まずは第一歩 & 『日本人の成り立ち』7 | Hiroshiのブログ

Hiroshiのブログ

今後不定期投稿となります

いつもより超〜早めのアップ爆笑ラブ



<昨夜のサルソン>

いつもより1時間以上遅れてのスタート。その分遅くまで、クローズの11時近くまで踊る。いつも私が帰る頃にやってくる人たちとも昨夜は機会があり、目標の三人達成。この時間帯は皆さんレベルが高い。

 

初めての小柄なJK風女子から『リードがかっこいい』て、おせいじの言葉頂きました。でも、なんか嬉しい!ラブラブラブ

 

 

 

 

 

<まずは第一歩!>

入門レベルだが、これは仕方ないと言うか当然。

 

出来れば講座でなく、オランダみたいに問題が出た時点でいつでも駆け込める体制 (オランダは図書館で対応) になって貰いたいが、期待し過ぎてへぺろてへぺろ

 

 

 

 

 

 


<まずは一歩>

 

遅れた日本のDX化。でもこれも第一歩。ある程度の強制力がないと先に進まない。問題はこれで困る人をサポートする体制があるかどうか。

 

 

 

 

『日本人の成り立ち』7

ところで、著者はあちこちで「縄文人の小進化」という言葉を使っている。p122 p143

 

分子遺伝学の立場から少し気にかかる言葉。1個の細胞が分裂するとゲノム中に数個の突然変異が生じる。しかしそれが集団の中で主流になるかどうかは、ある種の選択圧かかったり、その変異を持った集団が人口を急速に増やさない限り殆どは消えて主流にはならない。

 

それはともかく、縄文人は小柄だとか。p125 これも遺伝的なのか、環境、特に栄養状態によるものなのか議論が必要だろう。

 

実際、この本の中でも縄文後期に四肢骨が長く頑丈になったのは栄養条件の好転だという。p126 おそらくこの時期に狩猟採取に加え、原始的農業が加わったこともあるのではないかと推察する。また東北では栗とかが主要な食料になったとか?

 

土器の分類からは東日本と西日本で縄文の様式が違うらしい。p131 また縄文中期には東日本に多くの人口が偏っている。これは温暖化による人口増加によるとか。遺跡の数からの推定値は、

早期、2万

前期、10.5万

中期、26.1万 (東日本の人口は全体の96%で西日本は1万以下)

後期、16万

晩期、7.6万 p132

 

ここでは中期以降の急速な人口減少が気になるところ。おそらく環境の悪化(気温低下)だろうとされている。

 

ここで著者は様々な仮説をまとめて、縄文人の故郷はスンダランド(東南アジアの古い集団)だろうとして、p144 列島が海面上昇で孤立してからは数千年にわたり小進化を遂げたとしている。p148

 

これは正に最近(ここ数年)縄文人のゲノム解析の結果と一致する。骨格や歯の分析だけでこれだけの結論を出したのは凄い! 勿論、これも将来訂正されることがあるかもしれないが、それはサイエンスの宿命。

 

最近の研究成果を考え合わせると縄文後期に大陸から新たな集団が、おそらく農耕を伴い列島に押し寄せ、交雑したというのが事実ではないか。小進化というのも、その遺伝子導入の結果と考えることができそうだ。これは私の個人的独断と偏見。