GO TO Corona & 『21世紀の貨幣論』2 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

本来はオフ日だが、今週勉強できなかった日が多いので少し追加。

<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
エメラルドリーグ +10XP,21650 X,五分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=GAlv_aVMdIU&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=4
HKS2 #3~4 背了三十六分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=w-5rx2zXzvw
OrientalDS~Daikiのひとりごと~ 八分钟。
https://www.youtube.com/watch?v=4MrSf8nyNdo
ヤンチャンCH/楊小溪、 十二分钟。 中国式コロナ隔離法。

https://www.youtube.com/watch?v=wzMO1HfETmE
びびさんポスト,背了十六分钟单词。一共一个小时十七分钟。



このところ連休や週末に外出は控え、ウェークデイの昼間にモールなどに遊びや買い物に行くようにしている。その意味で大分寒くはなってきたが、今でも屋外読書でストレス解消中。

それにしても、福岡も第三波が着実に迫って来た。福岡県が「福岡コロナ警報」を12日に再発動したとのニュースが先ほど流れた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb14cfd1f98229a8eda3fd496983f577547fc4d1

素人ながら、死者数解析からみると第三波はこれまでの波と異なる感じがするので相当用心が必要だが、ウイルスは目に見えない。防ぎきれない面もある。そんな中、待っていた研究結果が報告された。


<GO TO Travel が GO TO Coronaを引き起こした>
以前から出るだろうと予想していたが、ようやく出てきたという感じだ。これを謙虚に受け止める必要がある
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN110CH0R11C20A2000000
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020121000716&g=int

この手法の信頼性だが、遺伝子配列の比較解析によって感染経路を決めるやり方は既によく確立された方法で、インフルなどでよく使われる。今では歴史学での写本の系統樹作成にも応用されるほど。実例は以下のサイトで。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/659/trackback

精査は必要だが(データーと理論は単純明快なので異論は出ないはず)これが事実なら、

GO TO Travel > GO TO Corona を示す決定的な証拠。

これを無視できる研究者・医学者はいないはず。

それにしても、『GO TOを停止してもコロナ感染が収まらず、観光業が打撃を受けるだけだったら最悪だ』と述べた某政治記者がいる。その前は『GO TOがコロナの拡大の原因だとする証拠はない』と述べていた。

原因だとわかってから止めては余り意味がないと感じていたが、それなりの理屈はあるので特に批判めいたことは言わなかったが、今回の発言は問題。

散々火をつけ回った挙句、『今、火をつけるのをやめても大火になるのだったら最悪だ』というのと同罪だ。

…伏字はやめておこう、マスコミでの露出度は政治家以上で既に公人。政治記者とは田崎史郎氏のこと。



『21世紀の貨幣論』2
第一章のまとめとして著者は「通貨とはどのようなものであれ、譲渡可能な債務」とする。つまり単なる二者間の「信用」ではない。第三者に譲ることができ、かつ第三者もそれを信用し、受け取ることができるものとして定義している。p41

さらにマネーは「物」ではなく、目に見える実体は何もなく「社会的技術」だという。価値の尺度を示し、信用を持つために交換=譲渡ができ、かつ記録できる記号ということだろう。だから実体はなくてもいい。記号ならば当然だ。

二章に入り、マネーとは何であるかを考える際に参考となる、ギリシャの<暗黒時代>を取り上げる。舞台はあの「イリアースとオデッセイア」の世界、著者によれば、ギリシャは大半が山岳地帯で起伏が激しく、岬や入江が多い分断された地帯で、p58 すぐ隣に(といっても1,600キロ離れているが)大変文化的な黄金の三角地帯=メソポタミアとは大いに異なっていたという。

ここで、著者は特に述べていないが、時にロマンティックにも理想郷的にも語られるギリシャ黎明期を著者は全く逆に、つまり原始的で、荒々しく、殺伐とした社会として描いている。これは印象的。ま、それは兎も角、

著者によれば、そこギリシャでは(「先の叙事詩に書かれているように」と著者はいう)マネーがなくても社会が回っていたのは、1)戦利品の分配、2)互酬的な贈与交換、3)神への生贄の分配、により社会が維持されていたという。p56  そのうち3)は「長期的な社会秩序」を形成し、1)と2)は「短期的な取引」と分類している。p57

ここで互酬的という言葉が出てくるのが印象的。何故なら初めて大学に入って教養課程での経済学を学んだ時にこの言葉が印象深く今でも頭に残っているからだ。私にとっての「三つ子の魂、百まで 」の例だから。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/482/trackback

人がモノを獲得する方法の3つのうちの1つが「互酬」で、その他に「再分配」と「交換」。最後の「交換」に貨幣が機能するのだろう。