小説を書く方がた~角田光代さん、井上荒野さん、藤谷治さん | 言葉の羅針盤~人生・起業の悩み解決

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今日は、作家の藤谷治さんの文学教室でした。

先日の金曜日は、作家の角田光代×井上荒野さんの対談。


どちらも、下北沢のおしゃれな本屋さん、B&Bでした。



やはり、小説を書く方々のお話は、とてもおもしろいですね。

角田光代さんの文章はとても好きで、

『キッズナップツアー』は、全文5回、暗記するつもりで書き写しました。


これ、人から見ると努力に見えるかもしれませんが、私からすると、

たんにやりたいことをやっているんですよね。



で、金曜日は、角田光代さん×井上荒野さん

「『わたし』が『あなた』に依存したとき、

『わたし』が求めるものについて」


というお題だったのですけれど、

「愛する夫が亡くなって、代わりにそっくりのクローン人間が現れたら、

それでだいじょうぶだろうか?」ということをお話されたりしました。



角田さんは、「だいじょうぶ」

荒野さんも、「だいじょうぶ」


では、愛というのはなんなのか、というお話。

相手を愛しているようでいて、自分にとって合う相手がいればいい、

という自分の都合なのではないか?



「猫はいや」

猫は、その猫を愛しているから(笑)。


作家としての、物語を作るときに注意すること、などおもしろいお話が

満載でうなずけました。


たとえば、荒野さんは会話について、、


「会話は、風景の一部として書きたい。

何を言ってもいい時に、その人(登場人物)が何を言うかな」


それを受けて、角田さん、


「前提として、会話ではわかりあえない、と思っている。

会話が、スムーズにいかないようにしている」

「かみあわない→ 本人達は気づいていない」

「素人は、会話で説明しようとしている。

会話でものごとが進んでしまう」



一部は、お2人の対話で、2部は、質疑応答。

で、質問させていただきました。


「ご主人と別れないと、小説が書けなくなる、としたら、

ご主人と小説を書くこと、どちらを選びますか?」



この答えは、わかりきっていたのだけれど、

どのように答えるのかな、とお聞きしたかったんですよね。



角田さん。

迷いなく、

小説を書くことを選びます。

小説を書くことは、自分ていう人間の一部だから」


荒野さん。

やはり、迷いなく、

「小説を選びます。

夫がいなくなるのは、自分の外側がなくなる。

小説が書けなくなるのは、自分が欠損する感じ。

自分が欠損するのは、まずい」



表現することと、彼女たちの生は、切り離せないんですね。

彼女たちにとって、小説を書くことは、生きることなんでしょう。


荒野さんの作品は、実は読んだことがなかったのですが、

お話がおもしろかったので、読んでみようと思います。



で、今日の藤谷治さん。


1月にB&Bでの藤谷さんの文学教室をみつけて、

なかった3月をのぞいて毎月行っているんですが、

ものすごくおもしろいんですよね。


どこかに書かれている評論ふうのお話ではなく、

作家藤谷治さんとしての視点でお話されるので、毎回とても

刺激になります。


今日の課題は、フィツフェラルドの『華麗なるギャッツビー』でした。

訳がよくないのかおもしろさがよくわからなかったのですが、

(野崎孝さんの訳がいいそうです)、

藤谷さんのお話は、毎回、「小説を書くこととは?」のお話になるので、

おもしろいのです。


今、先生は、

「一人の人間の尊厳を書きながら、推理小説を書けるか」

ということに挑戦されているそうです。



ああ、ほんとね、

小説を書かれる方たちって、素敵なんです。

このお3人の意識の向け方って、私はとても好きです。


実を言えば、課題を読むばかりで、藤谷さんの小説は読んだことが

ないのですが、読まなくても、絶対におもしろいだろうな、

と確信しています。

今度、読みます(汗)


お3人が、いつも、いろんなことに意識を向けて考えているのがわかります。

いろんな視点をお持ちなんですよね。


彼らのなかには、彼はいるようでいなくて、

1万人の人が同時にいるんだろうな、という気がします。



僭越ながら、私もそういう感覚なんですよね。

「変化がすごい」と言われることもあるのですが、

私にしてみますと、変化しているというより、たくさんいる私の

誰が出てきているのか、というにすぎないのです。


ですから、私の書く物語の主人公を私ととらえられると、

イラっときます。

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昔、私が書いた本です。

買ってくれると、喜びます。



そういえば、岡村由香子ちゃんが、

「いい意味で多重人格だから」と、私を評してくれましたけれど、

ぴんぽ~ん、正解!

よく理解してくれています。


私は、いるようでいない。

そして、1万人くらいの私が、同時にいます。



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