DCIS(非浸潤がん)でホルモン剤は必要か? | アメリのブログ 【非浸潤がんで検索されている方へ】

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乳がんの非浸潤がんに特化しているブログです。
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検索した方が見やすいようにするため日記的な書き方はしていません。

古いほう2010年11月から順に読んでいただけると分かりやすいと思います。

DCIS(非浸潤がん)の場合です。
ホルモン剤の服用について複数の専門の先生のご意見を伺いましたが、
共通した答えは無治療でもよいし、飲んでも
どちらでもよい。というもの。
 
結局自分で決めなくてはならないのです。
タモキシフェンの副作用は、更年期障害と同じような症状
ホットフラッシュ、骨の痛み、体重増加などが多いようですが
特に、目眩や心毒性、視覚障害は多く報告されています。
他にも抑鬱がありますが、対処療法として使うポピュラーな抗鬱剤の一部(SSRI)は
タモキシフェンの有効性を阻害するものです。
また、5年以上のタモキシフェン投与でER陰性の対側二次乳癌リスクが4.4倍になる。
ER陰性のほうが予後が悪いので考え物です。このような調査結果などもあり、
それらのことを踏まえて考えます。
 
私がセカンドオピニオンで訪ねたある癌センターの乳腺外科の先生のお考えですと
DCISでホルモン剤は使わなくていい。
対側の予防のため内服をすることは間違いではないが
予後、生存率に差はないそうです。
 
温存の場合の局所再発の心配での服用については
断片陰性であれば 照射していれば差がない
つまり、
照射+ホルモン剤 ≒ 照射
ということです。
 
また対側乳がんの発症の確率は 年率1%の発生 10年で10% 
ホルモン剤で3分の2 から半分 5~6%
 
このようなことを参考にして考えると言う事になります。
 
※私は薬は使いませんでした。