予想されたことではあるが… & 『実践行動経済学』 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
サファイヤリーグ666XP, +207XP, 五十六分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=gKUoka-HWPA&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=13
HSK4,#12~13 背五十三分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=tvMH9T7I3ic
看七分钟李姉妹频道。

https://www.youtube.com/watch?v=pOwHN8b4Msg
テレビで中国語。看二十六分钟电视。一共两个小时二十二分钟。

运动;一个Salsa课。



<予想されたことではあるが あるいは 世界は不確実性に満ちている2>
水曜朝、イランの反撃のニュースを受け勉強を切り上げ、すぐさまBSのABCニュースを観る。イランの反撃に対し米国がどのような反応をするかを知りたかったから。今や米国は石油輸出国。ホルムズ海峡が閉ざされても大きな影響は出ない。大きな影響が出るのはむしろ日本。

ABCによれば、少なくとも2箇所の米軍基地が攻撃され、現時点で米軍に死者はないよう(午後のニュースでは死傷者20人以上とも)。トランプは文化施設も攻撃することを表明したが、政権内部から法律違反だと指摘され、「法律があるなら(攻撃しないのは)仕方ない」と述べる。ただし「アメリカ人の命が狙われているのにイランの文化施設を攻撃が禁止されているのはナンセンス」とも。彼らしい反論。株価や為替はすぐさま反応しているようだが、恐怖指数には過剰反応は見られない。イラン外相の「攻撃は終わった」との発言のせいか? 米軍基地はサウジアラビアにもある。ここがこの反撃に加われば中東情勢は一気に流動的になる。

いつも不思議というか、面白いと思うことは、Toddの分類によればイスラーム世界で最も近代化が進み、偉大なペルシャ文化の伝統を受け継ぐイランが米国の敵対国になり、
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逆に最も原理主義的なサウド家のアラビアが、米国の同盟国ということ。イランと同盟国サウジが絡まる紛争が起これば一番喜ぶのは当然イスラエル。今、一番ほくそ笑んでいるはず。「鍵」は米国におけるユダヤロビーの存在か?
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また素人が勝手な妄想を言い出した(汗)聞き流しくだされ。




『実践行動経済学』
月1の給与にするか、隔週給与にするかで貯蓄率が異なることが知られているらしい。これは3回もらえる月が年に2回あることによるらしい。これなどは知られざるナッジだとか。p24 

第1章は少しツマラナイ。理由はこれまで読んできた行動経済学関連本で散々議論されてきたこと(事例)の繰り返しだから。例えばバットとボールの値段の問題だとか、製品の作成数の問題。あるいは司書である確率だとか。p49 はじめて読んだ本でもあまり誤魔化されることがなかったのでなおさら。p41 オット! 司書の問題は騙かされたね(汗)
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1つ気になることとして、著者が原発リスクと脳卒中リスクを比較するところがある。間違いなく後者の方が確率は遥かに高いが、これを著者は「リスク」として議論する。原発事故がたとえ非常に低い確率だとしてもその影響を含めると「リスクが小さい」というのは間違いだと考える。脳卒中は個人にとっては最悪の事件だが、影響は本人と家族にとどまる。原発事故は最悪国土の消失に繋がる。これは著者が確率とリスクを混同していることによる。しかし、こうした間違いは往々にしてある。そのほかよく見られる混同として、事実と因果関係だ。例えば地球温暖化は事実だが、それが二酸化炭素の上昇の原因とするのは事実と因果関係を混同している。この場合こそリスクで考えるべき事象だと考える。p48 サイエンスではなくポリテクスであり、リスク管理の問題。
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著者が新たに教員として採用した若者に与えた実例は実に面白い。これは博士論文を早く提出させる戦略だ。若者に予め100ドルの小切手を数枚切らせ、提出期限までにその章を完成させなければ現金化し、その金でパーティーを開くというもの。しかもそのパーティーに若者を招待しない。これで予定通り博士論文を完成させたとか。(小切手の場合、現金化のスタート時期は指定できる)ところが実はもう1つの事実を知るとこのことが非常に有効だったことが分かる。それはこれとは別に大学は退職貯蓄プランというものがあり、これは1月100ドル以上の優遇処置がなされていたが、多くの人がそれでも博士論文の提出を遅らせたとか。つまり、目の前にある現金(小切手)がみすみす消えていくのは耐えられないが、上記の制度のように目に見えにくいものは無視しがちだということ。p79 

この章を読みながら「自分も同じ戦略に負けた!」と思った。それは何時も利用するスーパーの割引券だ。年末3日間の間だけ使えるクーポンの綴りを2枚ももらった。全部で200円のシールが貼られている。つまり目に見える現金だ。もちろん、この2つのクーポンは3日間の期限内にしか使えない。結局、必ずしも購入する必要がない品物の購入にも使いました。さすがイオンの戦略(爆笑)