『疫病の世界史』下5 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
黒曜石リーグ +20XP,52389XP,学了十七分钟汉语。

https://www.youtube.com/watch?v=rqCA-PAqcdE&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=12
HSK4 #10~12 背了四十四分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=95nj5Djt9JI
Mimi in Shanghai,看了四分钟的Mimi频道。

https://www.youtube.com/watch?v=93VZUEQE5xk
【完全版1~1200】HSK5,~45min, 背了五十五分钟单词。一共两个小时整!

不十分だが、とりあえずの追加勉強分。さて、あとは遊び倒すぞ~~♪




『疫病の世界史』下5
先に書いた理由により、下巻はSARSとコロナの章だけ読むことにした。

22章は「21世紀のためのリハーサル」としてSARSとエボラが描かれている。前兆というわけではないだろうが、2000年にCIAは「考えうる複数のシナリオ」でこの非伝統的な脅威について報告書を出したとか。p311 (海外に植民地を持っていた欧米諸国にとって未知の伝染病は昔から安全保障の一環だった。日本もその例外ではない。確か台湾を植民地化した時にそれは経験したはず)

米国は三年後ランド研究所がさらに詳細で包括的な情報報告書を出したらしい。ランド研究所は軍事面で有名。p312

そして正に時を同じくして2002~3年にかけてSARSが流行する。当初中国政府の隠蔽工作で世界を脅威に晒したとする。p319 しかし、この時は後から考えると一部だけのアウトブレイクに留まった。この時以来「スーパースプレッダー」という概念が注目されるようになる。p321 

確かに学生時代、微生物学でこの言葉は聞いたことがない。これも1つの生物界におけるベキ関数的事象なのかもしれない。平均値だけで考えては危険ということ。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6544/trackback

そして終章。ついに著者自身がコロナの渦中に巻き込まれる。2019年にこの本の初版が出版された後、新たな研究の史料分析のため、著者は2020年1月、イタリア、バチカンに訪れる。p372 バチカンのローマ教皇の関連文書の分析のためである。つまりコロナのイタリア侵入と時を同じくして著者自身イタリア入りをしたわけ! そして著者自身がコロナに感染する。その体験談が語られる。

この病気はイタリアを襲ったが、それは様々な面で立ち遅れた南イタリアではなく、豊かで医療体制も優れていたロンバルディアだった。そしてヨーロッパ最高レベルの医療制度と教育制度を持つ地帯が襲われたのだ。p374

しかし著者はこうも言う。

『思い起こせば… ロンバルディアが大きな医療問題に見舞われることになるのはほぼ確実だったのだ』と。375

それはそれは何故か? 最後の章で語られる。