦めない。
こういったことかな?
と思います。
特に3は、
「ねぇ、横道家はどうして
そんなにいい子が育ったの?」
と聞いた時に、
「うーーん。やっぱり
うっちーの存在が大きいよ。」
というので、
「僕から何を得たの?」
と聞くと、
「1人の人間として
関わっていることかな?」
と答えてくれました。
そこで思い出したことがあります。
たしか、
悠君が小四くらいの頃、
僕が悠君に、
「何をしてる時が楽しいの?」
と聞くと、
「読書かなぁ?」
と答えました。
横道家は1000冊を超える
絵本のあるお家なので、
この答えは想定内でした。
そこで僕は、
「へーー!じゃあ最近面白かった本は??」
と聞くと、
「レンタルロボットっていう本。」
と言うのです。
それってどんな本なの?
と聞くと、
「人間みたいなロボットを貸してくれて、
主人公は弟を借りるんだけど…」
と一生懸命語ってくれました。
そこで僕は、
悠君と同じ世界を観たいと思い、
後日amazonでレンタルロボットを購入し、
読んで、読んだ感想を悠君に送ったのです。
悠君はそれが
とっても嬉しかったようで、
後日、会った時に、
涙ながらに
感謝を伝えてくれました。
その涙を見て、
僕が学ばせていただきました。
考えてみたら、
数えきれない大人に、
「由記子さんの息子さん!
ミッチーの長男!」
と呼ばれ、
もちろん「悠君」とも呼ばれているけど、
悠君の感性や価値観に、
興味を持つ人がどのくらいいるのか?
等身大の、対等の人として、
同じ目線で本気で関わってくれる大人が
どのくらいいるだろうか?
大人との出逢いが多ければ、
たくさんの経験が出来るけど、
その代わり、
「あなたはまだ子供。」
と決めつけられる経験も
たくさんするんだろうな。
ここでもう1つ弁解をさせていただくと、
横道家が関わる大人たちは、
これまた素敵な方ばかりで、
悠君のことも愛ちゃんのことも、
対等に1人の人間として
関わる方ばかりだと推察いたします。
それでもやはり、
本当の意味での対等たったり、
1人人間として、と言う関わりだったりを
いつも体験できるかと言うと、
そう簡単ではないのでしょうし、
それが無いから、素敵な大人にはなれない、
というのもイコールでは無いと思います。
考えてみたら、
息子のいる身として、
「うっちーの息子。」
よりも、
「G君」
と、しっかりと彼の名で、
彼と1対1の関係を築こうとしてくれる
大人がいたら、涙が出るほど嬉しいし、
現に、
昨年の出版記念講演会の打ち上げで、
鎌田龍馬、上田雄太と息子の3人で
中華料理屋さんに設置してあったマイクで、
「ちん◯ん!」
とか、
「う◯こ!」
とか、
めっちゃ楽しそうに言ってる姿を見て、
付き合う人は
慎重に選ぼうと思いましたが笑
もちろん。
対等が全てではありません。
子供は子供らしく。
と、しっかりと躾ける大人も
素敵だと思います。
ただ、
僕の役割はここかな?
って改めて使命を感じた次第です。
さぁいよいよ
ラストスライドに関してです…。
このラストスライドには、
並々ならぬ想いを込めました。
ラストへ続く…。
ラスト