2回目のシリコンオイルを入れていた9か月間に患った四十肩について
振り返っていきます。
〇入院中はうつ伏せ生活
網膜剥離の手術は、多くの場合(ほとんど?)術後に眼内から網膜を押さえる
ための「ガス」または「シリコンオイル」を注入します。
ガスまたはシリコンオイルの浮力で網膜を押さえるためには、
「下向き」「うつぶせ」の姿勢を取らなければいけません。
病院の方針や患者の症状によって差異はあるようですが、基本的に入院中は
「うつ伏せでじっとしている」ことが求められます。
〇顔、首、肩が痛い
うつ伏せ寝が基本姿勢の方も多いと思います。
我が家の姫2号も、見るとだいたいうつぶせで寝ています。
自由に姿勢を変えられる中でのうつ伏せは、全然問題ないと思います。
でも、うつ伏せ、しかも下向き「維持」は本当につらいです。
専用のU字型の枕を貸してもらえるんですが、頬とおでこに圧がかかります。
仰向け(後頭部全体)、うつ伏せ横向き(頭部側面全体)と違い、頭部全体と
肩の重さを少ないスペース(U字枕)で受け止めることになりますので。
過去のブログでも触れましたが、消灯時間後は2~3時間おきに目が覚めては
塗る湿布を塗り、再びうつ伏せ下向きで眠る(眠れない)を繰り返しました。
〇シリコンオイル入りは退院後うつ伏せ横向き
ガスの場合は自然に抜けていきますので、ガスが抜けたら姿勢制限解除です。
初めての入院手術の時はガス注入でしたので、退院後帰宅したら仰向け寝OKに
なります。
あの時の感動は、今でも忘れられません。。。
(1週間後に再入院でしたが)
シリコンオイルは再度手術にて抜去する必要がありますので、退院後も眼内に
入ったままです。
「もしかして自宅でもうつ伏せ下向き継続???」とドキドキしましたが、
横向きがOKになりました(仰向けはNG継続)。
この時の感動も忘れられないんですが。。。
〇肩と首に負担がかかる
うつ伏せ横向き寝は、頭部と肩の重さを支える面が広いですし、左右姿勢が
変えられます。
1回目のオイル漬け生活は約4か月。この時は特に問題なく過ごすことが
できました。
でも、
①うつ伏せ下向き:2週間(入院)
↓
②うつ伏せ横向き:4か月
↓
③仰向け:オイル抜き入院と退院後の2週間
↓
④うつ伏せ下向き:2週間(入院)
↓
⑤うつ伏せ横向き:9か月
①+②∔④+⑤の期間に、肩と首に負担が蓄積されていったようです。
⑤の期間に人生2回目の四十肩を患ってしまいました。
~続く~