<数値目標>
トレッドミル200kcal + Zumbaクラス1本
昨日の続き:
藤井氏は武汉ウイルスが生物兵器説を垂れ流すが、今月3日のNatureに詳しいコロナウイルスの構造解析の論文が出ている。この論文の中に武汉のコロナウイルスの系統樹(家系図のようなもの)が出されている。
以下のサイトからpdfの形で、全文無料で読める。普通は有料購読だが、今回のように社会的に非常に重要な論文は無料で読めるようにしている。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/32015508
これを見れば人工的なものかどうかは判るはず。藤井氏は読んでもいないのだろう。インドかイスラエルか知らないが、某研究者のweb上の「呟き」を本気にして(既にこの「呟き」は削除されている)これが生物兵器などとデマを流す。もっとも藤井氏は「本気」にしたのではなく、もしかすると「デマを承知で」垂れ流している可能性も高い。
…もしかすると信憑性はどうでもいい、中国を貶めることがすべての理由かもしれない。
もう1つ酷い、と言うか滑稽な動画を紹介。30年前の知識しか持たない人物を専門家としてコメンテイターに招き、カビの生えたような話を語らせている。滑稽というよりも哀れ。
<カビの生えた話>
藤井厳喜氏の最新動画を見てまた笑ってしまった。30年以上も前の知識で語る例を1つの動画から具体的に挙げよう。
https://www.youtube.com/watch?v=OMA81hVNDAQ
1) False negativeの存在は事実。陽性の場合のみPCR検査は信頼できる。ここはOK。
2) PCR後の電気泳動などは大昔の話 < 2.47min 今はReal-time PCR*がデフォルト。
3) 検出用プローブも使用しない** < 2.55min 今は蛍光検出。これも大昔の話。
2)3)のようなカビの生えたコメントをする人物、林建良医師とやらの経歴を見て笑ってしまう。やはり、『ワールド・フェイクキャスト』
*及び**についての情報はこちらで
http://catalog.takara-bio.co.jp/product/basic_info.php?unitid=U100009037
<Drug repositioningに期待>
コロナウイルスは日本でも分離されたので、これまで使われている薬をハイ・スループット***で網羅的に制ウイルス効果がいま盛んに調べられているに違いない。Drug repositioningとは>下記の例。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4767/trackback
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4766/trackback
現在日本で使われている医薬品は全部で1万4千余。Drug repositioningでこの中に効くものが見つかればいいが…
https://www.kegg.jp/medicus-bin/search_drug
***ハイ・スループット:Wikiによれば、遺伝学的、化学的、薬理学的な何百万もの試験を迅速に実施すること。通常1枚のプレートで96個の医薬品が試される場合が多い。
https://www.gelifesciences.co.jp/catalog/0205.html
『仮想通貨の衝撃』3
商店などが提供するクーポンやポイントが通貨と言えないのは「他の人に直接移転できない」という点だが、それで何かを買ってそれを他人にあげることはできる。p104 それゆえ、これからが通貨なのか、そうではないかという問題が残る。結論を先に述べれば著者は<恐らく合法的な>通貨だろうという。p130、p138
但し、一面では勝手に通貨を作ることは違法に成る。事実アメリカで「リバティーダラー」と称するコインを発行したフォン・ノットハウスは有罪とされた(2011年)。p127
次に航空会社のマイルはどうか? ここでカナダの場合を見てみよう。2007年にクラーク・ジョンソンはマイレージを使い航空券を入手しシカゴまで治療に行った。そしてマイレージを治療費として申告した。結論から言うとカナダは裁判官はマイレージを貨幣に相当するとした。p129 その後、アメリカの銀行はマイルの発行を貨幣として申告し始めた。
リンゴはもいだ時には課税対象にはならない。それを売った時初めて課税される。p133
ここで貨幣の本質を語る著者は思いもよらぬ名前を出す。1つはノイマンの「ゲーム理論」であり、p147
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5705/trackback
もう1つはあの『10万年の世界経済史』を書いた経済歴史学者のグレゴリー・クラークだ。p174
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4773/trackback
前者は貨幣というものが、それに参加するプレイヤーの「期待」が重要だということだ。つまり、貨幣は協力ゲームの産物だということ。プレイヤーが「(貨幣が)価値を持っているものと全員が期待している」とこが必須だ。p150
また後者は最近の変化が、それまでの数千年の人類の歴史と異なり、指数関数的(これは私の表現)に変化しているから何が貨幣の世界で起こるとか予知不能ということらしい。p175