隔離生活のコツ/Surviving rules of quarantine life | 獸木野生Official

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Blog by graphic novelist / Movie maker Maxine-Yeasty Kemonogi.
漫画家・映画監督獸木野生のオフィシャル・ブログ。著作PALM(パーム)、映画AppleEyeシリーズ。
ペット、アニマルライツ・コミュニティAID活動、旅行記他。

Surviving rules of quarantine life 
(12 Rules)


長期隔離生活対策?記事本文は最下部にあります。


 
(コロナ自粛等)長期隔離生活サバイバル
12のルール




ルール1:

ヘルシーで美味しい三度のごはん

*写真:獸木家ある日の朝食、ランチ、フルーツディナ〜








ルール2;

有酸素運動


ウォーキング、ランニング等、最低40-60分を毎日(一歩も外へ出るな指令が出てない限り)

隔離状態が長期化するほど、正常な心身を保つ上で最も重要なルールのひとつ。もちろん犬とかにも最低限必要な運動量なので、飼ってる人は必ず一緒に連れて行ってね。

(見えにくいけど獸木の横で走ってるのはハリー嬢)



 



ルール3;

おうちミュージカル 


チャンスがあれば時々大声で歌う。歌うのが近所迷惑ならカーテン閉めてイヤホンで踊る。どちらもなり切って幸福感に満ち、思い切り伸び伸びと行うこと。どうせ誰も見てないから恥ずかしがらなくてよい。

理由もなく気分が悶々としてきた時に即効性あり。






その4;

 筋トレ


 2-3日に1回の全身筋トレで筋力の衰えを防ぐ。シェイプアップを目指す以外は毎日頑張らなくてもOK







その5; 

グルーミング


誰にも会わなくてもイケてるオレでいよう








その6;

キレるなかれ


キレられた相手はあなたへの鬱憤を忘れるまで、いつもより時間がかかります....








その7;

ストレッチ - いつでも好きなだけ。ヨガでも。










その8;

そこにいない人のことを考え過ぎない


考えてもいいけど、過ぎるとドツボにハマる








その9; 呼吸をチェック

隔離生活は呼吸を浅くするので、深く長い呼吸を意識する






ルールその10;

ささやかな贅沢を楽しむ










その11;

太陽や風に抱かれる





その12;

無償の愛


対象は問いませんw






緊急事態宣言から2週間、自主ロックダウンも本格になってきましたね。
そろそろ時間の感覚その他がヤバくなってくる頃と思いますがいかがお過ごしでしょうか?

今回の自粛に上に書いたようなルールがお役に立つかどうかは不明ですが、個人差あれど隔離度の高い漫画家を40年間くらい続けてきた中で、守ってきた(守れてないのもある)ルールや学んだことを挙げてみました。
40年のうち、20年は家族と暮らし、20年は一人暮らしだけど、隔離生活のプレッシャーに関しては、家族がいても一人暮らしでもあまり関係ないです。
確かに一人暮らしだと自分で生活の全てをやらなきゃならないけど、家族がいても家族の世話とかで自由度が制限されてその分隔離度が高くなったりするから。


隔離生活の状態は、時間の長さやステージによって違ったり、もちろん日によってもアップダウンがあるけど、長くなればなるほど、上のルールが大切になってきます。コツと呼んでもいいけど、正常な心と体を保つためには絶対守った方がいいので、ルールになってる。
なので、できれば今回のコロナ・クライシスがいち早く収束して、これらルールなんか不要で終わってほしいです。


全部単純なものばかりだけど、おかしくなってくると、実戦どころか思い出すのも難しいステージがあり、頭の中が非常に怖い考えで占拠されることもあります。

まあそういう時はそれでいいので、人知れず手近にある私物くらい壊してもいいから、怖い考えを実践しないようにして、嵐がおさまるのを待ちましょう。

怖い考えや不安や悲しみが自分の中に充満してる状態は、素晴らしい想像力で良くないことを想像するところから始まります。
隔離生活中は外界を見ることができず想像するしかないから、その想像が良くなるか悪くなるかで今の自分の現実が決定しちゃう。

つまりいい想像をした方がいいんだけど、そうできないときは
何も考えない
ことが大切です。


・もし窮地に陥って、全力を尽くしたけど生きるか死ぬかわからないとき
・初めてのスカイダイビングで飛行機から飛び降りるとき
・時限爆弾の2本のワイヤーのどっちかを切らなきゃならないとき
・よんどころない事情でロシアンルーレットをやるハメになったとき

そういう危機的状況では
何も考えない
ことで比較的冷静に前に進めます(死ぬ場合もあります)


怖いことばっか書いたけど、今回のことでは、つくづく普段の生活が恵まれてたことを皆さん感じていることと思います。

自分はずっと隔離生活だったと思ってた獸木さえ、例え1-2週間に一度でも素晴らしい仲間に会いながら滞りなく好きな仕事をできてたこと、年に1度か2度は自由な海外一人旅を楽しめていたことを思い、自分はなんて超恵まれた人生を送って来たのだろうと感謝にむせんでいるところ。

世界的にみんなが自分の周りの人や環境に感謝する機会を得て、この後はよりよい世界をみんなで作っていけるはず。

みんなが元気で無事に過ごし、1日も早く人と人が直接触れ合える日が来ますように。






みんな元気でねー
がんばろう