息子と散歩していたら、
通り雨が降ってきたんですよ。
ポツポツってきて、
「なんだよぉー貴重な時間なのにぃ。」
って思ったら、
ザァーーーーッ!!
って結構降ってきて、
傘も持ってなかったので、
大丈夫かなぁ?って息子を見てみたら、
僕の予測を裏切り、
彼はめちゃくちゃ喜んでたんです。
キャッキャ♫キャッキャ♫
って言って、
手をバタバタと振って
腰をバングして、抱っこしている僕から
飛び出るんじゃないかってくらい、
フジロックに行った人みたいに猛烈に喜んだ。
風邪引くかもしれない。
セットした髪が乱れる。
なんかうっとおしい。
靴が濡れるー。
ビチョビチョで行ったら
クライアントにメンドくさい人だと思われるかも。
ビニール傘買うのケチった人とだけは思われたくない。
フランス人かよ!
そんな思考は
1ミクロンも入り込まない。
彼が喜んだ理由を言語化するのは難しい。
1つ言えることは、
~「今」を生きている~
ということ。
また、彼が喜んだという事実が、少なくとも僕を包み込んだ。
承認というか、共感というか、
価値観の確認というか、単純に嬉しいよね。
雨に降られて喜ぶ息子と芦屋川沿いを歩きながら、
「こやつ、順調に育ってるわ!」
って思って。
親バカかもしれないけど、
「喜ぶ」という自己表現を1歳でここまでできるって
羨ましいくらいに豊かな人生だって思う。
それもいつも、
妻が息子といる時に、
たくさんたくさん喜んでいるからだろうなぁって思いました。
僕も改めて、喜びに溢れた人生を、
「今」を生きよう!って思いました。
そう、僕たちはただの雨にだって歓喜できるのだ。