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Hiroshiのブログ

今後不定期投稿となります

<日曜>
朝から住民検診に行く。一般健診以外に幾つかの検査オプションも付けて合計2300円、これで健康管理ができれば安いもの。受付が並列で設置されてあちこち廻される。順番に一列に配置できなかったのか? せめて1~2と番号を付けるだけでも簡単に解決できるはず? それは兎も角、ほぼ1時間かけて全ての検査を終了する。

生ゴミから生えた南瓜?に黄色い花が咲く。さて、実はつけるのか? 実がつけばキュウリかカボチャか分かるだろう(笑)

 

 

 

 

<中国のIT企業規制>
中国が滴滴やアリババをコントロール下に入れようとしている?
https://news.yahoo.co.jp/articles/aab7b7f9d03091a4e87045c1c591e041ec4d12c2
https://nordot.app/777672385274675200

かつて『14億人のデジタル・エコノミー』の著者(2019年)は、中国の中核的企業である銀行などが旧態な構造を持つこと。そして今後、当局の規制が行われ、こうした旧態の企業とIT企業などの先進的企業が統合されるときに、こうした構造が足枷になるかもしれないと述べた。その予兆か?
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6567/trackback

以前、中国の先端企業にダイナミズムを感じる一方、日本では既得権益層がこうしたサービスの導入に抵抗していることを感じていたが。これが規制の前触れなればそろそろ限界が見えてきた?




『デジタルエコノミーはいかにして道を誤るか』
ライヤン・エイヴェント著、東洋経済新報社、2017年初版。

冒頭、何十年重ねてきたキャリアの価値が突然下がる、あるいは身に付けた教育が今後役に立つか分からなくなる時代だとする。著者もコラムニストとしてその脅威を感じている。p2 

まさしく私が定年間際に感じたこと。だから、

 <遅刻してきて有り難う> 

と定年を迎えた私などは今になって感じてしまうのだ。一握りの教え方の上手い教師のオンライン授業を数千人の学生が観て、質問にS N Sや掲示板で答えれば何も沢山の凡庸な教授は不要だ!

内科医の代わりにAIドクターが診断し、質問に答えればAI弁護士が書類を作成してくれる。キャッシュレスで全て決算すれば税理士は不要な時代になる。但し脱税、もとい節税は出来なくなるが(笑)

現在ヨーロッパの25歳未満の成人の2割が失業し、OECD加盟国の12~29歳の若者の12%はフリーターだという。p4 今、天神(福岡の繁華街)を歩けば、あちこちでギグワーカーの若者がスマホで注文が入るのを待っている。

今後、自動化、グローバル化でインターネット化で労働力の余剰が起こるかもしれない。いや間違いなく起こる!(断言)

労働力がもしかすると経済の重要な要素出なくなるかもしれないというのはこれ迄の経済学への挑戦かもしれない。

こうした潮流に対し反動的政治勢力の興亡の例として、まさにあのトランプを挙げているが、まさしくこれは現実のものとなった。p17(この原本は2016年)

<愛国を語る資格なし>
「反日的な人が五輪開催に強く反対」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a50f0694a6bcd4c0741435bcdcbdac41b4147f11

はあ? 「僕ちゃんお腹が痛い」と言って、

二度も国政を放り出し、責任から逃げ出した男に愛国を語る資格はない!!

自分と異なる意見を持つ人間を反日とする卑怯者!

 

 

 

 

『デジタル エコノミーはいかにして道を誤るか』はまだ半分も読み終わっていないので今日、隣町の図書館に再度貸し出しの手続きに行く。

この本の中で突然、『国家はなぜ衰退するのか』が引用され、アセモグルとロビンソンが以下のような結論を述べていたことの紹介がある。

<投票権の拡大は社会不安や革命を深く憂慮した政治階級による理性的判断だったと>p130

一度読んだ本だが、そのような記載の記憶がない。できれば章とか引用してもらうといいのだが、本1冊ドンと引用されても調べようがない。

それで思い出したのだが、あの本は『大講堂の教壇の上から抗議を受けるような内容』ということで不満を持った。以下のように読後の感想を述べている。

『具体的データーが少しもでてこない、ここで述べられていることは著者の解釈であり。生のデーターを提示してそこから読者とともに分析していくということがない。これが読んでいて退屈さを感じた最大の点』
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4889/trackback

さらに、あの本の中に中国の将来を占う部分があるが、

『中国の収奪的政治制度化の成長は持続的ではない。長期的には限界に突き当たる』p247 p284 そして、いずれ活力を失うと予言する。p252 p257 さらに『習近平氏になってからますます政治的には収奪的になっているとも』
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4889/trackback

しかしどうだろう? 中国の将来は決して衰退するように見えない。むしろ衰退の兆しがあるとするなら、アセモグルとロビンソンのいう収奪的政治体制でなく、人口学的時限爆弾の方だと思っている。

彼らが最初にイデオロギーがあり、そこからの解釈なので未来の予測を誤っていると感じる。その意味でも個人的にあの本は高く評価していない。でもアマゾンの評価では星4.2つでかなり高いのですが? ま、人それぞれということかな?

1つだけ最悪の評価をつけた人の意見に、
   『結論ありきで、きちんと説明できてない点が多い』
とあったが、その意見に賛成かな?

図書館の帰りはそのままモールのスタバへ(汗)結構人出は多かった。




『つくられた格差』15
まず、著者は包括的国民所得税を提案する。これは労働所得だけでなく、企業利益と利子所得全てにかかる。基本は利益の総額で控除や適応除外は一切ないとする。p274 そして全ての所得に一度だけ課税する。p275 所得移転がなくなるのでそれが可能になる。

以前も紹介したように、著者は税制をどのようにかえれば、現在の格差がどれだけ解消されるかを確かめるツールを紹介する。大量のデーターを収集し、これに彼らが作成したプログラムをウェブ上でうごかして誰でもがシュミレーションできる。これらのデーターもプログラムも入手可能なので、彼らの結論を否定したり、批判したりする人はそれらを用いてやれば良い。これこそ「反証可能性を保障する」もの。実に素晴らしい。場所は此処、素人でも楽しく遊ばせて貰いました。p284~5
https://taxjusticenow.org/#/

ピケティもそうだが、彼らの凄いところは本に載せられないものはこうしてWeb上に載せて誰もがアクセスできることだ。こうした先進的試みを日本の経済学者もしているのだろうか?少なくとも私は知らない。

様々な提言を語る経済学者や自称経済評論家は多いが、大抵口先だけの政治的思惑を含めた経済論争で非常に「軽く見える」

因みにサエズの共著者であるガブリエル・ズックマン(Gabriel Zucman)は2019年にベルナセル賞とスローンリサーチフェローシップを受賞した現在34歳(1986年生まれ)の期待の若手。これからも注目しておこう。

それは兎も角、この本間違いなく、『お薦めの1冊』となった。何とかして二回目の延長手続きをせずに図書館に返却できそうでよかった。流石に二回目の再借り出しは気が引けるので。

 

 

 

追伸: WeChatの音声認識モードを試してみた。確かにちゃんと認識できている。これは使えそう。

<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
ダイヤモンドリーグ ~時間 +50XP,34387XP 二十六分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=xer8C_poG98&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=10
HSK4,#8~10 背了四十八分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=XwrHlQsulks
びびさんのポスト, 25min~end, 听写十三分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=OpzaNPXO2Bo
李ちゃん、背了十分钟足球单词。

https://www.youtube.com/watch?v=9vuBfMx3P2s&t=782s
HKS5,~44min,背了半小时单词。继续努力!

https://www.youtube.com/watch?v=QydtkVmwmWk&list=PL2qMvlnKBIIymJ7OT9xFonvCpHITGYmoZ&index=7
チャイナ道場,9~7 学了四十四分钟汉语。

https://www.youtube.com/watch?v=X11R7e1z_oA
Miho,学习一分钟汉语说话。

https://www.youtube.com/watch?v=S-CYKJGXYKQ
Kazu,十三分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=Z3M1f5URXls
https://www.youtube.com/watch?v=sZc6L6GOREU
ゆうきの中国語,三十分钟。
Weblio:  https://cjjc.weblio.jp
WeChat:音声確認 & 音声確認君
一共三个小时二十二分钟。

运动;爬上散步 4.4km,5717步,8楼。





<不安定な民主国家よりも偉大な王朝>
昨日はニュースも中国関連webも中国共産党100周年記念行事の記事で溢れていた。そうした現象を家族構造から俯瞰してみる。

Toddによれば中国の家族構造は「外婚制共同体型」だとか。その社会構造に共産主義を強要された場合に奇妙な反応を見せたという。訂正>よく適応した
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3477/trackback

また瀬川昌久は「傍系型拡大家族」とし、父息子の絆と兄弟間の対等性によって結びつけられた大型の家族だという。その構造は古い住居構造によく表れていると個人的には感じている。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3497/trackback

ここでいう父親は、今のシューさんの存在を象徴するのかもしれない。ただし、政府を信頼しない伝統と、公平や正義よりも安定と豊かさを求める気持ちは強い。

それがもしかしたら、<不安定な民主国家よりも偉大な王朝>を求める傾向を産むのかもしれない。




<国際法人税改革で大枠合意>
ちょっと先走りするが(汗)

ホットなニュースとしての今日の「国際法人税改革」の動きは、まさに『つくられた格差』で提案されている方向にOECD加盟国は進んでいることを示している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/45225eaca1e7657b4acc5fe6a040b1811e131300

『デジタル課税は多国籍企業の利益率が10%を超える部分について、その20~30%を事業を行う各国での売上高に応じて配分する。国内に該当企業の本社や工場などの事業拠点がなくてもサービス利用者がいれば課税できるようになる』




『つくられた格差』14
ここでToddが指摘したのと同じ点をあげてさらに論じる。それは米国人の平均寿命である。世界最大の医療費を投じているにも関わらず、米国人は他の先進国より短命=2年程度である。p253 例えば、下のデーターによれば、米国はほぼ10倍の医療費をかけているにもかかわらずキューバと変わらない。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5662/trackback

この理由の1つに医療費の高さ、無保険の人の多さがある。これについても詳しく論じている。例えば米国の場合、労働者階級(人口の半分)当たりの年間所得は1万8500ドルでにも関わらず、医療費は1万5000ドルにもなる! これは国民所得の20%。この割合は他の先進国の2倍(10%)なので、これを他の国並にしても7500ドルで、年間所得18,500ドルでは賄いきれないという。p262 それはそうだろう。

それにしても医療費の高さは異常だ。この理由が民間医療保険制度にあり、逆に言えば国民皆保険制度の欠如による。米国時代、普通の人でも無保険の人が身近に沢山いて驚いた経験がある。彼らは普通の病気ではなかなか病院にいかない。これが今回のコロナでの死亡率増加に大きく関わったことは疑う余地がない。なお2019年現在、無保険者は成人の14%だとか。p268 全く驚かない。

そろそろ最後の章に近づいてきたが、著者はこれまでの税制の不公平性に対し、将来可能な税制の世界を示す。そして、

『正義の実現をあまりに先延ばしにするのは、正義を否定するのと同じである』

とのキング牧師の言葉を挙げている。p271 それではより良い税制とはどのようなものであるか?

<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
ダイヤモンドリーグ ~時間 +30XP,34337XP 二十二分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=svq8CaeWyqU&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=8
HSK3~4,#6~8 背了四十四分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=XwrHlQsulks
びびさんのポスト, 16~25min, 听写二十一分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=r_21He5Tmww
2021.06.29 テレビで中国語,看了二十七分钟NHK电视。

https://www.youtube.com/watch?v=dYLA8_Qyksc
OrientalDS,十分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=9vuBfMx3P2s&t=782s
HKS5,~43min,背了二十四分钟单词。继续努力!!一共两个小时二十八分钟。

运动;爬山散步 3.1km, 4636步,1楼




<残るもの、残らないもの>
先日「真珠の涙」さんのところで、「アフター・コロナで残るもの、残らないもの」についてコメントした。
https://ameblo.jp/midmid-0617/entry-12683452054.html

「真珠の涙」さんは、

『バカバカしいとか、わざわざとか、そういう一見無駄に見えることが実は人間にとっては大事なこと』との意見だが、

やはり私には、無駄なことをこれまで「慣性」や、「仕方なく」やってきたことが多いと思う。それらは、すぐには消えないにしてもコロナを契機にだんだん少なくなってくると思うし、またそうでなければならないと思う。

大講堂で100人相手に教師が一方的に講義をするスタイルは今後、消えても構わない。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4030/trackback

しかし、人間相手に注射を打つのとロボット相手に打つのは全く違う。これは残る。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4718/trackback



<驚いた>
AKさんのところの話題で『清華大學藏戰國竹簡』の話があったので、近くの図書館に所蔵されているかどうか調べていくうち、何と大昔の知り合いで当時唐代の文学および哲学史を研究していた人が、何と母教室の教授になっていることが判った。30年以上前の青春の1コマ(汗)
https://ameblo.jp/xuzhoumeso/entry-12683713504.html#cbox




『つくられた格差』13
前の書き込みで、私の考えとして、

「グローバル化により、成長率は発展途上国に持っていかれた部分もあるのではないか」 と指摘したが、それを否定する記述がまさに続いていた!

そこでは、1980年以降アメリカと異なる政策を行なってきた国、ここではフランスの場合と比べると所謂「トリクルダウン」は間違いであることが証明されるという。p243 

図8-2でこの二カ国の労働者階級の税引前の平均所得を比較すると、1961年にはアメリカが1万2千ドルくらいから1970年ごろまで少し上昇し1万6千~8千ドルを上下したのに対し2018年にはほぼ同水準なのに対し、フランスは1961年では7千ドルと低いが徐々に上昇し2018年には2万ドルまでになっている。p244 この2つの国はいずれも「技術の革新」や「グローバル化」の影響を同じように受けているにも関わらず、労働者階級の経済的状況は明らかに異なり、上の2つの理由で説明できないとする。なるほどと思う。p246

技術革新とその生活に及ぼす影響について、Googleの検索やYoutubeの<無料配信>の影響についても、同様なことは昔もありテレビやラジオが無料であったことを挙げて反論する。p249 

また移民の影響については年平均で0.33%程度で統計に及ぼす影響は小さいというが。p251 これには疑問が残る。なぜなら、この数字は「永住」移民の割合で短期(数年から10年以上もある)で、しかも彼ら移住者は大抵若い、即ち、労働人口に相当する。かなりの数になるのではないかと想像するが、どうだろう?

<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
ダイヤモンドリーグ ~学校 +60XP,34307XP 三十一分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=RBvTiSELGqs&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=6
HSK2~3,#4~6 背了四十一分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=9vuBfMx3P2s&t=782s
HKS5,~43min,背了四十二分钟单词。继续努力!!

https://www.youtube.com/watch?v=v42pIAc7aaU
https://www.youtube.com/watch?v=R9upAJoIDnw
李ちゃん、十六分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=XwrHlQsulks
びびさんのポスト,0~16min, 听写三十六分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=ZeNLLFX1Q9o
https://www.youtube.com/watch?v=HRtx2f5jYbo
王陽のほぼ毎日中国語, 练习十四分钟汉语说话。

https://www.youtube.com/watch?v=QVbxM6uTyTQ&list=PL2qMvlnKBIIymJ7OT9xFonvCpHITGYmoZ&index=10
チャイナ道場,15~10 学了五十七分钟汉语。

https://www.youtube.com/watch?v=TXkqOtzsJzg
ゆうきの中国語,十六分钟。一共四个小时十三分钟。

运动;一堂salsa课。




<間違いなく、超がつく『お薦めの1冊』>
『つくられた格差』を読み上げる。大筋は既に『21世紀の資本』で学んだことと重複するが、一番の注目すべき点は、税制をどのように変えるかで過去数十年にわたり広がった経済格差がどのように変化するかを既にある大量のデーターを元にシュミレーションできるツールだろう。データーもプログラムもオンラインで入手可能なので、彼らの結論を否定したり、批判したりする人はそれらを用いてやれば良い。これこそ「反証可能性を保障する」もの。

https://taxjusticenow.org/#/

このツール、1つだけでも十分に『お薦めの1冊』是非、世界中の、日本の経済学者や政治家もこのツールで学んでもらいたい。こうした積み重ねに比べると口先だけの政治的思惑を含めた経済論争が非常に「軽く見える」、もちろんあのMMTとやらも同様。理論としてはそれなりに筋が通っていると思うが、現実世界にここで著者らが提示するツールの1%も貢献ができるとは思えない。

間違いなく、超がつく、『お薦めの1冊』!

まだしばらくこのシリーズは続く予定。




『つくられた格差』12
著者も、当然のことだが、ピケティ同様に「富裕税」の必要を提言する。

そしてこれは所得税とは異なる点も強調する。企業幹部やスポーツ選手は多額の所得を得るがこれは包括的所得税で適切に課税できる。しかし超富裕層は莫大な財産を所有しながら課税対象がない。p219 即ち、税を回避する為に、利益を現金化しないように操作しているからだ。p226

特に問題となるのは非公開会社の大株主。取引が活発でないので株に値段がつけにくい。p223 著者はこうした場合に対応できる手段を提供する。それは<政府が関与して市場を生み出す方式>。p225

そこで、現金の代わりに株式で富裕税を払う選択肢を提供し(もし莫大な財産があっても利益がないと主張すれば、あるいは税金が高すぎるとすれば、現物=株、資産で払うことが可能にする)政府はその株なり資産を公開市場で売却する。そうすることで市場を作り出し、適切な価格を提示できる。p225

ここであの有名な「ラッファー曲線」をラムズフェルドに説明するのに使ったことナプキンがアメリカ歴史博物館に展示されていることを知る。p228 知らなかった!! あれについては、誤魔化しがあると素人なりに批判したことがある。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5890/trackback

ここでこの本の中で最も重要だと思われるデーターが提示されていた。それは所得別に並べた社会階層で平均所得の経時的成長率を示したグラフだ。著者もこれを彼らが初めて作ったことだとしている。それも1946~1980年における成長と1980~2018年を比較することで、

<皆が豊かになる成長から、富裕層のみが豊かになる成長に転換が起こった>

図8-1 A & B

ことを見事に示している。1980年以前では成長率がどの階層でもあまり変わらず、むしろ超富裕層(トップ5%以上)では逆に低下していたのに。1980年以降では逆転している、しかもその急激さは半端ない。問題はそれだけではない。

1980年以前では全体的成長率が2%程度だったのに、1980年以降では1.4%と低下している。p240~241  ただし、これについては少し慎重に取る扱う必要があるように私には思える。なぜならこの時期にグローバル化が進展し、成長率は発展途上国に持っていかれた部分もあるのではないかと思うからだ。勿論そのようには著者は述べていないが。