●特定看護師が議論されているが、看護師の中ではどういったことを期待するのか?
看護師が医師に従属するものではなく、自律できるように判断が行える場所を増えることを期待します。
夜間や、医療過疎地など医師が十分でない地域や時間帯で、苦しんでいる患者に対し、いいタイミングで医療が提供できるといいと思います。


●グレーゾーンと言われる看護師と医師の医療行為とはどういうことか?
医行為と「医師の医学的判断および技術をもってするのでなければ人体に危害を及ぼし、または危害を及ぼすおそれのある行為」のことをさすといわれている。そのほかに保健師助産師看護師法(以下「保助看法」という。)第5条に規定されている看護師の職域である、診療の補助、行為を相対的医行為とさすことがある。その行為の区別は、具体的なリストになっているわけではないためグレーゾーンである。また、保助看法第37条に規定する医師から看護師への「指示」については、看護師が患者の状態に応じて柔軟に対応できるように、患者の病態の変化を予測し、その範囲内で看護師が実施すべき行為を一括して指示すること(包括的指示)も可能であると解されている。
しかし、「包括的指示」が成立するための具体的な要件はこれまで明確にされていない。
これが一般的にいわれるグレーゾーンである。

また、個々の医行為が「診療の補助」の範囲に含まれるか否かについては、当該行為の難易度、看護教育の程度、医療用機材の開発の程度等を総合的に勘案し、社会通念に照らして判断される。従来、厚生労働省は、折々の状況に応じ「診療の補助」の範囲に関する見解を明らかにしてきた。最近では、平成14年に静脈注射、平成19年に薬剤の投不量の調節等が「診療の補助」の範囲に含まれることを示している。

●また、実際にそういったグレーゾーンは看護師がやっているのか?
平成14年に静脈注射、平成19年に薬剤の投不量の調節等が「診療の補助」の範囲に含まれることになったが、それ以外の行為は、明確な規定がないため、安全の確保を前提にして、各施設によって行っていることに差があるのが現状である。

●何故、特定看護師が必要なのか?
超高齢化社会を迎える日本、団塊の世代が75歳以上になる2025年を乗り越えるためには、今の医療者数では足りません。特に医師数は不足しています。
医師は教育に研修医も含める10年かかります。それでは、間に合わないため、他職種との連携を行う必要があるのです。看護師の基礎教育も大学化されてきており、昔に比べ教育レベルが上がっています。そのために、医師だけにすべてを任せるのではなく、できることをできる職種が行っていくことが大切であると考えられています。今考えられている特定看護師がベストなのではなく、チーム医療を進めるための第一歩なのです。

●今後期待することは何か?
今の特定看護師の議論が、看護師が医行為をどんどん行っていきミニドクターになることが向かうべき方向とは思いません。医師にしかできなこと、看護師にしかできないこともあるでしょう。既得権を守るため等の職種のしがらみはこの際置いておかないといけない時期だと思います。
どの職種がどういった役割の拡大を行うと、高齢化社会で患者や、病気になるリスク高い国民が増えていく中、良質な医療ができるかを考えていってほしいです。
その一つの選択肢として、簡単な処方ができ、診断ができる、アメリカのNP(ナースプラクティショナ-)があってもいいと思っています。

皆さんこんばんは。


藤野です。


先日お知らせした高田塾、にいってきました。


参加者は、

厚労政務官の足立信也氏

日医常任理事の今村定臣氏

東京女子医科大学心臓血管外科講師の西田博氏

東海大学東京病院名誉教授の田島知郎氏

弁護士の飯田英男氏

防衛医科大学校外科学教授の前原正明氏

読売新聞社医療情報部長の田中秀一氏

とそうそうたるメンバーでした。


とても緊張しましたが、他職種と、議論をする難しさ、と足りない部分が見えてきました。

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私たちは。「指示待ち」から「自律」への看護師のステップアップをキーワードに掲げ,看護師のキャリアパスの多様化(離職率減少の抑制),医行為と看護行為のはざまにある「グレーゾーン」(相対的医行為)の解消などが必要である。

また、一部の看護師はこうしたグレーゾーンに対して自ら判断して治療を行っているが,努力してもグレーなものとしてしか評価されず,なんのインセンティブもないため,知識や技術のある看護師が疲弊し,やる気を失っている状態。これでは,看護師側からも医療崩壊が進んでしまう。一方で,十分な教育を受けていない看護師がグレーゾーンにある処置を実施しているという問題点もある。

 こうした看護師のキャリアパス,グレーゾーン解消のほか,各職種の生産性向上による医療費削減,医師不足解消などに向け,同氏は看護師の役割拡大をした特定看護師の新設の必要性を訴えた。なお,抜管や挿管などを看護師が実施することについては疑問が残るとし,「看護師が医行為をどんどんしていきたいということではなく,看護師がどうやれば病棟を効率的に回せるか,いい医療ができるのか、チームのなかで負担の軽減,役割の委譲ができるかが重要」と述べた。


特定看護師導入については、以下のように述べ、NPやPA等のDrの指示がいらない看護師を作ることも考えたが、今の看護師のレベルを考えると、それは難しい。

そのため、今回はDrの指示の下行うというところに落ち着いたと話した。

「既に先行している地区,今年度始まった地区をモデルとし,そこでどれだけのことが可能であるか,日本の制度で施行しうるものなのかという検討を第一段階,法制度としてどのように生かしていくかの検討を次の段階として行っていくべき」とした。

ただし,法制化時期については「モデル事業に対する検討によって,来年あるいは再来年になるかもしれない。いたずらに時間をかけるつもりはない」と話した。


とにもかくにも、グレーゾーンの調査次第ということではなかろうか。


掲載記事


MT PRO

「特定看護師」巡り医界の代表者が激論,足立政務官も参加

第8回高田塾で


http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1005/1005058.html




皆さんこんにちは。


今日はあいにくの雨ですね。森林がきれいで、並木道がよりいっそういい感じ、雨も悪くないですね。


昨日は、栃木県看護連盟主催の ポリナビワークショップに参加してきました。


若手看護師が政治政策に興味をもって、臨床を、そして未来をよくできるように考えよう、


といった趣旨の会です。


実際に栃木県のいろんな病院で働いている若手の看護師がメインで運営を行っていました。


参加者は170名程度。


①講演会

②ナース服コレクション

③夢コンテスト


といった内容で楽しく、いい雰囲気で行われていました。


私も講演会の講師で参加しましたが、とても楽しかったです。


そして、いいご縁があって、素敵な若手看護師の輪が栃木にも広まったことはとても嬉しかったです。


出会いというのは、本当にいいものです。


問題意識の一つとして、


どの職業も若手は政治に興味がありません。


投票率20代で25%程度です。


それは看護の世界も例外ではありません。


政治への関心、参加度は社会の成熟度を示す指標として使われます。


しかも、看護師の役割というのは、今後の社会保障を支えていく上で、必要不可欠なものです。


そういった看護師の若手が、広い視野から社会貢献を考えていこう!


この会の目的はとてもいいことだなと思いました。


この活動はいまや全国に広がっています。


政治は難しい、悪いイメージと捉えられることが多いですが、問題解決の方法論であり、法治国家日本では、効


果的な方法です。


医療崩壊と叫ばれているからこそ、その渦中にいるものとしては、それをしっかり見つめ、どうしたらいいのかを、


仲間と共に考えていくことが必要であると再確認をしました。


そして、自ら考え、活動し始めている看護の若者に未来を感じるのは私だけではないはずです。