先日友人の、ケアプロ代表の川添さんが、社会イノベーター公志園に出場して、入賞しました。

この会は、社会をどうしたらよくできるか、それを考え実行している、社会企業家の方の集まりで、

有名な方々100名で委員を組みサポートしようという企画です。


私は仕事の関係で、最後まで居られませんでしたが、750名程度が集まるとても大盛況の会でした。


ケアプロの取り組みは下に川添さんのブログを貼付しましたので参照してください。


私が、ケアプロ以外で注目したのは、



京都の楽楽



という会社です。


高齢者を家にいるのではなく、看護師ヘルパーの力をかり、旅行に連れていくというものです。


それが、また高齢者の気持ちのリハビリにつながり、


『次はあそこの温泉にいきたいから、このリハビリをがんばる』


『今年の春はどこにいこうかな』


といった声が聞かれて、とても高齢者がいきいきしているとのことでした。


スウェーデンでは、多くの神経難病の人やそれ以外の人が、自由に町にでています。


大熊さんの『寝たきり老人がいる国、いない国』にも書かれていますが、


日本とスウェーデンでは、ヘルパーの人口比の数が、50倍程度違います。


それが福祉国家と言われるゆえんのひとつかもしれません。


ただ、日本の特別養護老人ホーム等にいくと、目もうつろな高齢者は少なくなりません。


みなさんの周りにいる高齢者はどうですか?


自分の地域に住んでいる高齢者はいい顔をして生活をしていますか?



日本も、この楽楽の試みのように、


高齢者の曇り空を晴らすような試みがどんどん出てくることを期待しています。


また、私も、名古屋で、そういった事業展開をしたいと思っている気持ちが、さらに盛り上がった一日でした。




<ご報告>
1月22日(土)に開催されました
第1回 社会イノベーター公志園 決勝大会において、
審査員特別賞を受賞いたしましたので、ご報告させて頂きます。
(公志園: http://2010.koshien-net.jp/  )

◆頂いたメッセージ

実行委員長 長谷川 閑史様 武田薬品工業 代表取締役社長
「素晴しい感動を有難う」

副実行委員長 小城 武彦様 丸善 代表取締役社長
「勇気を頂きました。ありがとう!」

野田 智義様 アイ・エス・エル 理事長
「Lead the self, lead the soci」

橋田 紘一様 株式会社九電工 代表取締役社長、九州アジア経営塾 副塾長
「頑張って下さい」

特別顧問 鈴木 寛様 参議院議員、文部科学省 副大臣
「感謝!」

共同審査委員長 小宮山 宏様 三菱総合研究所理事長、前東京大学総長
「同じです。私も思いは。」

笹森 清様 労働者福祉中央協議会 会長
「日本の未来の為に」

細川 佳代子様 NPO法人勇気の翼インクルージョン2015理事長
「無限の可能性に向かってこれからも頑張って下さい」

藤森 義明様 日本GE 代表取締役社長兼CEO
「日本の社会に大きな変革を起こして下さい。」

石川 治江 NPO法人ケア・センターやわらぎ 代表理事
「ひとりの夢を皆の夢に!!」

北城 恪太郎 日本アイ・ビー・エム株式会社 最高顧問
「高い志を応援します。」

◆当日のプレゼンテーション前に使用した動画
http://www.youtube.com/watch?v=72ULF9xK-Qg


こんばんは。

またまた施設に見学に行ってきました★



施設:介護老人保健施設(医師会立)

病床:100床 (内ショートステイ20床)稼働90症程度

看護師:10名(日勤4名、夜勤1名)

医師:平日の日中、在中

相談士:2名

介護福祉士;40名

●対象

・一日4回ご飯を食べに、何らかの形でロビーに出られる。

・内服管理はしているが、通院はしていない。

基本的に‘くるもの拒まず‘

全体でのケア度重症度の計算はしていない。

(DrとRNの見立ては違う。Drは管理の視点に乏しいが意見できるような環境ではない。)

二つの階に分けており、50床ずつで重症度、認知症の程度をある程度そろえている。


●事前準備

病院との連携すぐに生活が始められるような事の確認がしたい

新規;病院に行き、家族と看護師に話す


●看護とケア

・部屋の選定と安全管理

本人がどのくらい動けるのかを見極め、リハビリを促す。

認知症の具合によって部屋を変える。

しかし、全体として、高齢・重症化しているが、当然看護師は増えないため

安全管理が課題である、認知症等による、転倒対策として以下のものを導入しているが、それでも十分ではないという。 

(離症センサー 32台、チェアセンサー4台、お守り(EVホールに行くと鳴るセンサー))

また、FOLEY交換や創傷処置等も看護師が行うため、マンパワー不足になっている。その上処置に必要な物品も家族負担になるため、その依頼、理解していただくことが難しいときもあるとのこと。

そのうえ高齢化に伴い、急変も増えており、事前にかかりつけを聞いているが、ただそこに行けないことも多いため、ほとんど夜勤の看護師交渉をしている。

施設内にリハビリ施設があるが、フロアが違うため難しい情報の共有が難しく、対象者がどこまで動けるかの評価にずれがある。


 重症化する患者の安全確保と自立支援に向けたリハビリとの兼ね合い、また創傷処置等の日常的な常務量が増えることにより、社会復帰に向けたリハビリに時間が割けないように思う。しかし、そういった中、本来は役割ではない、FOLEYやSOREを持った患者の受け入れにも寛容であり、老人施設としての役割を果たそうと必死で頑張っている思いが伝わってきた。

病院との連携の中で、後方施設としては、食事を食べ始めて1日目、歩行をし始めてすぐといった患者の受け入れ時に、不安があるということだった。確かに今のマンパワーではそこまで評価するのは難しいのかもしれない。ただ、そういったことを理解した上で、当院のような急性期病院から療養病院を経由させる、また患者の生活機能 の向上・評価を病棟で安心してもらえるように進める等の考えが必要そうだ。病院としては、帰る施設がなくなると心配をして早く帰そうとする様子もうかがえる、施設側も、施設からの入院のケースには2週間部屋を開けているため、十分な治療を行ってから帰してほしいという。




一施設からでは、全体像が見えにくい。

病院から在宅へスムーズに患者さんが帰っていくためには、施設間連携が必須である。地域完結型の医療を充実させていかないといけないのは言うまでもない。

しかし、急性期病院といった、患者さんを出す側がまだまだ出した後の患者さんの生活が想像しきれていないと思う。もちろん、地域にどんな医療介護資源があるかもだ。

だからこそ、こういった草の根の交流を行ったり、新卒の看護師の育成に助成金がつくのであれば、研修医のようにそういった施設にもインターンシップで働きに行くことで、看護師も、広い視野で社会保障が考えられ、また、その中で、自分の施設の役割が明確かできるのではないだろうか。




今年の新成人は、バブル終了の時期、1990年に生まれた124万人!



(※バブルとは、1986 12月から1991 2月までの43か月Byウィキペディア

これはデータが残っている範囲では過去最低数。最も多かった1970年の246万人のほぼ半数です。

さらに総人口に占める比率も減少し続け、こちらも初めて1%を割り込んでいる。



人口のピークは200412
1
2783万人

近々の国勢調査(2005年)12,7756,815人と人口減少している
2011
年2月に国勢調査の結果が出る予定となっており、人口構造の変化がどう出るのか。

また、上智大 鬼頭宏は、出生率2になっても、人口減少止まるのは2080年と述べている。

このように日本は今後、小さくなっていくのは確かである。

そして高齢者割合も増える。

人口問題研究所の予測値では、
2035

日本の40%の市町村で高齢化率40%を超えるとも言われている。


私は医療者として医療のことを考えてしまう。
日本は世界でダントツに、1000人あたりのベッド数が多い。

それにも関らず、国民には、病院が足りない実感すらある。

それは、DPCという仕組みの中で、回転率を上げないと、病院が経営的に維持できないからである。

しかし、実際、病院から、退院できない人が多い。それは出口がないからである。

それによって病院は赤字、潰れるところも出てきている。

すべての人を、病院に入れることは不可能であるし、それを国民も望んでいないと思う。

生活の場で、どう病気を持って暮らしていくのか。

それこそ、病気を持った人も、そうでない人も、生活を支えるという、看護の出番なのかもしれない。

生き方の変化が、病気との付き合い方の変化が求められている。




医療以外でも、いろいろな試みがされており、青森県では、08年公立小中学校を40%減らすという計画がでたが、住民の反対にあい、廃案となった。

商業統計調査によると、
1982
172万店あった店は、2007113万店と減少の一途を辿っている。


しかし、どこも人口減少と、地域の衰退は課題であり。
尼崎市長、室戸市長、長井市長とともに、
2010.11
人口減少対策を公約に当選している。

日本は過去に、3回人口減少を経験している。
縄文時代後期、
鎌倉時代、
江戸時代後期
人口減少は成熟期であるといった見方もある。




とにもかくにも、世界で一番初めに超高齢化社会を迎える日本を、世界が注目しているのは間違いない、特に隣の韓国中国の高齢化もシビアだ。

医療も、来年度ランセットという老舗医学誌が、国民皆保険の特集を組む。

医療面から、日本をどう支えるか、私たち医療者には、医療の専門家としては避けては通れない、大きな人生の課題であることには間違いない。


来年から地域医療を志すことへの思いが強くなった今日でした★