『危機と決断』 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

追加
29日に日本の人口当たりの死亡者数は頭打ちになるという予想が当たるか?? 予想より早い? 下図の左中央グラフ赤矢印。
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<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
アメジストリーグ 30XP。+30 十三分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=-6dvSNw93Xs&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=11
HSK4,10~11. 背了五十六分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=C3gg1U5EEPk
https://www.youtube.com/watch?v=crcl0SyuLeE
https://www.youtube.com/watch?v=-KYOC-Xcu98
https://www.youtube.com/watch?v=7S9lv9l-VQ4
準4級 听写三十七分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=EXQDY23fKBE
0~6.2 min, 听写二十六分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=dADTBoYH6Fo&t=7787s
~2h26min, 二十二分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=Fx2mBp5cPNM
https://www.youtube.com/watch?v=XwOaf-j8xT8 
ヤンチャンCH/楊小溪, 二十四分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=xbfzlACcSkg
チャイニーズチャイちゃんねる,十二分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=hUAsZSteG8E
李姉妹ch 六分钟。一共三个小时十六分钟。

运动;爬上散步5.3km, 5925步, 15楼。
ジムに行かなくても運動習慣がついたんじゃない?



<思い出した>
『12世紀の修道院と社会』の前半部分を読み終え、何故昔、20年前にこの本を読もうと思ったのか思い出した。

この本の中でクリュニー修道院長のペトルスが『奇跡について』という逸話集をまとめるあたり、多くの幽霊譚を加えている。このことを不思議に思ったからだ。幽霊の存在はキリスト教の公的な神学にはそぐわない。実際、アウグスティヌス等の古代のラテン教父はこうしたものを異教的なものとして排していた。ところが中世にキリスト教がガリアの地で布教活動を盛んにするにあたり、その地のゲルマン的な世界に根強く残る古代異教の風習、伝統を中世の修道士や司教がそうした風習を取り込みながら布教に利用していたことが原因ではないかというのが、20年前の結論だったような気がする。

またそれ以外にも、当時清貧を旨とした托鉢修道会であるシトー派などから、その贅沢化したクリュニー修道院は突き上げ、批判されることが多かった。その中で、クリュニー修道会の宣伝と布教のためにも、こうした手法を取り入れたのではないか。こうした理解がどれほど正確かは兎も角、前半部分までの理解でそのように感じている。



<今は批判する時期ではないが…>
政治家は「決断」ができるか、官僚はその政治家に「適切な支援と助言」ができるかが、こうした危機的局面では重要だが、今回のコロナ危機でそれが失望させられるレベルであることが判明した。
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台湾や韓国の例を参考にするだけの十分な時間もあり、素人でも気がつくようなアイデアが沢山あったのに対策が全て後手、後手に回った。
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政治家について言えば、所詮「平時の宰相」。ま、家柄だけでトップになったような人。前回のドタバタ劇からも「さもありなん」ですが…
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官僚について言えば、失望したのはこれが最初ではない。
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以下、自粛。



『危機と決断』
原著名”The Courage to Act” ベン・バーナンキ回顧録、角川書店、2015年初版。

リーマンショックを超える今回の「コロナ危機」。実体経済が脅かされているのでリーマン以上のものになるだろう。何らかの参考になるかと思い読み始めた。

彼の家族はユダヤ系移民の子孫。彼方の祖父祖母はオーストリア・ハンガリー帝国からあのエリス島に上陸したとか。p23

奥さんの方はこれまたフリードマンというユダヤ系の姓で祖父祖母はリトアニアからナチスのジェノサイドを逃れて最終的な住処を求めイタリア経由で米国にやってきた。p23 この間、一族の多くは強制収容所で命を落とした。p52 

この祖母は著者が13歳の時に亡くなったが、彼に1930年代の大恐慌の話をよくしてくれたらしい。これはのちにバーナンキが大恐慌の研究をやるきっかけの1つのなったという。p25 もう1つのきっかけは(多分これが直接的だろうが、のちに移ったMITでフリードマンとシュウォーツの本=『米国金融史1867~1970』に夢中になって読んだことだろう。 彼のMIT時代の教師によれば、860ページの本で <読んでワクワクするか、眠くなるか> のどちらかでそれを経験して進路を決めれば良いということだったらしい。p51, p55 もちろん著者が前者であったことは言うまでもない。

高校時代の著者は数学と物理が得意だったが、ハーバードに入ると彼以上に優秀な学生を知り(中間試験で物理は落第点だったらしい p41)最初考えていた数学以外の専攻を考えたという。p44 その中には歴史があり、特に日本史とユダヤ史をとったとか。p40 後者は彼自身のバックグランドだから当然だが、日本が出てきたのは意外、多分その頃の日本は戦後の目覚しい復興があったからだろう。 数学が得意だったことは彼が経済学で成功する理由にもなっている。