<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
アメジストリーグ,50XP,+10, 二分钟。
https://www.youtube.com/watch?v=xer8C_poG98
HKS4, 2/6~3/6。背了五十七分钟单词。一共五十九分钟。
勉強意欲なし(汗)
运动;一个Salsa课。
<AirMac購入>
コロナ下、全て自分で設定しないといけない。明日は1日かかりそうだ(汗)
MicroSoft OFFICEを含め141,460円也。保険は1年のみ、オプションでのApple Careはなし。1年の間に問題があれば出てくるはず?
<天神Now>
久しぶりの天神界隈は様変わりしている。飲食店は2割程度のお客さんの入りで、まだまだ元には戻らない。恐らく今後何ヶ月もこの状態だろう。一方で、街のあちこちにUber eatのお兄さんが屯している。
<もどかしい>
昼間のTV番組「ひるおび」でLamp法が大いに話題になっていた。これはずいぶん昔に既にここで話題にした方法。「今頃になって」という思いがある。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6066/trackback
また同じ番組でマンパワーがない(=PCRができる技術者が少ない)という話が今でも問題とされている。ここに30年以上の経験者がここにいるし、検査ボランティア志願もしているゼ!
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6132/trackback
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6088/trackback
『グリム童話』2
16世紀のフランスでは民話はもっぱら大人が家事をやりながら聞く形式で1870年の普仏戦争の頃までは当たり前のように行われていたという。p59 つまり民話の聞き手は子供ではない。この時点では検閲は歓迎されなかった。糸紡ぎや脱穀をしながらの「語り」では生々しくドギツイ表現が好まれた。p82
グリム兄弟はこうした民話を広範に手直ししキワドイ部分は切り捨てられ、子供の文学として変更したというのが、著者の主張だ。兄弟が収集活動をはじめた1806年はこうした大人の習慣が廃れた時期とも重なる。p61、p98
本なかで著者は初版と第7版の「ホレおばさん」の違いを例に出し、文の膨らましや、潤色をあげる。5行→10行。p67 そうした変更はしばしば恣意的でかつ積極的で、故意だともする。p71 また中にはよりドイツ的(チュートン的)になるように名詞を変更もしている。例:妖精(Fee)を魔法使いの女(Zauberin)あるいは賢婦人(weise Frau)へ。
だからと言って原型を探せないわけではないとも。つまり、ドイツをはじめヨーロッパ中に少しずつ異なった類話があるので復元は不可能ではないとも。少なくとも10以上、場合によっては数百もあるとか。p85
ここであのエーリッヒ・フロム批判が出てくる。つまり彼は精神分析の立場から解析をおこなったが、ある象徴的な言葉を、例えば葡萄酒の入った瓶を処女性の象徴としたが、類話には葡萄酒の瓶もでてこない。つまりこうした類話が多数あることを全く考慮していないことを指摘する。これは興味深く痛快だ。p88
また兄弟がしばしば変更したものに実母を継母に代えている点が指摘される。「白雪姫」も「ホレおばさん」無慈悲な実母から腹黒い継母へ第2版の段階で変更されているらしい。これは初版あるいは、初稿が残っていることから判明するらしい。p80
また兄弟が民話を収集した19世紀初頭には子捨てと嬰児殺しは普通だったし、女性は多産を求められかつ出産時の死亡率の高さから継母は普通であることも指摘している。p98
著者は物語を4つに分類している。1つの軸は民間伝承―文学。もう1つは現実―超自然。その上でそれぞれの代表作も挙げている。例えば、
現実+民間=「かしこい百姓娘」
現実+文学=「苦楽を共に」
文学+超自然=「ゆきしろとばらべに」
超自然+民間=「白雪姫」p76
実はおとぎ話の男の主人公の10人のうち、1人しか名前がないらしい。p146 確かにグリム童話の主人公は女性ばかりという印象がある。しかもそうした男は才能があるわけでも勇敢であるわけでもなく、むしろ「人格テスト」に合格したことが成功の鍵になっているという。つまり、もっとも才能のない若者ですら助太刀の働きで最高位に登れるという。p152
逆に女性の場合が主人公ないしは敵対するものとして重要な位置を占める。後者としては継母、邪悪な料理女、魔女、姑である。著者によればこれは実は「ある一人の悪者」を表現したものだという。しかも継母は実母の裏面で、「悪い継母を空想すれば、良い母親のイメージをそのままとっておけるだけでなく、継母に何が起こっても罪の意識を感じないで済む」ということらしい。p228
そのほかに継母に匹敵する邪悪な父親が登場する。この代表である「千まい皮」では実の娘に性的愛着を感じている。p234 また「青髭」は妻を次々と殺す猟奇殺人者だがこれは15世紀の実在のモデル(ジル・ド・レ)があるという説もある。p259
ここまで。面白い本がようやく入手できたので中断。