『マネージメントの文明史』7 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

木曜病再発、土曜補習決定

今日は遊び倒す予定。

 

 

 

追記

運動:3.7km、5340歩、7階。

雨にて階段坂道はなし。但し、モーションキャプチャーは高度差移動を認識している。

 

 

<福島処理水関連批判動画の推移>

木曜夕 3 vs 22 反日動画+0

3/25 = 12%

 

不管怎么说,这样的报道在中国被政府控制

添削希望!

 

 

 

 

先日、『NATOを知るための71章』を再度、読もうと図書館に行くも借り出し中。仕方ないので同じシリーズの『中国のムスリムを知るための60章』を借りてきて読み始める。2012年初版ということで中国関連としては古いが、とりあえず基本的な事柄だけでも押さえておこうと考えた。

 

中国の何処に行ってもイスラーム教徒がいる。多分、回族だと思われる人々だ。ハラールのラーメン屋のオーナーが大抵そうだ。帽子でわかる。

 

 

 

 

『マネージメントの文明史』7

次は米国。この国も独立が1776年の独立宣言で有名だが、実際にはパリ条約の1783年。そこからメキシコと戦争して勝ち、カルフォルニア等、西海岸を手に入れ、さらに太平洋のハワイ、グアム、フィリッピンを奪い。それで同じように遅れてやってきた日本と中国をめぐり戦う歴史は先に述べた通り。

 

 

 

 

米国におけるイノヴェーションの1つにここでも互換性部品が紹介される。これは修理しやすいので広いアメリカ大陸には最適だし(修理に人や機械を移動しなくて済む)これは国内販路と海外販路は同一で行われることを意味する。p269

 

もう1つのイノヴェーションは上と関係深いが、分割販売を可能にさせたフランチャイズ。つまり信用問題を顧客と関係のある地元の商売人に任せたこと。p272

 

このビジネスモデル(フランチャイズ)はそのまま海外展開を可能にした。そもそも全米というのはそれに相当する広さを持つ。p275

 

ところで、アメリカの株式はニューヨークダウやNASDAQに上場しているが、日本株と比較して右肩上がりで、よく比較される。これに対して著者はこの値はわずか30社、しかもすべて成長を代表する企業の株価。しかも成長が止まった企業は外され、入れ替えが激しい。だから平均的な日本株をけなしても意味がないという。これは知らなかった。実際、GEやAT&T、GM、AIGなどは21世紀にあり外されている。p282

 

アメリカはメキシコ王国との戦争で北米南西部を手に入れた。ここはもともと国王の土地だったので、そのままアメリカの公用地となる。これが開拓者にしばしば無償で払い下げられる。これがこの後議論される投機と恐慌の原因となる。p291

 

以降は個人の考えだが、当時のアメリカは西に広大な「未開の地」を持っていた。それをいわば元の持ち主であるメキシコ(スペイン)から奪った。なんとなく植民地に似ている。ところが西海岸にたどり着いたところで、それが無くなった。ならばさらに太平洋を超えて、ハワイ、グアム、フィリッピンに。そしてさらには西の果てに中国があった。ここらの俯瞰図は何となく先の個人的な日米中の近代史につながる。