狼煙が上がった(エンジンかかった的な意味で) | BIGFUNのブログ

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無事に進んでいるカワサキ・ゼファー750。
次は足周りです。前サスペンションのオーバーホール。

と、今回はハイパープロのキットを組み込みます。


徹底的に分解して洗浄。


リアもカラーオーダーです♬


バラしてある、前サスペンションが薬液乾くまでに、ホイールベアリングの交換。ん、分かりやすい劣化です(錆がたくさん出てますね)



リアはグリスの風化が著しいです。


足周り組んでから、油漏れやゼネレーターのテストをかねてエンジンかけました。油漏れも無く、ゼネレーターの発電具合も完璧で言うことなし……と行けば良かったのですが、アイドリングがとても不安定。急遽キャブレターバランスをとって同調合わせて見ても、低回転時はエンジン内部に何らかの不具合があるのではと思うレベル。点火プラグを点検するとキチンと燃えて無くて煤けている。交換した方がいいレベルだけど、原因は他にあるのでは?
中回転から高回転は一応回るので、走れなくも無いかと思ったのですが、ガソリン滲んでいてあまり状態良くないと思っていたキャブレターを思いきって点検する事に。
バラして見るとやっぱり汚れが目立ってますね。






青くなっているのは酸化して、腐蝕した真鍮の部品。キレイに掃除して組み換えれば、本来の直列4気筒の滑らかさが蘇るはず!っと信じて作業を進めました。


なかなかキレイになりましたね♬


パッキンも、組み方が間違っているのとゴムの劣化で交換します。


⬆︎溝にハマる溝に向きが間違っていたのわかりますか?


清掃して組み直すと、とっても調子良くなりました。
エンジン内部を点検修理すればもっと良くなりそうですが、あとはオーナーさんに乗ってもらい様子見てからでしょうね。
このゼファー750、実は逆輸入車両で車体番号をオンライン端末で調べても出ないので、カワサキに直接電話で確認すると、1991年に兵庫県明石工場で制作されたモデルとの事でした。これで当分は元気に走ってもらえますね♬

【小林元】