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夫、娘(中学生)、トイプードルトイプードル
3人+1匹家族です。

 

はじめましての方は、こちらもどうぞ赤薔薇

 

子供が中学生になったのを機に
着付け教室に通い始めました。
着物のことや、アラフィフの日常を
つづりますキラキラ

 
 
こんばんは、雅ですピンク薔薇
 
今日も、お着物業界での恐怖体験のつづきです。
 
 
 
ファミリーセール予約日時の数日前に、
 
 
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雨ゴートの仮仕立てができたから、ファミリーセールの時に丈を確認するのでいいですか?

 

 
と店長から電話があった。
 
 
私は身長168cmと高めなので、プレタの雨ゴートは丈が合わず、
 
 
雨のときだって、お出かけできるようになりたい!
寒いときの防寒にもなりそうだし。
 
 
と、お仕立てをお願いした雨ゴート。
 
 
 
 
もちろん「そのときで大丈夫です」と答えました。
 
 
 
気持ちはるんるん音譜
 
 
 
今思うと、この電話は「ファミリーセールのときに絶対に来店してほしい」というお店側の意図を感じます。
 
 
 
 
 
当時から「洗える着物(やコート)が欲しい」という気持ちもある中、
 
 
 
 
いざファミリーセール当日。
 
 
 
 
雨ゴートの丈決めは、実際に着物を着た状態で見るため、着物で行くのですが、
その日はあいにく小雨の降っており、夫がお店の前まで車で送ってくれました。
 
 
 
 
お店に着き、早速雨ゴートを試着。
 
 
 
丈を決めてもらいました。
 
 
 
お客は私1人。
 
 
 
それに対して、店員さんは5〜6人。
(いつもの店員さんだけではなく、ファミリーセールに向けて帯屋さんや着物屋さんなどが、お店に来ていた)
 
 
 
雨ゴートの伝票を書いてもらっているのを待っている間、
 
 
ピンク薔薇心の声「思っていた以上に素敵な雨ゴートが出来たな〜」と思っていると、
 
 
 
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何か気になっているものはないの?

 
 
と聞かれ、馬鹿正直な私は
 
 

薄い羽織れるものが気になっています

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 と答えてしまいました。

 

 
先日ご紹介した紗コート。

そう、私はマイサイズの羽織れるものを持っていなかったため、薄手のコートや羽織りがこの頃(約半年前)から欲しいと思っていました。

 
 
 
 
すると、別の男の人が何種類かの反物をずざざーと持ってきて色々と見せてくれました。(頼んでない)
 
 
その中に、ふっと気になる 花柄地のくすんだべージュの反物 があり、、、、
 
 
あれよあれよと試着。
(皆さまご経験あるでしょうか…)
 
 
 
なんともいえないベージュで、
(今思えば、私には地味だった絶望洋服とお着物では似合う色がまた違うのにねDASH!
 
 
黒っぽいのは違うと思っていし、
 
 
そりゃーいいものはいいものでしょうけど、
 
 
 
お値段聞いてびっくり!50万滝汗ゲロー
 
 
 
だけれど、これがセールで30万になるとポーン
 
 
 
 
着物好きな方あるある?なしなし?
 
 
 
なんだか脳内がバグってしまって真顔
 
 
 
こんなに高価なものがこの値段で買えるのならと、
 

これにします!

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と決めてしまいました。
 
 
 
 
絶望 絶望 絶望 絶望 絶望 絶望 絶望 絶望 絶望
 
 
 
 
 
これだけでも充分に恐怖体験なのですが、さらにお店の奥に呼ばれます。
 
 
 
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いい物だから、見ていくだけ見ていって。

 
 
 
そこには「小紋の魔王」と呼ばれる問屋さんがいました。
 
 
 
 
最初に更紗っぽい生地やら豪華な帯やらを見せられたのですが、それらには別に興味なく、
 
 

ふんふん、すごい生地なんですねー

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なんて話していると、
 
  

 

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これ、とっても似合いそう!

 

 
 
と勧められた、その反物が
 
 
 
んまぁーーーーー素敵だった。
好みだった。
印傳の着物なんですって。
 
 
 
これまた、あれよあれよと試着となり、それに合った濃いグレーの夏帯も合わせられ、
 
 
そりゃ、好みなのだから素敵だよ?
だけれど、この時点でお値段の説明ゼロ。
 
 
散々「似合う」だー「素敵」だー、その場の全員から持ち上げられます。
 
 
 
 
 
で、
 
 
 
 
お値段を言ってくるわけですよ。
 
 

 

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最初に勧めた更紗と帯と、試着している着物と帯、さっきの羽織りで、全部で200万円でどうですか?!

 

 

 

 

ポーン

 

 

 

 

はい?!?!?! 

 

 

 

 

200万ってなに?真顔

 
 
 
 
まぁありえないよね。いらないもの込みだし。
 
 
 
 
すると、
 
 

 

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印傳の着物、帯、羽織りで本来なら200万だけど、100万円!これでどーだ!?

 
 
 
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分割払いで大丈夫。

 
 

いやいや、分割手数料かかるでしょ?

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店長と魔王 こそこそ話
 
 
 
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手数料なしでいい。100万を5年ローンで!
月々18,000円!
 
 
 
 
 
 
そんなことってあるの?!ポーン
 
 
 
 
とビックリすると同時に、
 
 
 
 
似合う似合うと言い続けられ、
 
 
 
 
いい物だといい続けられ、
 
 
 
 
ローンの手数料もなしチーン
 
 
 
 
え?月18000円って払えないわけじゃない。(←脳内バグり中)
 
 
 
 
こんなに高価な物がこのお値段で?(←脳内バグり中)
 
 
 
 
特別にローンの手数料もなし?しかも5年も?(←脳内バグり中)
 
 
 
 
何故か買う気になってしまう私。(←脳内完全にショート)
 
 
 
 
 
チーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーンチーン
 
 
 
 
 
今ならわかる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
1人の客に対して5人の店員で囲み、
 
 
 
 
 
異常なほどの値引き、
 
 
 
 
 
これらのことがどれだけおかしいことか。
 
 
 
 
 
 
しかし、お恥ずかしいことに、あのときの私はそれが分からず、
 
 
 
 
 
 
100万円、5年ローンを組んで
 
 
 
 
 
 
帰ってきてしまったのだゲロー
 
 
 
 
 
 
 
お店を出て、駅まで歩いている間にすぐに後悔。
 
 
 

100万円もの買い物なんて、、、しかも、洗えるものが欲しかったのに、なにやってるんだ!

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と。。。。
 
 
 
 
 
今まで人生で、こんな買い物なんてしたことがなかった。
一歩お店を出てみれば、冷静になり、すごく怖くなった。
 
 
そして、この恐怖体験はここで終わらないのであった。
 
 
まだつづきがあるのよ、、、、
次回で「本当にあった怖い話」は完です!