～透明人間になりたい？
暑かったですねえ。
今日はこの暑いなか
めずらしく外出。
下の子の高校に行ってきました。
下の子は
学校をちょっと休みがちで
２年はぎりぎり進級。
休んだ日数は
さほどじゃないんだけれど
私立って
授業数にめちゃくちゃ厳しい。
公立はけっこう休んでも
補習してくれたりするんだけれど
私立は一切なし。
１授業足りなくてもだめなんだって。
で、
３年になって５月半ばにして
すでに５日休んでいる。
「１日１教科２時間続けの
カリキュラムに
なってますから、１日休むと～～」
３人の先生を前に
けっこう神妙な雰囲気。
だったんだけれど
担任の先生のネクタイが個性的で
おもわず
「それ、
おもしろいですね」
って言いそうになる。
やばいやばい。
そんなこと言ってる場じゃない。
で、
下の子は
ずっとマスクをしている。
外出するときは
毎日マスク。
若い人のなかで
このダテマスクが
はやってるみたいですね。
なんだろうね、これ。
自分を隠したい
っていう心理のあらわれなのかな。
実際
顔半分以上が
マスクにうまっていると
表情がわからない。
自分を隠して
人の目を気にせずにいたい
ってことなのか。
ちょっと
透明人間になりたい
っていうのに近い感覚。
ただ高校って
偏差値で生徒をくぎっているから
同質性が高まる。
年齢も一緒だしね。
学校の価値観も
「勉強ができる」
「部活でいい成績」
「いい大学に入る」
という一律的なもの。
こういうなかにいると
同質性のおしつけ
みたいなものが
空気のなかに
自然に漂う。
「私もあなたも同じよね」
的な空気。
この空気がたえられないと
息苦しくなる。
ま、
息苦しいなら
マスクしてしのぐ。
その手段で楽になるなら
それでいい。
ではまたね。
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