おめでとう… | 青い人 嵐妄想小説

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気象系グループをモチーフとしたお話のブログとなっております。ブログ内のお話しは全て架空のモノです。腐的要素が含まれておりますので苦手な方は閲覧注意ください。アメンバー承認は以前よりコメメッセで絡んだ方のみです。

真っ暗な世界、聞こえるのは波の音だけ…


ぼーっとただただ真っ暗な先を見つめてた…




ザッザッザッ……

砂を踏む音がゆっくり近づいてくる



ザッザッ…


『…………』


『…やっぱりここですか…』



『…うん、店やってないし、それに迷惑かけらんないじゃん…』

『まあ、ね…』



久しぶりに聞くメンバーの声に、ささくれだってた心が落ち着いていく…


何してんの?って連絡くれたのは、松潤からで…

んじゃ海に来いって言ったのは俺で…




『…松潤、元気そうだね、良かった…色々順調そうだね…』


『そうだね、ゆっくりさせてもらったし、頑張りますよ〜……リーダーも、元気そうで良かった…随分とワイルドになられましたな』


『んだよ、ちゃんと筋トレとかしてんだぞ?』


『あはは、褒めてるの!』


『褒められてる気がしないんだよなぁ…』










『…ねぇ……相葉さんと翔さん…結婚したね』




『…うん、ビックリしたよー、だって2人同時だもん!聞いてはいたけど、発表も一緒ってさ!どんだけ仲良いんだよー!いやーーめでたい!!!』



『そうだね、連絡はもらってたけどやっぱり公になるとインパクトあるよね…藤井さんなんて2人が結婚したのかと誤解しないでって付け加えてたしね』


『んふふ、俺も見てた…テロップがね、笑えたよね…これで俺と松潤だけだね〜』


『…ねぇリーダー、』


『ん?…』


『大丈夫?』


『え?何が?』



『いつ知ったの?』


『んー.…みんなと同じタイミングじゃね?』



『けどさ、あんたら…』


『…あいつが幸せなのが、1番なんだよ』


『でも、翔さん本当に…』




『…離したのは俺だよ……あいつは悪くない…それに、俺…メンバーが幸せになってくんないと…』


『……それ翔さん知ってんの?』




『別にそんなのいいだろ…松潤らしくない…さーもうこの話おしまい!せっかくのめでたい日なのに…さっ!次は松潤の番だな!』




『…ふざけんなよ…』


『松潤?…』


『あんたはそれで幸せなのかよ』






『うん…もちろん……むしろほっとした…』



『じゃあなんでそんな泣きそうなんだよ…』


『はぁ?んなわけないだろ?』


『何年あんた見て来てると思ってんだよ…俺の前で誤魔化すなよ…馬鹿…』


『……そんな言うなよ…松潤…幸せだって言ってんじゃん、決めつけんなよ』






『じゃあ、面と向かって翔さんにおめでとうって言える?』


『っ…言えるに決まってんじゃん』




『じゃあ、今から行こう?翔さんちに、アポは取ってあるから、2人で会ってくれるってさ…ほら、明日になっちゃうと忙しくなって会えなくなるからさ、行くよリーダー!』




急に、怒ったと思ったら今度はニコニコして俺を急かす…いつまでも立ち上がらない俺に、苛々し始めて腕を掴んで引っ張られた…

無理矢理立たされて、手を引かれる…本気だ…本気のやつだ……無意識に手を振り払った…


『…ちょ、俺行かない!』


『なんで』


『別に今日じゃなくてもいいじゃん、それに発表できてほっとしてるだろうし、今日は…』



『リーダー………』



じっと切なげに俺を見つける松潤… 

縋るような、今にも泣きそうな…



『…松潤だけ行って?』


『……じゃあ詳しく話すね、会ったら…リーダーに翔さんと奥さんのこと…写真も撮って送るし電話もするよ…祝ってねリーダー…』



『………やだ…』


『はぁ……やっとかよ…』





『…うるさい…まだ、無理なだけ、顔見ておめでとうは…まだ言えない………』


『うん…そうだね』




『…でも、会ったらちゃんと言う…ちゃんと笑顔で、心から……じゃないと、あいつに気づかれる』


『翔さんを騙すのは至難の技じゃないの?』


『騙してなんか…これは俺の問題だから…最後にカッコつけたっていいじゃん…俺の方が年上なんだし…』



『はいはい、いっこだけね』


『…でも、本当に俺はほっとしたんだよ松潤…あいつを自由にしてやれて…』


『リーダー……』


『…バイバイって言ったとき、あいつ普通だった…相手が居たのも薄々気づいてたし、案外呆気ねぇなとも思ったけど、元々、何も始まんない関係だったからな…随分と回り道させちまった…』


『……本当に、もういいの?』






『いいもなにも…  あいつの人生だ…



……良いに決まってる…』










『……子供できたらかわいいだろうな…相葉ちゃんとこも、いいお父さんになりそうだし…俺楽しみで仕方ねぇ〜』


『そうだね…』


『松潤、俺に遠慮せず、さっさと幸せになれよ』


『うんありがとう…でも、俺はリーダーより年下だから、リーダーに先に幸せになって欲しいけどね』


『んふふ、あんがと…そうだな…おれも結婚すっかなぁ…』




『リーダー?くれぐれも、代わりはダメだからね?』


『………じゃあ、無理だな…んふふふ…』


『俺にすれば?』





『……馬鹿かお前は?』





『……………大真面目だけど…』




『?なんか言った?』


『んーん、なーんも』


『寒くなって来た…帰ろ?』


『はいはい、とっとと乗った乗った!』


『松潤…』


『んー?』


『あんがと…』


『…いえいえ、慣れてますから…』







fin…?


















久しぶりに出てきたと思ったらこんな小話ですいません…

そろそろだと思っていましたが、まさか今日かとは…

いやいやビックリ〜

兎にも角にもおめでとうございます(大人ですから笑)お相手は昔から有名なあの人かな??

智くんも祝福してるでしょう^_^妄想は続くよどこまでも〜笑

続くような、続かないような小話でした…

ではでは、この辺で……