<コロナ様症状?>
この数日体調不良。夏風邪かと思ったがなかなか回復しない。別に熱はないし咳も大してでないが、体の節々が痛く寝ていてもズキズキする。それと喉が痛い。昨日はコロナかどうか「白黒つけようと」あちこち走り回ったが結局、検査キットは見つからず。今日は安静第一に転換。それにしても自宅近くの大型薬局コスモスでも、モール内のドラッグ11でも検査キット無し? どういう事? 既に日本はb4 Corona??
それは兎も角、どこで感染してもおかしくない生活をしていたので感染源は不明だが、6回目のコロナワクチン接種が5月12日。まだ免疫が効いているはずだが、免疫あっても感染しないわけではないから仕方ない、重症化しなければOK。
因みにインフルエンザワクチンは去年の10月7日。これは毎年の恒例事項。
改めてヘルス管理記録を見ると異常値が出てくるのは7月4日ごろ、但しこれは脈拍数が異常に高いというもの。血圧と一緒に記録していたのが役にたつ。これから観ると、そろそろ回復基調か?
関係があるかどうか不明だが、自覚症状が出ているのも4日なので関係あるかもしれない。後者は雨なので夜の散歩を中止したこと。普段ならば傘をさしても行うだろうから。何でも記録は重要ですね!
『物流の世界史』7
九章は「歯科医の船」と言う題名。どう言うことかと言うと、小口投資家に税制上の優遇処置(事実上の補助金)をして造船を進めたと言うことらしい。
まず、その話に入る前に第二次大戦後の状況について著者は戦中は損失を最小限にするため小型船が主流だったが、規模のスケールを得てコスト削減のためには大型船が望まれる。そこで造船業が活気ずいた。スーパータンカー、巨大コンテナ船の建造である。p115
ここで突出したのは日本、日本はタンカーに特化し、ヨーロッパはコンテナ船だとか。日本の有利の理由は人件費で未だ低水準にとどまっていた。ところが1973年の石油ショックでタンカー需要は激減した。それを受けて次に韓国の造船が巨額の政府支援で立ち上がったという。p116
同じようにヨーロッパ、特にドイツも補助金でこれを乗り切ろうとした。節税を望む富裕層に投資を奨励するため税制上の特例を作り、「歯科医の船」をつくった。p121 21世紀初頭、コンテナ船の1/3はドイツからの発注だとか。p122
色々な経過はあるにしうてもこれで海上輸送は補助金でかってないほど低コストになった。p123、p126
同様な補助金は日本でも顕著だったと言う。著者はこれを「日本型資本主義」ともいう。p131 日本はエネルギーのない国で石油を輸入するために輸出産業を保護することに躍起になっていたと言う。やり方は国内産業の保護=補助金と高い関税。p131 これは後に非難され自主輸出制限という手段をとる。p135
そう、日本はエネルギーが最大の弱点。このことは昔から分かっていたこと。これまで無策だったと言うだけ。
話をもとに戻すと、日本が力を入れたもう1つが自動車。これには皮肉なことに石油ショックもプラスに作用した。燃費の良さである。さらに国内に複数の自動車企業があるので、国内での競争もプラスに働いたとする。p132
ここから日本の躍進があるのだが、著者はその負の側面も忘れない。日本は先端付加価値の高い機器の開発ばかりに目を向け著しく非効率なサービス業を忘れていたと。製造業が興隆を極めた80年代、サービス業の停滞に気がつくものは誰もいなかったという。p135

