运动;2.5km, 3562步,10楼。
<接続不調>
火曜日朝からネット接続が非常に遅いし、キーボードからの入力に問題が起こる。最初はキーボードの問題かと思ったがwordへの入力は問題ない。どうやらネット接続に問題があるようだと気がついた。昔、同じような経験をしたことがある。Telnetでネット接続していた時代、サーバーに入力しても時間差があるので入力が重なることがあった。
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BackUpサイトのAmebloへ、コピペでUpLoadした後、勉強はYoutubeを使っているので今日は庭で読書三昧へ。読んだ本はベン・バーナンキ著の『危機と決断』原著名は”The Courage to Act”。
…そう! 危機に直面した時、人は <自ら責任を取って行動する勇気を持つ人と、周囲の雑音に惑わされ右往左往する人> がいる。何人かの政治家の顔が浮かぶ。
非常に読みやすく、バーナンキ氏の人となりと家族背景がわかり興味ふかい。今、彼が対応したリーマンショックを超える「コロナ危機」に世界は直面している。今回は実体経済が脅かされているのでリーマン以上のものになるだろう。何らかの参考になるかと思い読み始めた。
今日は紅茶をポットで保温して必要分だけコップに移して飲む方法を試す。なかなか良い。午前中は太陽が出て暖かかったが、午後は風がありちょっと肌寒い感じで、フードを被り読書を続けた。自宅はWifiがなく、今でもケーブル接続なので屋外でのパソコン使用は不可だが本を読むぶんだけならOK。
<令和版徳政令?>
国民全員に10万円配る? 収入の変らぬ、公務員や年金生活者にも配るというのか?困っている人に30万円が筋だろう?
1)手続きが大変だと?
タダで配るのだから、手続きするのは当然。そのために個人番号制度があるではないか? 自分で出来ない人にはサポートすれば良い。
時間がかかっても、出ることが判っていれば、支払い延長や立て替えはできるはず。それを政府は支援するアイデアを出すことは可能ではないか? 例えば「令和版徳政令」?
2)手をあげた人に配り、辞退してもらってもいいだと? それなら最初から「国民全員に配る」なんてしなければ良い。麻生氏の言い方はいつも嫌味だ。
3)経済を回すため、「皆なでそのお金を使いましょう」だと?
いずれ税金で回収されることは織り込み済み、余裕のある人は普通貯蓄に回す。
<抗体検査>
日本人の人口当たりの感染者数は依然として低い。何が原因なのか不思議だし、その原因を探ることは重要だろう。現在進められている抗体検査でもしかするとヒントが得られるかもしれない。つまり、もともと日本人はこのウイルスにこれまで少し感染していた可能性があるのではと疑うているが、どうだろう? このことについては以前、梵さんのところでも議論したこと。
https://ameblo.jp/fang289196664/entry-12587778232.html
カルフォルニアのサンタ・クララ郡では人々の4.2%が既に抗体を持っているらしい。これは今回のコロナ禍で感染したのだろうか? IgMとIgGの割合はどうなのだろう?
『アダム・スミスは…』6
第11章はダグラス・ノース。彼の研究は政治経済学だけに止まらず、社会学、歴史学の要素を持ち込んで<なぜ一部の国だけが豊かになるのか?>という問題に迫るもので、その研究の発展された延長にあのアセモグルとロビンソンの『国家はなぜ衰退するのか』があるという。あの本については『偉い先生の講義を大講堂で一方的に聞くだけの授業みたいで。全然、面白くもない。』と不満満々の感想を書いているが、それにしては最長の部類に入る、16回にも分けてここで紹介している。間違いなく「お薦めの1冊」シリーズだった。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4889/trackback
ここでもノースの人生が紹介されるが、彼は後にノーベル経済学賞を受賞するが、彼が常勤で勤めた大学はいずれもトップクラスではなかった。そこから著者は、
<正統的でない思想を一流大学に認めさせるのが、いかに難しいかも示唆している> p304 とする。
いずれにせよ彼は発展した国には「グローバル化への開放度」や「法の支配」が重要だとしているが、p306 それは『国家はなぜ衰退するのか』でも同様の結論、実際には衰退する国にはそうしたものが備わっていないという結論になっていた。しかし、ご承知の通りその意味では中国は例外に位置する。
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https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5878/trackback
これについてはロシアや中南米の危機で見られたような「ワシントン・コンセンサス」の対抗策「北京コンセンサス」。即ち、市場開放を段階的にかつ管理=計画的に進めた方式に中国の成功を認めるという見方もできるかもしれない。p322
12章はロバート・ソロー。彼の紹介としてはこの章の最後の彼自身の言葉が相応しいかもしれない。曰く、
『(ソローはセーリングが好き)海も風も自分のことなど気にかけていない… 順応する、適応することを学ぶのは経済学者にとって悪いことではない。世界の変化には適応しよう… 世界を自分のモデルに合わせるのではなく、自分のモデルを世界に合わせなければならない』p353