今回は、網膜剥離治療後の運転免許更新を振り返ります。
〇更新のタイミング
運転免許証の更新は、最後の退院後約5か月後でした。
ラッキーなことに、免許更新と網膜剥離治療中の期間がずれていたため、
「更新できなかったらどうしよう」という心配なく手続きできました。
もし更新のタイミングが治療中と重なっていたら、手続きが難しかった
かもしれません。一年ずれていて、本当に良かった。。。
※事情により手続きが困難な場合は、免許センターに相談することで
救済措置が受けられるようです。
〇行列から整理券になってた
マイカーに乗って、試験場に到着~
もうずいぶん運転にも慣れました。
いつも通り(懐かしい)の駐車場から、試験場の建物の中に入ってびっくり
以前は受付(印紙購入)のための長蛇の列ができており、1時間以上立ちっぱなし
で並ぶのが当たり前でした(平日は少しマシだったんでしょうか)。
しかし、今回は整理券が配られる仕組みに変わっており、自分の受付時間まで
離席が可能になっていました。
待ち時間中は、空港の搭乗待ちのように椅子に座り、飲み物を飲みながら
リラックスして過ごすことができました
これはおそらくコロナ対策の一環として導入されたものだと思いますが、
非常に便利で効率的だと感じました。
〇運転免許に必要な視力の条件
運転免許に必要な視力の条件について、参考までに以下にまとめておきます
(一部抜粋です)。
普通車免許(正式名称:普通第一種免許)
両眼で0.7以上、かつ片眼でそれぞれ0.3以上が必要です。
もし片眼が0.3未満の場合でも、もう片方の眼が0.7以上で視野が左右150度以上あれば条件を満たします。
条件付き免許
視力検査を眼鏡やコンタクトレンズを使用してクリアした場合、免許証に「眼鏡等」と記載されます。
〇適性試験(視力検査)での苦戦
視力検査では、まず片目ずつの検査が行われました。これは特に問題なく、
眼科で受ける普段通りの視力検査と変わりなく進めることができました。
しかし、次に行われた両眼での検査で、思わぬ苦戦を強いられることに
私は網膜剥離の後遺症で、両眼だと視界が二重に視える現象がしばしば起こります。
具体的には、視力検査で使用される「ランドルト環」の切れ目が二重に視えて
しまい、正確に答えるのに結構苦戦しました。
一瞬「免許更新できなかったどうしよう」と肝を冷やしました
〇おまけ:ダメもとで裸眼で挑戦
実は、ダメもとで裸眼で検査に挑戦してみました。これまでの免許証が
条件なしだったので、もしかしたら基準を満たせるかもしれないと
淡い期待を抱いて挑戦しましたが、やはり基準を満たすことができませんでした
そのため、今回の免許更新では想定通り「眼鏡等」の条件が付くことになりました。
この条件が付いたことで、今後は運転時に眼鏡を使用することが義務付けられます。
(もっとも、普段から眼鏡をかけてますけどね)
〇眼鏡をかけた写真に
講習が終わり、新しくできあがった免許証を受け取りました。
免許証の写真が眼鏡をかけたものに変わっており、少し新鮮な気持ちになりました。
眼鏡をかけた自分の顔も、なかなか悪くないなと(笑)