みなさん

こんばんは。


今日は、大阪に講演会にいっていました。

大阪厚生年金病院という病院にいってきました。

看護の政治政策のテーマで行いまいした。

70名強の方々が、日勤後のかたもいたのですが来てくださって本当にありがとうございます。


そこで、地元が同じ人に会って、本当に世間は、せまいなと。というよりも医療界は狭いと思いました。


今回は、感染症について、面白いネタがあったので紹介します。


感染症と聞くと思い出すのが、インフルエンザ、麻疹 風疹あたりでしょうか。はたまた、公衆衛生について不衛生なところを想像するかたもいるかもしれません。


しかし、今日本は、結核の患者さんが多い地域でもあります。前にブログでも紹介しましたが、大阪のある地域では、結核の罹患率が、ジンバブエよりも高いといった地域もあります。

公衆衛生については、海外の話ではないのです。


日本は10年前に海外からこのように言われていました。


『ニホンは、車だけでなく、マシン(麻疹)も輸出する』と。


日本には、先進国の中でずば抜けて麻疹の罹患率が高かったんです。


20万~30万人/年


といった数字です。

そのうち1000人に一人は死亡するという怖い病気です。

そして、麻疹は空気感染する病気であり、ワクチン接種が必要です。


感染症をコントロールできていなかった日本はそのように言われても仕方ないのかもしれません。

しかし、努力もあり、その数は激減しました。

平成21年では、


741人/年


です。

これは素晴らしい数字です。

今後も95%の人がワクチン接種をおこなえば、このままコントロールできるといわれます。

2006年4月1日から麻疹と風疹の予防接種制度が変わり、「麻疹・風疹混合ワクチン」(MR)が導入されました。


2008年から 1歳のときと5~7歳未満のときの2回麻疹の予防接種が行われています。


また、移行措置として、2008年から2012年までの5年間に限り、中学1年時と高校3年時にも第3期と4期の予防接種を受けることができるようになりました。これは幼児期に麻疹・風疹の予防接種を1回しか受けていない年代の免疫を強めるための措置です。

大学生以上は任意接種になるため、費用は自己負担しなければなりません。費用はだいたい5000~8000円くらいです。


すべてワクチン接種しないと小児科等の実習にいけません。


それほど、感染力の強い麻疹です。

すこし油断したら、また流行ってしまい、未来の人たちに不安を残してしまいます。


今日の講演会で、今の目の前にいる患者さんだけではなくて、医療の専門家としては、未来の患者さんにどういったケアを提供できるかを考える必要がある。そのためには、看護師の数を確保するためにも、今の環境を変えないといけない、と伝えました。


未来になにを残すのか。

地球環境のECOということばも市民権をもってきていますが、

医療者としては、こういった公衆衛生的な視点からも未来に安心安全の環境を用意する必要があるのではないでしょうか。


厚労省の「チーム医療の推進に関する検討会」

は2009年8月から始まっている検討会です。


趣旨は、


チーム医療を推進するため、厚生労働大臣の下に有識者で構成される検討会を開催し、日本の実情に即した医師と看護師等との協働・連携の在り方等について検討を行う。

検討課題は
○ 医師、看護師等の役割分担について
○ 看護師等の専門性の向上について


です。


要するに、どういったチーム医療が、今の時代に即しているのか、どう役割分担をすれば、限られた日本の医療資源を最大限に生かし、現在そして将来の国民が安心して暮らせるようになるかを考える会です。



そこの中で、厚労省は18日の「チーム医療の推進に関する検討会」の第10回会合で、

「看護師の役割の拡大について(素案)」を基に、

●侵襲性の高い医行為のうち、特定看護師であれば「診療の補助」として実施できる「特定の医行為」を明確にする。

●特定看護師による医行為の実施については、現行法の下でモデル事業として試行的に運用する


ことを特区認定等をしている、構造改革特別区域推進本部評価・調査委員会に説明をしました。


特定看護師の法制化については慎重論もあるが、看護師の業務拡大に向けて新たな枠組みを考える方向で議論がまとまりつつあるそうです。

すでに看護界では、大分県立看護科学大学http://www.oita-nhs.ac.jp/guraduate_school/cat3-top/np-1/

でNPの養成が平成20年から大学院で行われています。

しかし、医療特区認定には至っていなかったのが現状です。


また、特定看護師の医行為は、包括指示とはいえ、医師の指示の下で行うというもので、本来のアメリカのNPという処方権のある看護師とは違います。

厚労省は「業務拡大については段階を踏んで進むべき」とし、医師の指示を受けずに診療行為を実施するナースプラクティショナーの導入については、「特定看護師の運用状況と社会からの評価を見定めた上で、次のステップとして考えられるのではないか」としています。

特区として認めらるのか、法整備、教育をどうするのか、注目が集まります。


そもそも、看護師の業務拡大はなんのためにするのか。

日本国民が不安をもっている医療者不足。国民は安心した医療提供を求めています。

医師不足も叫ばれますが、医師が何パーセントが増えたとしても、看護師がいないと、病院は回りません。

看護師も不足している今、業務拡大と看護師のキャリアアップについては、大きな目的を見失わないように

見守っていきたいと思います。



こんにちは。


藤野泰平です。


今日は大阪に来てます。

看護師国家試験が終わってすぐの看護学生と、臨床にでて1,2年目の看護師さんに講演をしてきました。


会場:大阪看護連盟

参加者:420名程度


テーマは、看護の未来を考える。 


看護学生に対して、政治政策の必要性を話した。

フレッシュの人に、医療表3表等の看護師の給料が低い理由を伝えることは忍びなかった。


ただし、こんな現場で働きたい、こんな看護師になりたい、こんなケアがしたい。

そういった、熱い思いを、ぜひ消さないでほしいと思う。

臨床にでると、きついことやつらいこと、楽しいことも当然ある。

ただし、そのときに、『それは法律できまっているから仕方がない』『どうしようもない』

看護師の給料は35歳から伸びない。

それを聞いて『35歳までは仕事をしようと思うけど、それ以降はやめたいと思いそう』

といった閉塞感をもってほしくないと思う。


そういったときに、政治的な解決方法を思い出してほしい。

もっといえば、自分がどういったキャリアを積むかによって、事前に、政治に関心をもって看護協会、連盟に入ったり、友達にこんなんあるんよ。と口コミをしたりして、準備ができるとなおいいのではないか。

なぜなら、人の信頼がすぐには得られない。政治の世界は信頼関係はとても大切なことである。

だからこそ、あるときまで、興味を少しでももってアンテナを伸ばし、仲間を作ってほしい。

そして、なにか法改正ができるときは一致団結ができるように。

今未来を夢見ている学生さんが、そのまま夢を描き続けられるようにしたい。


今日、一緒に話をしていただいた阪本さんという方が、こういっていた。

『一人の100歩よりも、100人の1歩のほうが影響力がある』と

ぜひみんなで、1歩を踏みだしたいなと思う。


やりたい看護ができて、いきいき働ける。そして、人に頼りにされる、貢献できる。それが幸せだと思う。

そして、患者さんも笑顔になる。そんな日々を思ってやまない。



PS

今から、兵庫県、和歌山県の青年部の方と交流会をしてきまーす☆