『明日から家庭の生ごみを通勤途中の車から少しずつ捨てていきます。 あ、大丈夫です。100メートルに1握り分ですから、目立ちません』
自然界にも微量存在するトリチウム水はそれほど危険というわけではない。生体(ウイルスを除き)はそれに対抗して遺伝子修復機構を有している。しかしそれは<微量であれば>ということだ。原発から出るトリチウム水が微量だという話は聞いたことがない。
麻生さんは『飲んでも大丈夫』だと口走っていたが、それならまず「隗より始めよの諺通り、実行してもらいたい」と思うのは何も中国の報道官だけでない。
しかしそれならば、放射線医学の教科書に書いてあった「内部被曝」の記述は気にしなくて良いということになる。<極微量な放射線を出す>トリチウムの最大の危険性が「内部被曝」であることを知らないのか?
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5242/trackback
トリチウム水自体が普通の水と化学的に区別できないため処理の難しさがある。だから世界中の原子炉のトリチウム排水は大量の水で希釈して海洋に廃棄している。それをやっている中国の報道官にも是非、その排水を飲んでもらいたいものだ。
それと半減期が12年なので大丈夫だというコメンテーターがいたが、それなら放射能が1%以下になるまで減衰するのにかかる時間を計算してほしい。
私の指数計算式; (1/2)^n < 0.01 では, n x12 =貴方の曾孫の時代までかかることになるが? 計算を間違えたのかな??