『阿恵官衙遺跡』
アエカンガと呼ぶ。地名の阿恵と官衙は古代の役所の意味。元、九大農園跡地で発見された。
粕谷町歴史資料館の展示の中で特に印象に残ったもの。
国指定史跡と言う事よりも、個人的に、この遺跡のすぐ側に暫く住んでいた事が大きい。
下の写真の「九大農園跡地」の「地」の字の真下位にあった官舎に暫く住んでいた。
留学から戻り、幸いにもすぐ医学部の助手に採用されたので、空き部屋があり、直ぐ引越し出来ると言うことで下見もせずに入居した。実際は余りの古さに驚き、長居は出来ず引っ越した。
その後、大学が西区に移転が決まり、農園も民間に払い下げる事になったが、その際の調査で見つかったらしい。
発掘地は旧宿舎から歩いて5分とかからない。しかも同時は田圃で何も無い場所。
この場所が古代の太宰府や鴻臚館を結ぶ、極めて重要な幹線道の交差する場所にあり、此処に役所が建てられたのは納得だ。
パンフレット見開きの様に役所の他、正倉や関連工房を備えていたとされる。
交通路としては上記の街道だけでなく、多々良川、宇美川、須恵川等が近くを流れ、特に多々良川、須恵川の間に位置し、運河も開かれ、船着き場等も発掘された。
発掘された甕棺が沢山展示されていたが、私としては内部の張り合わせの際の目印に注目した。甕棺内部には、ⅡやⅢ、○等の記号が書かれている。
『サル化する世界』3
揺らぐ国際秩序についての記事は2018年の第一次トランプ政権末期 (当時、安倍政権) の時期のものだが、今でも通じそうな話。
二人の論客、あのフランシス・フクヤマ氏と、前WTO事務局長、パスカル・ラミー氏が共にトランプ政権がこのまま続けば(=再選を意味する) 、
『アメリカ抜きの国際秩序を構想しないとならない』 と述べた事を紹介する。p67
当時、私自身はそこまでは考えなかった。何故ならトランプ政権の次にきっと反動があり、再選はされないだろうと感じていたから。
事実、彼の二期は無かったが、周知の通り、再び大統領に返り咲いた。事態は結果的にそうなってしまったわけだ。そして、この事態を内田氏は、
Sauve qui peut (ソーブ・キ・プ) と表現する。p68
私にとって初めて聞く言葉だが、船が遭難した時に、
『生き延びれる者は生き延びよ』
との【最後の命令】らしい。つまり各国が自分の才覚で生き残るしかないと言う事だ。そして著者は安倍政権がこれを無視するだろうと予言していた。p68
そしてそれは、
『国際社会において占めるべき名誉ある地位が日本に残されていると考えるのは楽観的に過ぎる』 と述べている。p71
さて、トランプ氏が返り咲き。今日本は故安倍氏に代わり、彼を受け継ぐ形の高市氏となった。だから先日も書いた様に私は、
『米国しか選択肢がない』現状を憂うわけ。
インドやパキスタンの様に【外交は強か】でなければならない筈。









