<数値目標>
运动;爬山散步250kcal
今日も閑散としている。来ている人はマシーン一筋の人だけ。私も昔はエアロだけだったが膝を悪くして以来トレッドミルをワームアップとして入れている。
モール内には休校になった影響か、中高生と思われる学生が沢山。一斉休校は国民の意識向上のためにも悪いことではないと思うが、感染防止そのものに対する効果はどうだろう?
今日は朝から勉強は諦めて読書三昧、読書に飽きればそのうち勉強する気になるだろうとの期待から。さてどうだろう?
考古学関連を1冊読み上げ、さらに電子マネー関連を読み始めた。前者は内容が多いのでそのうち数回にわたりここで紹介予定。基本文献中心の古代史にはあまり期待していない。これは私に言わせれば <何とでも言える世界>。一度自分の知識でも理解できそうな志賀島の金印に関する物理化学的分析の論文を取り寄せてよんでみたが、レベルが非常に低いものだったことも理由の1つ。
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今回の本は1人の著者を除き、文献学者はいないので期待したが、予想どうりで面白かった。
次に読み始めた本はBitcoin関連(原著題名は“Before Babylon, Beyond Bitcoin”)。ただし、ここでのBitcionは広義のもので先般話題になったBitcoinそのものではない。デジタル化され中央銀行の保証のない価値の交換手段としてのそれ。冒頭著者以外の序文に『現金にはもう未来はない』との言葉が出てくる。そして中国やインド、ケニアで起こっている現象を挙げる。
同感である。リディアで最初の貨幣が生まれてきた時よりもさらに前。粘土板に記録された時から、貨幣はあくまでヴァーチャルなものだった。それが貴金属や紙といった物質的形をとったのは持ち運びができるからにすぎない。今や既に紙幣は兌換性はない。あくまで政府の保証のうえにその価値は信じられているにすぎない。政府が倒れれば紙幣はトイレットペーパーの代用にもならない紙屑。もし、それが共有台帳の形で、技術的にはブロックチェーン技術で、改竄できず社会に共通される(信頼される)情報として通用するなら、政府の保証すらいらないことにならないか?
その本によれば、2015年時点でスターバックスでの支払いの2割はスマホ決済だとか、これはアメリカの話。日本ではまだそれほど進んでいない。少なくとも私の常連のモールのスタバでは最近ようやくQuickPayが可能だとのこと。数ヶ月前まではそれもまだだった。今日念のためスタバの店員さんに聞いて確認した。
…はい、今日も感染リスクにも関わらずスタバに行き読書三昧してました(汗)
『海でむすばれた人々』2
北部九州で沢山見つけられている大型甕棺の名称が「金海式」というらしい。これはよく福岡や周辺の博物館や民族資料館でみるものだが、この名称実は韓国南西部の金海遺跡によるとか。それだけ北部九州とこの地域の交流を示すもの。そのほか、半島南部の無文土器も北九州でみつかる。p9
古墳時代に貨幣の代わりをしたと思われる「鉄鋌;てつてい」が多数もつかるらしい。これが貨幣機能をしたと考えられるのは、1)鋳造製のものと違い、当時貴重だった優秀な素材だったことと、2)大きさや重量が一定の規格=交換の基準をもつことによるらしい。p14
前方後円墳は日本独自だと思っていたが、実は韓国西南部にはそれと同じものがみつかるらしい。この発見は最近のことで最初が1985年でその後数個がみつかっているらしい。p20 p27 これについては今後の研究が必要だとも。
さらに驚いたことは、昔、高校時代に習った日本史では「任那日本府」。大和政権が朝鮮半島南部を支配するために設けたとされていたが、日本書紀のみにしか、記述がなく、現在ではそのような説をとる人はいないとか。p22 ま、文献学というものは得てしてそういうものではあるのだが。
ところで、この著者は白村江の戦いを「はくすきえ」と振り仮名をふっている。p53 最近の本だと「はくそんこう」としているものが多いが、その読み方が変化した理由は何だろう? どうでもいいことかもしれないが知りたい。どなたかご存知の方があればコメントくだされ。
「版築」について:黄河流域の黄土はカルシュウムを含むため水を混ぜて突き固めると非常に硬くなるらしい。この技術が朝鮮や日本に渡ったあとでは黄土のような性質がないため、材料が砂と粘土を交互に重なるタイプに変わったとか。これは雨の多い地方では適した方法だとか。p62 この例に元寇防塁を見る。
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同様にこの工法は西域の砂漠地方では植物の枝を間に挟むようになったと何かの本で読んだことがある。また江南では藁に包んで土塁をつくる。これも風土、気候に応じた進化型といえる。
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橋について:日本では近世以前には橋は石造りではなく木造。これについて日本では橋自体が恒久的な施設としての意味がなかったと著者はいうが、その理由は何か書かれていない。p75 もしかすると近世まで中央集権的国家がなかったことと関係するのか? どなたかご存知の方があればコメントくだされ。