『資源争奪の世界史』2 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<数値目標>

https://www.youtube.com/watch?v=svq8CaeWyqU&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=8

HSK3~4#6~#8 背了四十五分钟单词。

 

https://www.youtube.com/watch?v=lr7aFKzT4KY

王陽のほぼ毎日中国語#87,十六分钟。

 

https://www.youtube.com/watch?v=rXtwM0bhwZ4

『まる見え中国部』338 看了十三分钟TORO频道。“

 

https://www.youtube.com/watch?v=YDKsMaA4GSM&t=45s

Eko,1h24min~1h55min。作文和听力练习,半小时。

 

https://www.youtube.com/watch?v=93VZUEQE5xk

【完全版1~1200】HSK5,0~36min,背了一个小时单词,再三刻苦!

 

https://www.youtube.com/watch?v=ngFhX0s9ysw&list=PLX5jhIuWaM7gkN2-iTCRDLqf-XqXbhCcf&index=47

【青島日美】中級44~43学了十七分钟讲座。

 

https://www.youtube.com/watch?v=dQHgTzEbqdc

ヤンチャンCH/楊小溪看了九分钟的频道。一共三个小时十分钟。

 

运动;爬山散步 3.7km,5729步,6楼。

 

 

 

 

中国はコロナ対応を緩めるが、大丈夫か!?

 

 

 

 

地元の駅前はクリスマス仕様照明

 

 

 

 

『資源争奪の世界史』2

2章のタイトルは「森林破壊を防いだ石炭」だが、正しくは「森林破壊で見直された石炭」とすべきだと思う。p40

 

なぜなら、歴史的に建築物(石造建築は足場に大量の材木を必要とする)や造船の需要でヨーロッパでは中世以来大量の森林が使われ、例えばレバノンのレバノン杉は有名だが、地中海沿岸やヨーロッパ大陸では森林が急激に破壊され現在レバノンには森林はない。

 

石炭の存在は古代ギリシャ時代から知られていたが、近代に需要が高まった製鉄用燃料には石炭では容易に置換できない問題点があった。それが石炭に含まれる硫黄分これは粗悪な鉄しか作れない。これがコークスの開発で、つまり石炭を蒸し焼きにすることで硫黄分の少ないコークスが得られるようになって初めて本格的に使われ始めた。p42

 

石炭は露天掘りは少なく、炭鉱から採掘されるが、この時問題となるのが地下水。これを効率良く排水する方策が求められ、ここに蒸気機関の発明が後押しした。開発当初でも馬車による排水コストの1/6だったとか。p45

 

石炭の産業革命に果たした影響は大きく、紙面を大きく割いて説明があるが、よく知られたことばかりなので特にここには記載しない。

 

さて、次の新エネルギーは石油。これも取り立ててのことはなく省略。次が天然ガスだが、これも同様。問題はその発展型の「シェールガス」だろう。従来型の天然ガスは油田やガス田に纏まって存在するガスだが、このシェールガスは地中に水平方向に広がるシェール(頁岩:けつがん)層に広く分布するガスで、名前もこの地層名に由来する。p94

シェール層

 

この層に広く分布するガスを取り出さなくてはならないが、これを開発したのが水平方向への水圧破砕法だとか。2000年代のこの革命的!技術により可能になった。最近のことでよく「シェールガス革命」と呼ばれる所以。p95

 

この埋蔵量は天然ガス全体の1/3程度で埋蔵量1位は中国で日本の年間消費量338年分だとか。p97

 

このように技術革新は世界を変える。日本近海に大量に存在するメタンハイドレイトもこうした技術革新で使用可能になれば日本はエネルギー大国になるのだが、夢でしょうか?