引き続き、トランスミッションリコール作業です。
見た目は全く不具合感じ無く、キチンと当たりも出ていて、慣らし運転の大事さを感じてましたがリコールなので問答無用で部品を交換します。
カセット式トランスミッションと言って、一部のスポーツ車両に着いているスペシャルな部品。普通のバイクだとエンジン降ろしてから分解しないと外れません。
ギアチェンジに大事なシフトフォークという部品を外し。
トランスミッションを外していきます。
今回、交換で配布された部品群ですね。
スナップリングプライヤーで、ギアを固定してる、部品を外します。
これが、ギアを固定してる部品。スナップリングと言います。一つ数百円の部品ですが、とても頑丈で、トランスミッションとともに物凄い高回転で回っても、ギアをキチンと保持しています。おそらくは、スーパーバイク選手権でも同じ部品を使っているトコでしょう。コレが無ければ、バイクは成立しないです。
ありがたい。
で間違えないように順番に並べて、交換するギアを入れ替えます。この時は出来るだけ、集中して作業したいですね。
この直径2mmぐらいの、鉄の玉がカワサキ独自の停止時にニュートラル出しやすく、二速に入らなくする部品です。見ることはほとんどないでしょうね。
この部品を3個使い、遠心力を利用したりして、作動させています。
小さすぎて、ギア外した時にコロッと一つ転がり、(や、やばい、、、)と、なったのは内緒です。
無事に組んだら、
組み付けるだけです。
ね?簡単でしょ?
ここまで行けば、あとは順番に組んで試運転すれば完成です。
10R良いバイクで、小春日和の中で何処かに行きたくなりました。
【書き込み:小林元】