ビジネスでパクって良いものと悪いもの
ビジネスは模倣、つまりパクリから生まれることも少なくありません。優れたビジネスモデルを模倣して新たなイノベーションが生まれます。しかし、ビジネスにおいては、パクってはいけないものも存在します。パクって良いものと悪いもの、これを整理してみました。<目次>1.優れたビジネスはパクリから生まれる?2.これをパクるのは法律的にNG3.今日のまとめ1.優れたビジネスはパクリから生まれる?新しいモノやイノベーションは、オリジナルから生まれると思われがちです。しかし、ヒットするモノやサービス、革新的なイノベーションは、実は模倣から生まれることが多いものです。たとえば、日本のコンビニエンスストアは、アメリカのコンビニ業界を模倣したビジネスモデルと言われています。その後日本のコンビニは発展し、本場アメリカをしのぐビジネスに成長しました。その他にも、ヤマト運輸が宅急便に参入する際には、吉野家が牛丼という1点商品に絞り込んで成功していることを参考にしたと言われています。歌謡曲の世界では、ヒットする曲のパターンはほぼ決まっていると言われているそうです。プロの作曲家がそうしたパターンに沿って曲を作ればヒット曲が生まれるそうです。しかし、逆にそうしたヒット曲の法則を無視したまったくのオリジナル作品は、まず売れることがないとのこと。ビジネスの世界もこれと似ており、売れたり成功したりするには、何らかの本質的な理由がそこにあるはずです。なので、そうしたビジネスモデルを模倣する、すなわち上手にパクることが、ビジネスにおける成功への近道と言われているわけです。2.これをパクるのは法律的にNGしかし、世の中には法律的に見てパクることがNGとされているものもあります。たとえば、分かりやすい例で言えば、ヒットしている小説の内容をパクれば、著作権法違反になります。ヒット曲やアニメをそのままパクった場合も同じ。ブログで他人の写真を引用したり、YouTubeでBGMをアップロードするときも気をつけなければなりません。アイドルや有名人のネット上の写真などを勝手にブログに掲載したりすれば、やはり著作権法違反となります。ヒット商品の名前をパクったり、ロゴを勝手に使用したりすれば、商標法違反となります。商標というのは、自社の取り扱う商品やサービスを他社と区別するために使用するマークやネーミングのことです。また、有名企業の名前をパクって会社を作ったような場合には、類似商号使用として、不正競争防止法違反になります。これらは、いわゆる知的財産として、法律上保護されているのです。ビジネスモデルというものは、パクったからといって、必ず成果が出るとは限りません。それをもとに自社の商品なりサービスを開発し、販売して成功するには、やはりそれなりの試行錯誤やハードルがあるわけです。しかし、これらの知的財産は、ビジネスモデルというよりは、ビジネスの成果そのものと言ってもよいでしょう。何の苦労もなく、成功者の成果物だけをパクるというのは、当然ビジネスにおいてはルール違反として厳しく規制されるというわけです。3.今日のまとめそこで、今日のポイントは,ビジネスにはパクりがつきものだが、パクってはいけないものには気をつけよう!ということです。私の弁護士としての使命は、中小零細企業のトラブルは「裁判しないで解決」すること。もし他社の知的財産をパクってしまった場合は、「裁判沙汰」に発展する危険が高くなります。そうならないためにも、パクってはいけないものを押さえておく必要はありますね。弁護士ブログ人気ランキングに参加しています。よろしければ、クリックお願いします。にほんブログ村『【経営者お困りごとスポット相談(個別コンサル)のご案内】』経営者の方を対象にして,お困りごとのスポット相談(個別コンサル)を行っています。個別で相談したい,聞いてみたい,アドバイスがほしい,背中を押してほしい,と…ameblo.jp【最新の動画】コロナの緊急事態宣言が明けて,感染防止に配慮しつつ,飲みにいくこともできるようになってきました。今回は,会社が社員に飲み会への参加を強制した場合の法律的な問題点や,良い飲み会にするコツなどについてお話しています。【活動ダイジェスト】昨日は,午前中は千葉へ,午後は事務所に戻り,夕方からボクシングの練習でした。今日は1日事務所で新件のご相談などです。お知らせ■法律相談のご案内について■メールマガジン・中小企業のお困りごと解決通信(無料)について■スポットで事件解決のご依頼をいただいた場合の弁護士費用について■顧問契約サービスについて