~自分が持っているもの。
書き直している物語は
110枚で完成まぢか。
以前は
精神的に追い込まれると
自分を救うために物語を書き上げた。
大げさに言うと
生き残るために。
そういうものは商品にはならなかったけれど
賞はいただいて褒められた。
で、自分の内側では変化したのだろうけれど
そこで昇華してしまって
終わってしまっていた。
あくまでも自己完結していたのだ。
でも私は世界のなかで生きているのだから
それはやめた。
今、物語は書きたいから書いている。
そういえばファンタジーを書きたいと思ったのは
16歳の時だった。
10代、20代の頃は書きたいと思っても
本当に書けなかった。
表現力がなかった。
30代でもなかなか。
おそっ。
だから友達だった人の持つ表現力にすごく
あこがれたんだよねえ。
心酔に近い感じ。
今は、
自分は自分の表現力があると思っている。
良し悪しはどうかとして。
誰もが本来
自分の何かを
持っているのだ。
最初は
おそまつなものであっても。
そして誰もが
自分の持つ何かで
世界とかかわっていくしかない。
それが
世間的にみてどういう評価であろうと。
あとは
なんとか世界との調整を
はかっていけばいいのだろうな。
むりやりというより、流れもみながら。
内に閉じこもるのではなく。
ま、とりあえず
私は今できることをやる。
ではまたね。