岩田先生へ質問 & 『危機と決断』下巻8 お勧めの1冊
<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
アメジストリーグ 190XP。+20 十一分钟。
运动;跑步7261步, 6.0km,15楼。
朝から頭痛がして、なんとか連日記録を更新している「duolingo」は目標(20ポイント)をクリアーしたが、それ以外の勉強する気力はなし。午前中はソファーに横になりながら、TVを観る。午後になり「これではマズイ!」ということで起き上がるが、何もする気が起こらず。web検索と読書に暮れる。
中国では第二波が小さな山で治りそうだ。このところ感染者数が271(5/11)と非常に少ないので誤差が大きいので振れがあるが2月までの極めて高い増加率に比べるとかなり小さい。但し、これは厳重なロックダウンの効果なのでこれを緩めるとさらに第3波が来るだろう。
<失礼しました!>
更新されていないことを指摘したらお詫びが出ていた。ボランティアベースで運用だとか。それは知らず失礼しました m(_ _;m
https://www.codeforfukuoka.org/?p=308
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6164/trackback
<神戸大医の岩田健太郎先生に質問してみた>
昨日なぜ日本は欧米に比べ感染初期の患者数の増加速度が低いのは何故か?という疑問関して2つばかり個人的なアイデアを書いてみた。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6164/trackback
即ち、3)遺伝子説と、4)既感染説だ。特に4)については簡単に検証可能なアイデアなので、これについて専門家の批判を聞きたくなった。しかし、生憎知り合いがいない。著名な方はTVとかで見聞きするが、そうした方に聞くのは余りにも憚れる。そうこうするうちに神戸大学の感染症の専門家である岩田健太郎先生、あのクルーズ船で意見を述べられていた先生がHPを公開されていて、コメントが可能であることを知った。
https://georgebest1969.typepad.jp/blog/
それで、畏れ多いが『なぜ日本ではコロナウイルス流行が(それほど)起きていないのか、そしてなぜ東京で増えているか』という表題の論説に、検証可能な<アイデア>を記入してみたところ、記入後1時間もしないうちにコメントが表示された。コメントはその先生の承認が必要なので荒唐無稽なアイデアというわけでもないのだろう。
https://profile.typepad.com/6p0263ec18f419200c
<とんでも内閣>
第一次内閣でも「お友達内閣」と言われていたが、今度の検事長の定年延長の件で見る限り
とんでも内閣
さて、『危機と決断』の下巻に戻り、再び紹介する。
『危機と決断』下巻8
AIGの最大の危機は日常的な保険業務ではなかった」と著者はいう。すなわちデリバティブだった。p8 これらは日常的な保険業務をつかさどっていた規則やルールの対象外だった。其れゆえ、名目上の監督当局である貯蓄機関監督局はリスクや不透明さについてほとんど懸念を示していなかった。それだけでなく、AIG自身、身を守る対策も講じていなかったという。p9 このAIGも巨大で他の金融システムと密接につながっていた。世界最大の保険会社が崩壊すればどうなってしまうのか? 「Too Integrated to Fail」ということか?
著者は、政府はAIGの株の80%を政府に譲渡する厳しい条件を求めた。これはモラルハザードを防ぐための処置だったと弁明する。しかし、これは後から厳しく批判されるということになる。その後、この事件はNHKの特集でも取り上げられたが、FRBが下した決定は見えざる危機を防いだ処置は危機が回避された後には評価されず、批判の対象となる。また予めこうした危機を防ぐ対策はしばしば「無駄」として批判される。これはキッシンジャーも指摘したこと。後にインタビューに応えバーナンキは以下のように述べた。
『あんなひどい賭け事をしていた会社にテコ入れするのは… 絶対不公平だと思います。しかし、私たちには安定化以外の選択肢はありませんでした』p27
こうしたFRBの行動を他の中央銀行の総裁たちは支持していたという。その中には日本銀行の白川総裁もいた。<金融システムと密接につながっている巨大な金融機関が無秩序に崩壊することはなんとしても防がないといけない>という点において。p36 しかし「異常なときこそ並外れた手段が正当化されることに連銀総裁は評価したが、同時にリーマンとAIGの対応が異なったことに<気まぐれの突発行動にようにみえた>ことを懸念する動きもあったよう。p37
これはよく解る。実際、この本を読んでみてもリーマンとAIGの違いが、著者の説明にも関わらず判然としないことも事実。それゆえ、メディアの論説委員やエコノミストは<一貫性のない方針転換>だと批判した。著者は<状況が異なったから対応が異なっていたのだが>と弁明するが。p34
こうした事態下で何が起こったかというと銀行はお金を貸しださず、溜め込み資金は国債に向かって流れた。p36