高島福岡市長のアクション進捗 | 美塾塾長 内田裕士オフィシャルブログ「人のために美しく生きる」Powered by Ameba

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高島福岡市長の
2016/4/20 23:24
のFacebook投稿を
転載させていただきます。



~転載ここから~


旧大名小学校に物資を
提供頂いた皆さん、
ありがとうございます!

今日はトラック10台と
福岡市消防のヘリで
お預かりした物資を
熊本へお届けしました。

さらに福岡市の青果市場跡から
2リットルのペットボトル3万本を
自衛隊のヘリで被災地まで
運んでいます。

また、
別府市、由布市には
毛布や水、おむつを届けています。

また昨夜からの
急な呼びかけにも関わらず、
栄養補助食品が山のように
届きました。

本当に助かりました。
すぐに熊本市役所まで
ヘリで届けて、
大西市長にも大変喜ばれました。

ちなみに皆さんには
伝えていませんでしたが、
本当は消毒薬や胃腸薬、
整腸剤などの置き薬も
頼まれていたのですが、

これは薬という性格も考えて、
皆さんに呼びかけるよりも
福岡市でまとめて
準備することにして、

福岡市の保健師から
直接被災地の保健師さんに
お渡しします。

力を合わせて、
私たち九州の大切な仲間、
熊本と大分を絶対に守りましょうね。

圧倒的な熱い思いを届けましょう!
また皆さんにお願いすることや
提供物資の内容は
被災地のニーズに合わせて
変更していきますので、
「今」何をすべきかは
福岡市の発信情報を
コマメにチェックして頂ければ
ありがたいです。

ココからは、私の思うコト。

被災した自治体に
負担をかけない自己完結型支援。
私はこの災害支援方法の確立にチャレンジしたいと思っているんです。

今回、どうして熊本まで届いた支援が個人まで届くのに時間がかかるか。
それは送った荷物がそのままでは直接避難所に送れない状態にあるから。
多種多様な支援物資が入ったダンボールが大量に届いたらどうでしょう。
福袋なら開けた喜びがあるかもしれませんが、必要なものを必要な場所に届けるためには、
一つ一つダンボールを開けて、何が入っているのか分類して、必要なものだけを避難所に届けることになります。
そんな福袋的なダンボールがトラックいっぱいに積まれているから、10トン車1台の荷物をさばくだけで1時間もかかっているのです。
それは渋滞もします。荷物の搬入が遅れるのです。それでトラックの稼働率も悪くなる。
何がどれだけ積まれているか明確であれば、そのままトラックは荷を降ろさずに必要な場所に行ってもらうだけでよくなります。

そういった状況を鑑みて、今回福岡市は新しいチャレンジを2つします。

①福岡市では市民の皆さんに物資を持ち込んで頂く段階から細かく仕分けをしているので、大西熊本市長に提案して、
今日からは最も時間のロス(ボトルネック)になっている仕分けをする熊本陸上競技場を経由すらせずに直接必要な避難所に届けられるようになりました。

②今日から福岡市の職員100人を派遣して、明日の朝から熊本市で最も避難所が多い東区の32か所の避難所を担当することになりましたが、
その職員の宿泊・中継基地を隣の菊池市に作り、毎日福岡市から菊池までを大動脈としてピストンでまとまった支援物資を送り、
職員が自分が担当する避難所に行く時には、毛細血管として毎日必要な物資を菊池の宿から必要な量、直接届けることにします。

これで被災自治体に全く負担を掛けずに、直接、避難所のニーズに合わせて福岡市から独自に細やかに物資を送ることができます。

また同時に避難所の物資の在庫をリアルタイムで共有できるシステムを超速で作って(さすがスタートアップ都市)、次の段階ではオンデマンドで随時物資を補充する。これもまさにチャレンジではありますが、とにかくシステムが出来次第やってみます。

もちろん福岡市と言っても一市だけで九州の広い被災地域を全てフォローできるわけではありません。
でも全国の自治体、そして県もいるわけです。

理想としては、各地域ごとに支援する自治体を決めて、その自治体が被災自治体に負担を掛けずに自律的に避難所を支援していけば、
被災自治体の一ヶ所に集中している過度な負荷を分散出来るのではないかと思います。

アウトソーシング出来ることは出来るだけ早く、他の自治体やボランティアなど外の力に任せることが必要だと思います。

ともかく、批判より提案。思想より行動。まずは福岡市がやってみます。
有事にこそ信頼される行政でありたい。

#WithTheKyushu