がん宣告から今日までのまとめ(9)

『腺様嚢胞癌って何?聞いたことないんですけど・・・』

 

私が罹患したがんは、「腺様嚢胞癌」という聞いたこともない名前のがんでした。所謂、希少がんと言われるものです。

 

★腺様嚢胞癌とは★

【腺様嚢胞癌参考サイト】

※がん情報サービス

https://ganjoho.jp/public/index.html

 

※がん情報サービス(腺様嚢胞癌)

https://ganjoho.jp/public/cancer/adenoid_cystic_cancer/index.html#anchor1

 

※国立がん研究センター(希少がんセンター)

https://www.ncc.go.jp/jp/

 

【腺様嚢胞がんについて】

腺様嚢胞がん(せんようのうほうがん、adenoid cystic carcinoma、ACC)は、分泌腺から発生する悪性腫瘍でまれな腫瘍の1つ

 

頭頸部領域に発生することが多く(頭頸部領域において1%から2%程度の頻度)、耳下腺や顎下腺などの大唾液腺や口腔内、鼻腔に発生

 

※私は気管原発でさらに希少!!

 

○40歳代から60歳代に多く、男女比は同等か、やや女性に多い。

 

○1年間に10万人あたり6人未満という希少癌

【症状について】

○腺様嚢胞がん特有の症状はなく、発生した部位に応じた症状が出現。

大唾液腺(耳下腺、顎下腺)・・・腫瘤(しこり)の自覚

鼻腔・・・鼻閉、鼻出血

口腔・咽頭・・・違和感、嚥下・構音(こうおん)障害(話しにくさ、食べにくさ)

 

【診断について】

○腫瘍から組織を採取し病理学的に診断

触診や視診、CTなどの画像検査により病変の範囲を把握することが重要。

 

《私の場合》

喉の違和感

エコー検査・針による組織採取(甲状腺がんの疑い)

血液検査(腫瘍マーカーほかすべて異常なし、むしろ健康体)

CT検査(気管内に10㎝の「がん」らしき病変確認・組織採取

組織検査「腺様嚢胞癌」と確認)

PET検査喉から気管にかけて光る・他部位に転移は認めない)

胃カメラ(食道、胃内部に以上は認めない)

最終診断結果(気管原発の「腺様嚢胞癌」、ステージⅣと告知)

 

 

【腺様嚢胞癌の特徴と治療について】

○腫瘍の増大速度は比較的遅い

周囲組織への浸潤傾向が強い

遠隔転移の頻度が比較的高い

化学療法(抗がん剤治療)放射線療法に関しては有効とした報告もあるが、未だ一定の見解は得られておらず、治療の中心は手術

○病変の状態によっては追加で放射線治療を行う場合がある。

重粒子線治療が有効との報告もあるが、長期的な合併症など不確実な部分も多く一般的な治療とはなっていない。

治療後も長期の経過ののちに再発をきたすケースもあるので、長期間の通院による定期チェックが必要。

 

 

【気管癌】

気管を原発とする癌は全悪性腫瘍の中の0.1%以下で、1年間の発症率は10万人あたり0.2人以下と稀

 

【希少中の稀少】

このことから分かるように、希少な腺様嚢胞癌が、気管原発という希少部位に出来たことになります。2017年7月のがん告知以来、腺様嚢胞癌患者会TEAM ACCの方などとの交流もあるのですが、気管原発の腺様嚢胞癌の友人は片手で数えられるほどしか出会っていません。

また、気管原発と言っても、気管内、気管支内、気管から気管支にまたがった部位、肺に近い部位と様々です。

 

 

【今日の筋トレ】

今朝の公園は寒い!!手はかじかみ、座って休憩していると犬の散歩の御婦人が「お尻冷たくないですか?」と。立ち上がると椅子にくっきりお尻の形が!!霜が降りていたようです。

 

◎スローブルガリアンスクワット 20回×5セット

(※重力に逆らいながらゆっくり4秒でおろす。)

(※足の位置は靴の長さ×3で決めています。)

 

◎ワンレグカーフレイズ

 

【今日の取れ高】

(※コンビニレジ袋×2袋・注意書きの効果は今一か!?)

がん宣告から今日までのまとめ(8)

『声を失うということ』

 

★声を失ったことの辛さ★

気管癌が喉頭部にまで浸潤していることがわかり、気管の大部分を切除し胸に「気管孔」という息をするための孔を作り、声帯、甲状腺を含む喉頭部を全提出するという手術を受けました。

 

【声を失う前】

もともと能天気な私。

「喋れなくても余計なこと言わなくていいやん。」

「カラオケ?聞く側に回ればいいやん。」

「ギター?弾き語りは出来ないけど弾きは出来るやん。」

「電話?ライン、メールがあるやん。」

どっちかと謂えば、今まではしゃべり!「高倉健さんのような寡黙な男の人生もええやん」くらいに思っていました。

 

【入院中・特に手術直後】

しかし、実際に声を失ってみると、なんと不便なことか!!

 

《術後のICUHCU、病室》

声がでないに加えて、

◎上体が思うように動かないこともありジェスチャーも出来ない

◎首から左右上下に切開しているから仰向けに寝た状態から首も痛くて起こせない。

その状態でノートと鉛筆を持たされても手も上がらないから書きようがないのです。加えて老眼まじりの近眼ということも手伝ってノートが見えない。

◎『ここが痛い』と伝えたくても腕が動かせないので指でも示せない

◎それが、周囲の家族、看護師ですらなかなか理解してもらえない。

読唇術を習得してない限り、いくら家族でも私の口の動きを見てもなかなかわからない。何度繰返してもわからない。

 

『なんでわからないんや』と思ってしまう私。

一生懸命理解しょうとしても『言いたいことがわからない』と途方に暮れる家族。

私が悲しそうな顔をすると家内も泣きそうな気分になる。

術後はそんな感じでした。

 

 

【一般病棟・退院後】

コミュニケーションは、主に人工電気喉頭筆談(ノート・コミュニケーションボード)です。

最初は筆談だけでしたが、ノートにしろ、お絵かきボードにしろ、口での会話のようなタイムリーな相槌を打てませんし、隣にいればいいのですが、離れているとますますタイムリーなコミュニケーションが出来ないので面倒くさくなって伝えるのをやめてしまうこともあります。

そして、何を話したかったか忘れてしまう😢

 

会話の内容をメモ代わりに残しておいたり、何度も複数の人に伝えたりするときにはノートを使った筆談が便利です。ただ、時間がかかり面倒くさいです

 

★電気式人工喉頭★

手術の数週間後、主治医から「電気式人工喉頭」を試してみてはどうかという提案がありました。

声がロボットボイスになること、「は行」が「あ行」になり出せない「か行」「さ行」は舌をうまく使うテクニックを習得しないと発音出来ないなど難点もありますが、よりタイムリーな槌をうつには「電気式人工喉頭」が便利です。

 

『電気式人工喉頭ユアトーンのホームページ』

https://www.yourtone.jp/

 

しかし、電話対応、訪問者対応、買い物、役所での手続きなどで複雑な説明を要する時は誤解を生じる可能性もあるので妻を頼らざるを得ないのが現状です。

 

退院後に気が付いたのですが、電気式人工喉頭では、電車内、駅構内、居酒屋のような飲食店、工場内のように人が多く集まる場所、騒音の多い場所では「ザワザワ」という音に人工喉頭の音声がかき消され使い物になりません。致し方なく満員の電車、バスに乗り合わせた時など、降りようにもその意思を伝えることが出来ません。

 

私の仕事は金属加工機械の営業マンでしたが、販売交渉、電話対応、時には重量物の運搬、工場内でのデモンストレーションが満足に出来ないことから退院後、復帰を断念。退社を余儀なくされたのです。

 

現役世代のがん患者にとって声を失うと言う事は切実な現実問題になります

★声の障害マーク・ヘルプマーク★

最近、椎名林檎さんのグッズが極似しているということで話題になった「ヘルプマーク」や周囲の人に「声が出ません。話せません。」ということを伝えられる「声の障害マーク」などの正当な普及は我々障害を持つ者にとっては命に係わる問題です。日常生活において周囲に誤解を与えないためにもそれらの普及を切に願うところです。

 

 

 

 

 

(※筋トレの基本について語るBIGTOEの手術前の音声が出てきました。私自身、53か月ぶりに聞く自分の声です。)

師走です。

イッキュウさん、Shingiさん、猫野そらさん、SAVさん、コメントありがとうございます!!

【イッキュウさん】

 

筋肉気管孔あるあるですね!!

 

「くしゃみが出た時、思わず手で口を塞いで胸の気管孔から空気が噴き出す」、「パソコンのキーボードに埃を見つけて思わず口で吹いたら気管孔から空気が噴き出す」とかですね叫び

 

 

 

【Shingiさん】

筋肉ゆっくり筋肉を収縮、伸展させるスロートレーニングは、関節にも優しく、効率的に筋肥大が期待できますから闘病中の方、高齢者の方々の運動に有効だと思いますよ!

「筋トレが救った癌との命がけの戦い」ありがとうございます。今思うと闘病中の愚痴大全集のようですが正直な心情を書いていると思います。OK

 

 

 

【猫野そらさん】

筋肉命と引き換えに多くの物を失いましたが、大切な多くのことを得ることが出来ました。

ドクター、看護師さん、家族、友人、関わってくださったすべての人に感謝です。

「生きてるだけで丸儲け!!」です!!チョキ

 

 

 

【SAVさん】

筋肉自分がそうであったように「腺様嚢胞癌」は一般には知られていないし、情報も少ないのが現実です。腺様嚢胞癌についての情報、自身の体験を語って行きたいと思います。

多くの人々に助けられ、勇気をもらえ感謝、感謝の日々ですが、リングで戦うのは自分ですからね!!出来る事をやるしかないです!!ダンベル

がん宣告から今日までのまとめ(7)

『手術で私の体はどう変わったのか?』

 

術後、ツォン担当医に「今回の手術で私の骨、筋肉はどう変わったのか?」を聞いてみました。皮膚の縫合跡が大きくJの字になっており、右胸の腫れとツッパリが強いからです。外科手術はしたくなかった元ボディビルダーとしては気になるところです。

(※私が描いた首から胸にかけてのJの字の手術痕のイラスト。)

 

癌に侵された気管には人工気管は現在の医学では存在しないため、残された短い気管を口方向(縦方向)ではなく距離をかせぐために心臓の血管の間をくぐって横方向に這わせ胸に開けた穴に縫いつけ「永久気管孔」という呼吸をするための穴を構築するというのが今回の縦隔気管孔作製手術です。

(※絵にかくとこんな感じです。)

 

術後は鼻、口を使った呼吸をしない。胸に開けた気管孔という穴から呼吸をする。通常の体では鼻、口で空気を吸って吐き、口を使って食べ物をとり、喉で空気は気管に入り、食べ物、飲み物は食道へ流れ込むのですが、これが別々の道を通ることになるのです。

 

「鼻が胸に付いたと思えばいい!」とも思うのですが、実際にその体になってみると今まで当たり前にできていたことが出来なることが多く、生きていくうえでのリスクも高まることを改めて思い知らされます。

 

例えば、臭いは分かりません(臭い臭いがわからないのは良いのですが、ガス漏れがあってもわかりません。危険です。)、口、鼻から空気は出ないのでローソク吹き消されません鼻がかめませんうどんすすれません熱い食べ物をフーフー出来ませんガラガラうがいもできませんあくびは今までの習慣か同じように口を大きく開けるのですが、空気は胸の孔から出ます、くしゃみ、咳も見た目には今までと同じようなのですが空気が胸の孔から噴き出るだけで全くスッキリしません、が胸の孔から吹き出します。お風呂に浸かれません水泳?とんでもない!数えるときりがありません。とにかく、今までの当たり前が当たり前ではなくなるのです。

 

この手術で、鎖骨、第一第二肋骨、胸骨を失いましたが、 主治医の野守医師によると「鎖骨、胸骨、肋骨を「切断する」ではなく「切除する」、「戻さない」のではなく「戻せない」」その理由は残せる気管が短く分厚い胸では外部までの距離が稼げず気管孔が作れないからということでした。

 

(※ツォン先生の書いてくださった説明図です。手術だけでなく絵も上手いですね。)

 

右の大胸筋が無くなったのは、気管を単に皮膚に縫い付けるだけでは強度がもたないので右胸の大胸筋を気管孔取り付けのベースとして使われたからでした。「折角、長年鍛えてきた大胸筋なのにめちゃしよるなあ」という感じでした。後に知ったのですが、大胸筋が気管孔近くを走っている大動脈を守る役割もしているそうです。

命と引き換えに大胸筋が犠牲になったのですね。ありがとう!!僕の右大胸筋!!

 

もうひとつ悩まされたこととして、「胸の右大胸筋切除痕の腫れと首から胸にかけての突っ張り感と痛み」があります。鎖骨、胸骨が切除され、それらに付着していた首を回す役割をする「胸鎖乳突筋」は切断され大胸筋に縫合されているそうですし、外科手術で切断して縫合した筋組織は傷の治癒とともに硬化していくそうですから当然と言えば当然ですね。

 

(※追記:この大手術から5年が経過しましたが、未だに胸の骨を切除して胸に気管孔を作った自分以外の人に出会ったことはありません。首から胸にかけての手術部の筋肉はカッチカチに固まったままです。)

 

 

【今日の筋トレ】

◎スローチェーントライセップスイクステンション 7回~5回×10セット

 

◎ハンギングレッグレイズ 20回×5セット

 

【今朝の公園】

(※昨日、今日と暖かい朝でした。明日から寒くなるそうです。)

(※ひとりひとりの心がけでゴミの無い綺麗な公園になってほしいですね!!)

がん宣告から今日までのまとめ(6)『私が受けた手術』

「I’m back!! 手術成功の報告!!」(2017年09月15日のブログより)

 

I’m back!! 生きていました!!術後、ICU、HCUを経て一般病棟に戻り、チューブだらけの体ですが、やっと何とかスマホを操れるようになりました。

 

そんな体で、術後10数時間でチューブだらけの体で早くもリハビリが始まりICU内を歩かされました。今は回復を早め、合併症をふせぐためにそうするとは聞いていましたが、これには流石にびっくりしましたが頑張っています。

 

それよりもチューブまみれで、上半身が動かせないため背中、尻が痛くて眠れないのが辛い。

訴えたくても声が出ないのが辛い。

 

気管孔の痰の吸引もかなり辛い。吸引のチューブを気管孔に入れられるたびに電気ショックを受けたように体がのけ反ります。

 

しかし、痛みは生きている証。頑張ります。

 

No  pain, no  gain(「痛みのない所に発達は無い」というボディビル用語) は、まだ、始まったばかりです。などと格好をつけていますが、しばらくはブログを更新する余裕はないかもです。しかし、こんな難しい手術をやってのけるドクターたちも、術後の世話を冷静にテキパキする看護師さんたちも凄いですね!感謝することしきりです。まずは、手術成功「生還」の報告でした。

 

★私が受けた手術内容★

【主病名】喉頭、気管癌(腺様嚢胞癌)

【腫瘍範囲】輪状軟骨から第10軟骨輪

【手術実施日】2017年9月12日 09:52~18:13(8時間21分)

【診療科】呼吸器外科 野守医師、耳鼻科 岸本医師

【術前診断】気管、腺様嚢胞癌、甲状腺浸潤(+)、食道浸潤疑い

腫瘍範囲:輪状軟骨から第10軟骨輪

【手術診断】同上、食道浸潤なし、完全切除

【麻酔種類】全身麻酔(分離肺換気)+硬膜外麻酔

【術式】気管切除、喉頭摘出、鎖骨、第一、第二肋骨切除、縦隔気管孔作製

【出血量】260ml

【輸血量】0ml

 

 

◎開胸の結果、危惧されていた食道への浸潤がなかったため、16時間という予定の手術時間は約半分の8時間21分で済みました。待機していた消化器外科のドクターの出番はなかったことになります。

 

◎執刀していただいた亀田総合病院の呼吸器外科の野守医師、耳鼻科の岸本医師はともにスーパードクターと呼ばれる名医なのですが、手術での手の速さが凄いと聞きました。出血量260ml、輸血量0mlがそれを物語っていると思います。

 

この手術は二人の名医でさえ私で生涯3人目。出来る医師は日本に数十名しかいないそうです。

 

◎切除する気管の周辺には食道だけでなく心臓から脳へ繋がる大動脈、多くの重要な神経が存在するため一つ間違えば大動脈からの大出血、術後にも感染症による大動脈からの大出血で死亡する可能性(20%)があると説明を受けました。

(※追記:手術から5年が経過し、転移などもあり関東、関西のいくつもの病院で受診しましたが、この手術をしたことがあるという医師に出会っていません。私は友人の紹介で良い医師に出会い、ツイていたということになります。)

 

 

 

手術中の顕微鏡での簡易検査、術後の細胞検査では陰性「完全切除」となりましたが、再発、転移の防止目的で「断端部への放射線治療」が告げられました。放射線治療をすることで腺様嚢胞癌の局所再発は防ぐことは出来るが遠隔転移は防げない。転移確率40%、肺転移が最も多いことも告げられました。

(※追記:私自身、2020年11月「肺転移」(開胸手術で肺部分切除)、2022年5月「肺多発転移」(サイバーナイフで治療中)と2度「肺転移」しています。)

 

 

★癌治療における「完治」「寛解」「完全切除」とは?★

がん切除術後、がん治療後5年間再発しなければ「完治」しただろうとみなすそうです。「5年生存率」という言葉をよく耳にするのはこのためです。

乳がんの場合、5年以上が経過しても再発することがあるので10年が「完治」の目安、腺様嚢胞癌ではしつこい癌なので5年、10年が経過しても再発、転移が起こるそうです。

腺様嚢胞癌は「事実上完治がないがん」と言えそうです。

 

「寛解」というのは、「完全に治ったとは言い切れないが、病気を抑えることが出来ているという状態」を言います。

 

手術における「完全切除」とは、「肉眼、顕微鏡で確認しても腫瘍が取りきれた状態」を言います。R0(アールゼロ)切除とも言います。しかし、完全切除と言っても、癌細胞が体のどこかに潜んでいて再発、転移する場合があるので、切除した時点では完全に治癒した状態ではありません。

 

肉眼的に明らかに腫瘍が取りきれなかった状態はR2(アールツー)切除、肉眼的には取り除いたが顕微鏡での確認で腫瘍が取りきれていない場合をR1(アールワン)切除と言われ、「不完全切除」「非治癒切除」と言うことになります。

 

【今日の筋トレ】

◎ワイドグリップパラレルチンニング  10セット

 引き上げる時は一気に、下ろすときはゆっくりを心がける。

ハンギングレッグレイズ 5セット

Shingiさん、Mec-sympaさん、masabunさん、コメントありがとうございます。

 

Shingiさん

 

コメントありがとうございます。

60代の肺活量平均値は2100cc~2200ccですが、右肺全摘出とのことなので、その半分程度と言う事になりますから、まさに生きる為の手術をされたのですね。私の場合は、右肺部分切除と放射線肺炎、気管が径10mm程度×5cmの永久気管孔呼吸なのですが、それでもやはり階段の上り下り、ヒンズースクワットなどをするとすぐに息が上がってしまいます。

なので、インターバルは呼吸が落ち着くまで充分に長く取り、動きは4秒上げ、4秒下げのスローでやっています。太極拳のイメージですね。

プッシュアップは右の大胸筋はほぼ無いので、斜めプッシュアップを血流アップとストレッチ目的でやっています。お互い、67歳同い年。自分を信じて無理のない範囲で出来る事をやって生きましょう!!

 

 

 

 

【Mec-sympaさん】

仰る通り、オフィシャルになるとそれまで来てたコメント通知のメールが何故か来なくなりました。コメントの返事もPrtScして記事として返信との指導をいただきました。セキュリティの問題だそうです。

「筋トレが救った癌との命がけの戦い」ご購入いただいたとか!!ありがとうございます。本来なら2017年に失っていたかもしれない命です。おまけの人生をブログとYOUTUBE

で「自分のがんとの戦い+ライフワークである筋トレの情報発信」で費やしたいと思います。これからも宜しくお願い致します。

 

https://www.youtube.com/channel/UCzPXbT-T9efsY1BuHYja99g

 

 

 

 

 

 

 

【masabunさん】

20年前と言うとホームページ「BIGTOEの筋肉物語」ですかね。あの頃はまだ、mixiもブログもFACEBOOKもYOUTUBEもなく、ホームページの掲示板でした。

筋肉物語に主な記事は、このアメブロの左の欄の「BIGTOEの筋肉物語」に残しています。お時間があれば見てください。また、書籍もご購入いただいたとのことありがとうございます。感謝です。

 

手術から意識が戻るとそこは集中治療室(ICU)ということになります。集中治療室ICUでの様子をライブドアブログから振り返ります。

生まれて初めての、それも命を懸けた大手術。当然のことながらICUなどに入るのも初めてでした。


意識が戻ったときに、周囲に妻、娘、息子、親戚、ハーパー看護師を確認しました。でも、体はおろか喉も全摘出しているので首を動かすこともできません。自由になるのは近眼+老眼なのにメガネをかけていない目だけです。鼻の穴からチューブが出ているのを確認しました、チューブが入った右の鼻の穴側の顔の感覚が痺れている感じです。両腕には手術中につけられた点滴などのチューブが数本つながっているようです。背中には硬膜外麻酔のチューブ、両胸からは廃液排出用のドレンチューブ、おちんちんにも排尿用のチューブ、そして、お尻はといえばどうやらオムツをされているようです。

 

意識が戻って間もなく、背中、腰、尻に痛みが襲ってきます。何とか体の位置を変えたい、体勢を変えたい。でも、動くのは足だけ。当然、眠れない。眠るどころではない。背中が痛くて。尻が痛くて。たまらずナースコールを押す。ナースが来るが、手は動かせない、声帯をとっているので声は出ない。訴えたいことが伝わらない。もう、泣きそうです。やっと大体の希望が伝えられ、看護師さんが二人がかりで「せいの~よいしょ!!」とばかりに体を動かして体勢を変えてくれます。ありがたい。

でも、しっくりこない。今度はこっちが痛い。あっちが痛い。ナースを呼ぼうと思うと手からナースコールが離れてどこにあるのかわからない。何とか訴えようと動かせる足をあげて振ってみるが誰も気がつかない。

 

急に周囲があわただしくなった。ドクターか看護師さんかわからないがベッドの周りをあわただしく動いているのがわかる。「何が起きているのだろう?」そう考えていると潮が引くようにベッドの周囲から誰もいなくなった。少なくとも眼しか動かせない自分にはそう見えました。

襲ってくる不安感。「身動きが出来ない状態で誰もいないのがこんなに不安なのか?」と思いました。

 

手術が終わった午後5時頃からその繰り返しで一夜を明かす。

時々、目を開けるが、焦点が合わない、天井が目の前に見えたり、遠くのものが近くにあるように見えたりで遠近感もわからない二重に見える。そうこうしている間に長い夜が明けたようだ。

看護師さんが体を拭いてくれだした。尻の下にシートのようなものが敷かれたようだ。お下の洗浄のようだ。生まれて初めての経験で「あのう。自分でやります。」と言いたいところだが、体が動かせないのだから身を任せるしかない。開き直った。おしめをつけられたようだ。赤ちゃんの時はともかく・・・。ええ、おっさんが・・・。まあ、いいか。どうしようもない。

 

またまた、そうこうしているうちに、突然お声がかかった。「はい。体を起こしますよ。立ち上がってください。」「エエ~ッツ!!冗談はやめてよ!!」(心の声)壁の時計を見ると午前10時!!ベッドサイドに立ち上がらせられた。「では、歩行器を持って歩いてください!!」結局、部屋を出てICUフロアを1周させられた。

最近は、合併症の予防、血栓予防、回復を早めるために早い時期に歩かされるとは聞いたことがあるが、盲腸の手術したのとは分けが違う。さすがに驚きでした!!びっくらこいだ!!その後、3時間ほどでICUを無事?卒業!!HCUに移されました。「新生、賢人(BIGTOE)誕生の日」の出来事でした。

 

PS:入院前に、勤務先のの山本さんから聞いていた手術の体験談。「麻酔から覚めたとたんにチューブが入れられたおちんちんの激痛で外してくれ~!!と叫んだよ。」という痛み。幸いそれは、多少の違和感を感じるだけで済みました。ああ、良かった!!

【HCU】

HCU「High Care Unit」の略称。「高度治療室」と呼ばれる。

ICUと一般病棟の中間に位置する病棟で、HCUでは患者4人に対して1人の看護師が配置される。

【ICU】

ICU「Intensive Care Unit」の略称。「集中治療室」と呼ばれる。

生命の危機に瀕した重症患者を、24時間を通じた濃密な観察のもとに、先進医療技術を駆使して集中的に治療する。患者2人につき看護師1人が配置される。

今日は初の試み、「筋トレすきすき公園呑み会🍻(ミニ忘年会)でした。

 

お店と違って予約とかの関係で人数の増減も気にすることはないし、換気も最高で密になることもないからコロナも関係ない!!

 

飲食はポットラック形式で各自の持ち寄りだから予算も低料金で経済的。

 

筋トレ可能な遊具完備、天然日光浴可能、いくら飲んでもトイレ行き放題。もう言う事ありません!!

 

近所迷惑にだけは気を付けて、楽しんだ後のゴミはきちんと全員で掃除が原則です。

 

来週30日からは寒波到来とか。春には桜の花見放題!!その前に防寒着持参になりますが新年会も考えていマッスル!!

 

【今日の公園筋トレ】

◎斜めプッシュアップ 50回×5セット

◎ハンギングレッグレイズ 20回×5セット

(※公園のゴミ掃除の合間にひとやすみする親父さん)

(※今日の取れ高 コンビニの袋2袋)

がん宣告から今日までのまとめ(4)

術後の痛みと痛み止め』

「術後の痛みと痛み止め」についてライブドアブログ記事の続きです。「ICUの思い出」にも痛みについて記しています。

 

★麻酔と痛みどめ★

外科手術を受けたことがない方のために痛みと麻酔についてお話しましょう。
手術をうけることになったら、まず思うのが痛みについてですよね。手術中は全身麻酔がかけられているわけで痛みは感じません。骨をも切除する大きな手術なので「麻酔から覚めたときにどんな痛みが襲ってくるのか。」私もそれを心配していました。
「実際はどうなのか?」をまとめてみました。


【手術時の麻酔】
手術では、寝台のうえに横向きに背中を丸めて寝かされ「さあ、少しだけ頑張りましょうね。」という麻酔専門医の声とともに、背骨の中を走っている脊髄という太い神経のまわりに局所麻酔薬チューブを入れて手術部位の痛みをとる硬膜外麻酔が施されます。そして、酸素のマスクを顔にあてる(ここで意識は飛んでしまいます。)、点滴から麻酔薬を入れる全身麻酔が行われ意識が完全になくなります。あっという間に意識がなくなりました。

当然のことながら、手術中は、意識がないので痛みは感じません。

 

【術後の痛み 意識が戻ったときどんな痛みが襲ってくるのか・・・】
手術が終われば、ICU(集中治療室)で目覚めます。呼びかけられて目を開けると、周囲に妻、娘、親族、看護師さんの顔が見えます。痛みについては、私自身が恐れていたのは、「術後、麻酔が切れたときにどんな痛みが襲ってくるのだろう」ということでしたが、術後の痛みについては、今は患者自身がボタンを押して鎮痛薬の注入量をふやすことができる硬膜下麻酔を始め、鼻から入れられたチューブや点滴から痛み止めが注入されており心配したほどではありませんでした。(個人差はあるとは思います。)

 

そして、気付くのが鼻からおちんちんに至るまで、体のあちこちがチューブに繋がれ身動きがとれないことです。最も悩まされた痛み。それは身動きがとれない、じっと同じ姿勢で寝ていることからくる背中、腰、尻の痛みでした。

 

元気な時には、「1日中寝ていたい。」と思ったりしたものですが、寝ていること、しかも、体は縫い合わされ、チューブで身動きがとれない状態でじっと寝ていることがどれだけ苦しいか生まれて初めて知りました。これだけは、痛み止め薬ではどうしょうもないようです。チューブに繋がれている間、背中痛、腰痛、尻痛に悩まされることになります。

 

実際、想像していた手術の傷の痛みは前述の痛み止めにより、かなり緩和されるのですが、じっと寝ていることによる背中痛、腰痛、尻痛には閉口しました。ナースコールを押すたびに体の位置を変えてくれる看護師さんに感謝です。(2人がかり、3人がかりで動かしてくれました。)

 

このことについては、体の大きなヘビー級のプロレスラー、ボディビルダー、お相撲さんは、本人も介護する人も大変だと思います。体がでかい、重いことによるハンデを知る瞬間です。

 

HCU(高度治療室)を経て一般病棟に移ってからは、まず排尿用のチューブが抜かれ、硬膜外麻酔のチューブが抜かれ、水、食事がとれるようになれば鼻から喉、胃袋へ入れられていた投薬用、水分、栄養補給用のチューブが順次抜かれていきます。そして、最も鬱陶しい廃液用のドレンチューブが抜かれます。ここまで来れば、後残っているのは、点滴用のチューブくらいでしょう。大方のチューブが抜けると体はかなり自由に動かせるようになり、動けない苦痛、痛みからようやく開放されることになります。

 

一般病棟に移ってからも喉頭部全摘での傷がいえるまで飲食が一切出来ない為、鼻の穴から胃袋まで挿入されたままのチューブで定期的にメイバランスなどの栄養剤、痛み止めなどが流し込まれます。腕に刺されたままの針からも痛み止め、炎症を抑える薬、栄養剤の点滴が流し込まれます。

 

2週間後の食道燕下造影検査で食道の流れに問題が無いことが確認されたあとからは、水、重湯、通常食へと飲食が進められ、鼻のチューブが抜かれます。同時に薬も経口投与になるのですが、その量の多いこと。内容を尋ねてみるとその多くがカロナールロキソプロフェントラムセットなどの痛み止め、消炎剤+胃薬でした。。

 

健康な時は、バファリン、風邪薬でさえ、何時間おきに何錠。それ以上は飲んではいけないと気を使っていたのに、「こんなに痛み止め飲んで大丈夫なのか!?」その薬の多さにはビックリしました。

 

(ICUの思い出に続く)

 

【今日の筋トレ】

◎スローチェーントライセップス 10セット

◎ハンギングレッグレイズ

センカクさん、ペコ茶さん、Tanacho-2020さん、下り坂さん、おきどきさん、わかめっちさん、コメントありがとうございます。

《センカクさん》

優しいお言葉ありがとうございます。

死を身近に感じることで、人生で大切な事、大切な人がわかった気がしますし、それまでと違い日々なにか一つだけでもいいからやろうと大切に生きてきた気がします。まだ、もう少しこの世でやることが残っています。

 

(永代供養墓 ここに入りマッスル!!)

 

 

《ペコ茶さん》

がんと戦っておられるのですね。私は特に信心深い方ではないので神様が本当に居るのかどうかは分かりませんが、捨てるも拾うも見ている人は居ると思います。自分の気持ちを良くするためでもあるのです。

 

(綺麗な公園)

 

 

 

《Tanacho-2020さん》

ありがとうございます。

おっしゃる通りですね。世の中にはもっと過酷な状況の中で働き、生きている方が大勢いらっしゃいます。私の場合、今まで特別に恵まれていたのではないものの人並みの健康がありました。この5年間に多くの友を失いましたが、今、自分が生かされているのには感謝しかありません。今は生かされた命を何かの役に立てられればと思います。笑顔を忘れないように。

 

 

《下り坂さん》

コメントありがとうございます。

「古いものを捨てなければ新しいものは入ってこない」という言葉を聞いたことがありますが、がんになって色んなものを失ってわかることってありますよね。

世の中の今まで思い悩んでいたことのほとんどのことはつまらないことに思えますし、普通のことが大切に思えます。価値観が変わりました。

 

 

《おきどきさん》

おことばありがとうございます。ゴミが散らかった公園は嫌な気分になりますが、ゴミのない綺麗な公園で筋トレすると爽やかな気分になり気持ちも良くなります。

どうせ筋トレのインターバル中はボーッとしているだけなので一挙両得になります。

OK!これからも公園を楽しみます!!

 

 

《わかめっちさん》

情報ありがとうございます。

お笑いセラピスト尾崎里美さんですね。アメブロ読んでみますね。