シリコンオイル越しの視え方について、前回は「オイル越し」「オイルなし」

の二つの視え方が同時に体験できたことを振り返りました。

(オイルなしは隙間からのぞき見のレベルですが)

 

今回は、二重に視えることを中心に振り返ります。

 

〇「二重に視える」のおさらい

以下、前シリーズより引用です~

 

これはシリコンオイルの影響だけではないですが。。。

 

①網膜剥離治療の後遺症で、網膜にしわが寄ってしまい歪んで視える

②バックリング手術で縫い付けたバックルの影響で眼球の動きが悪くなり

 同じところを視られない

③シリコンオイルの影響で両目の視力差が大きくなり、同じように視えない

 

誰でも、脳が右眼左眼の異なる視え方をうまいこと処理して、

「一つの視え方」として脳の中で認識しているわけですが、

眼球や網膜などの性能が変化してしまったため、うまく処理できていない

→二重に視えるという素人理解でいます。

 

特に光る系が二重に視えます笑い泣き

 

・PCやスマホの画面

・電飾、ネオン

・街灯

・信号

・室内の照明 などなど

 

 

~引用終わり~

 

 

〇網膜の歪み

これは、シリコンオイルとは関係なく「網膜剥離の後遺症」です。

 

私の場合は、以下のような歪みが起きています。

 

①中心部が小さく視える

②中心部から鼻側に向けて傾いている

③その他

 

このうち、②中心部から鼻側に向けて傾いている、が二重視に大きく影響しています。

 

PCの画面を視ていると、文章の書き出し(横書きの場合)が「まっすぐ」と「斜め左下に傾いている」

の二重に視えてしまいます。

 

 

〇バックルの影響

これもシリコンオイルの影響ではないですが。。。

 

人差し指を立てて「1」をつくります。

その「1」を横向きにします。漢数字になりました。

漢数字の「1」を、視界の中心から下に移動させます。

 

一が二になりました。。。

 

私の場合は下方向に眼を動かすと、バックルが眼球の動きに影響してしまうようです。

脳が漢数字を視るために眼球に指令を出すんですが、右眼は狙ったところまで眼球が動かないんでしょうね。。。

 

 

〇視力差で焦点が合わない

特に遠くを視る時に焦点が合わなくなります。

遠くをジーっと見ていると、二重視の開きが下方向へだんだん大きくなっていきます。

 

初めて認識した時にはおどろきました。

でも、まぁ、今はまともな状態じゃないしなぁ、くらいで片づけていました。

 

ある休日の午後、ベランダから外を見ていたら、この現象がいつも通り始まりました。

「この時、眼はどのようになっているんだろう?」

と思い、姫2号に見てもらったら

 

「パパ、眼がズレているよ」

 

写真を撮ってもらい、自分でも確認しました。

あぁ、いわゆる「斜視」「斜位」だなぁ。。。

 

あれこれ調べてみたところ、おそらく左右の視力差が大きいことが原因だと

(一応)分かりました。

右眼が視えなさすぎて、あきらめてしまってるんだろうな、と解釈しました。

 

診察日は約3週間後。

 

どうしよう?

眼がズレていることを認識したのは今だけど、この現象は以前より起きていて、

同じ状態で何度も診察を受けている。。。

 

前倒しすることを検討しましたが、結局予約した診察日まで待つことにしました。

(予約外の診察は1日がかりになってしまう恐れがあるので)

 

で、約3週間後。

ドキドキしながらの診察日・・・

 

エ「いいですね」

 

網膜に問題はなさそう。良かった~

 

そして、眼がズレることをエース先生に恐る恐る質問したところ・・・

 

エ「オイルを抜いたら治りますよ」

とのうれしい回答。

 

安心~爆  笑

 

 

で、実際にオイルを抜いた今ですが、状況は「かなり改善」しています。

 

良かった良かった。

 

 

追記2024.5.25

上記の「かなり改善」は、視力差で眼がズレてしまうことが改善した、という意味です。

二重に視えることは、オイル漬けの時と比べては改善していますが、まだ残っています。

PCの画面やスマホ、テレビ、ネオンなど「ひかりモノ」が依然と。。。

また別の機会にまとめますね。