<中国恶梦>
「感染症発生以来、中国は最も全面的で厳しい措置を取り、国内と世界各国・地域が予防や抑え込みに向けて準備する貴重な時間を確保した」 と報道官が述べたとか。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200312-00000118-kyodonews-soci
は~?世界に対して何がしかの謝罪の言葉はないのか? 今、言う言葉か?
「中国梦」ならぬ、「中国恶梦」
<久しぶりのスタバ>
木曜日に久しぶりモールのスタバとジムに行く。このところ「コロナ騒ぎ」で避けていたが、そろそろシビレを切らしたのと様子見を兼ねて(汗)
スターバックスカードの残金が少ないことに気がつき、前回いつ課金したかスマホで調べてみると先月の11日。いつもは5,000円ずつ毎月2~3回課金しているのに比べ当然の事だが頻度が減っている。
学校の一斉休校で中高生が何時もになく多い。座席の左右が中高生と思しきグループで囲まれる。AKさんが狂喜しそうなJCラッシュ状態。巨匠を出し抜き日本版「風景写真」を証拠として挙げておく。
https://ameblo.jp/xuzhoumeso/
『ビットコインはチグリス川を漂う』
副題:マネーテクノロジーの未来史。デイビッド・バーチ著、みすず書房。2018年初版。
この本を書き始めたのは2015年だと著者は「はじめに」で書いている。p15 すでにそれから5年経つ。この世界の5年は大きい。しかし、基礎的知識の乏しい者には十分だろう。
また所謂Bitocoinについては失敗するかもしれないが、その基本技術の共有台帳とブロックチェーンは普及するだろうと述べている。p18 これも私の理解に一致する。
2015年時点でスターバックスでの支払いの2割はスマホ決済だとか、これはアメリカの話。p19 日本ではまだそれほど進んでいない。少なくとも私の常連のモールのスタバでは最近ようやくQuickPayが可能だとのこと。数ヶ月前まではそれもまだだった。
冒頭、著者以外の序文に『現金が粘着質であってそれを取り除くことがどれだけ難しいか』と主張する人々に対し、それが事実ではないことを示すためのものだとし、さらには、『現金にはもう未来はない』との言葉が出てくる。xvi そして中国やインド、ケニアで起こっている現象を挙げる。
私も同感である。リディアで最初の貨幣が生まれてきた時よりも前。粘土板に記録された時から、貨幣はあくまでヴァーチャルなものだった。それが貴金属や紙といった物質的形をとったのは持ち運びができるからにすぎない。持ち運びならば携帯と同じだ。
「はじめに」で著者はBitcoinの雛形が自分の息子がiPhoneでのオンラインゲーム、ワールド・オブ・ウォークラフトでゴールドを取引していることを挙げる。これは先の本、『仮想通貨の衝撃』でも指摘されたこと。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6061/trackback
マネーの機能として著者は4つの機能を挙げる。これは以前あげた3つの機能(交換、価値基準、価値保存)に比べ「支払い繰り延べ」を加える。p27 考えてみれば、粘土板に書かれたのは正しく、この負債記録!
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6048/trackback
<データーベースとして>
フビライは紙幣を普及させるため、彼の紙幣以外の貴金属、金や銀での支払いをしようとしたものを死刑にしたという。死刑とは驚いた、本当か? いずれにせよ雪崩を打ってその前の宋銭が日本に流れ込んだのは当然だろう。p10
「帆船効果」というのがあるらしい。これは蒸気船が出た時、これに対抗するために帆船も鉄の船殻を持ち速度を蒸気船よりも早くさせたらしい。p21 これにより蒸気船が帆船を過去のものにするにはかなり後になったとも。確かに経済性等で長いこと帆船で(蒸気機関の燃料である)石炭などは運ばれた。