ダメダメな1日 & 『疫病の世界史』上3 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

 

<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
黒曜石リーグ +20XP,52329XP,学了二十分钟汉语。

https://www.youtube.com/watch?v=svq8CaeWyqU&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=8
HSK4 #8 背了十一分钟单词。一共三十一分钟。

今日はやる気なし。遊び倒そう! 土曜追加勉強決定(涙)こんな日は運動もダメなので早めにUP 但し、朝から『疫病の世界史 下巻』の必要な箇所を早々に読み上げたのはヨシとしよう(汗)。




<blogを本棚に?>
大変な読書家を知っている。読み切れないほどの本を毎月買われている。私は時々その方のblogで「本は可燃ゴミ」と皮肉を放つくらいだが、もしかしたら私の場合、その本棚の本の代わりがblogなのかも? 本棚ごと蔵書を処分したトラウマのある人間のとる道なのか?(汗)
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今の普通の人は巨大な図書館の地下書庫に足を踏み入れる機会はないに違いない。その意味で貴重な体験ができた最後の世代。
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『疫病の世界史』上3
何と言っても中世のペストの歴史を知ることは、今世界を襲っているコロナパンディミックを考える時に参考になる。但し、両者は明らかに違う側面があり、その1つが致死率。抗生物質が発見されるまでペストの致死率は50%。更に、この病気は年齢層に関係なく、比較的免疫力のある青年、壮年にも等しく、また貧者も裕福なものも等しく感染し、死に押しやった。p56

致死率の違いは戦略を変えた。勿論、中国のようにゼロコロナ政策をとった国もあるが、それは例外。そして今、その中国は出口政策に悩んでいる。他の国は、最初からそのような戦略を持っていたとは思えないが(最初はどこも口先ではゼロコロナと言った)、途中からウイズ・コロナと言い出した。
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次にコロナが高齢者や持病持ちを特にターゲットにしていることは、難しい政策をとる必要性を生み出した。皮肉な言い方をすれば、コロナは高齢化社会を変える「死の贈り物」? これはある意味、21世紀の病だとも言える。平均寿命が40歳の世界、それは僅か数世紀前の世界だ!、ではそもそもコロナは時に生じては消えて無くなる「取るに足らない病」の1つに過ぎなかった。
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そのような違いはあるにしても、中世のペストは社会に大きな影響を後々まで残した。これは今進行中ではあるがコロナも同じことになるのではないかと感じる。たとえその影響は異なるにしても。それが、これを読もうとした理由。

さて、本に戻ると、ペストの最大の特徴は高い致死率。これは死を極めて身近なものとした。勿論、今に比べ最初から死は身近だった時代ではあるが、それに輪をかけて。酷い状況が西欧中世に起こった。それは当時の絵画に表されている。中世の有名な言葉に「メメント・モリ」というのがある。
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死者を埋葬する人もおらず、街中に腐敗し始めた遺体が残され、まだ白骨化していない遺体を掘り起こし、その後に遺体を埋葬するような事態が続いた。このように死が身近だったこの時期。宗教的熱狂が引き起こされたのも事実。ここで著者はアリエスを引用する。p88
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