取付穴間隔が89mmで純正と同じなので、早速仮止めをしてディスクローターの選定をします。
まずは左側から作業開始です。
230のフロントキャリパーは2ポット。今の車のリアキャリパー並みの大きさです。
まずはコイツを外します。
サーフキャリパーを仮止めとしようとしますが、どうも下側のボルトが入りません(汗)
画像↓の矢印部分にキャリパーが当たっています。
キャリパー側を削るには位置にマズそうなので、アーム側を削ります。
削ると言っても1ミリちょっとくらいです。
マーキングをしてからグラインダーで削ります。削った後はタッチアップしておきました。
さぁ~コレで付くだろう…と思ったら、まだどこかが当たっててボルトが入りません(汗)
よ~く見ると、キャリパー側の取付面の出っ張りがアームに当たっています。
もうアームは削りたくないので、画像↓の赤い部分を削り落とします。
やっと固定できました。
比較しても、その大きさだけでストッピングパワーが伝わってきますね(笑)
ここからディスクローターの選定のために採寸しますが、230純正ローターのサイズは以下の通りです。
(330のローターは全高が違う(低い)ので注意です!)
・外径:270mm
・ハット外径:150mm
・ハブ径:81mm
・取付穴径:10.5mm
・ローター厚:12.5mm(減ってる可能性有り)
・全高:50mm
ちなみにサーフキャリパーのローターが収まる間隔は約23mmあります。
22mm厚のローターはドンピシャのセンター出しが必要でほぼ無理でしょうから、ローター厚は20mm以下とします。
基準となる230純正ローターとキャリパーのセンター位置を確認。
奥側に3ミリほどズレていますが、キャリパーに当たってる訳ではないので、ローター厚を厚くすればセンターが出ます。
それからローター外径の確認。キャリパーまでの隙間は約7ミリ。外径は275φまでイケそうです。
知り得た情報から、以下のサイズのディスクローターを探します。
・外径:275mm
・ハット外径:150mm
・ハブ径:81mm
・取付穴径:10.5mm(5穴)
・ローター厚:20mm
・全高:50mm
…だがしかし!
こんなに都合の良いローターが見つかるはずはなく…
加工ありきで見つけたのがコチラ↓のローターです。
ホンダレジェンド(KA3~6)用フロントローター。
譲れなかった所は、全高とローター厚です。
このローターに以下の加工を施します。
・外径:282mm→275mm(小径加工)
・ハブ径:64.2mm→81mm(拡大加工)
・取付穴径:10.5mm×5(PCD103.5PCD103.0で新規穴開け)
・ローター厚:21mm→20mm(表面0.3mm/裏面0.7mm研磨)※結果、研磨厚が表裏逆でミスりましたw
で、早速ローターを購入。
探していたのはブレンボサイトでしたが、購入したのはディクセルのPDローター(型番3315062)。
理由は一番安かったから(笑)某オクで税込み¥6,912(送料込み)
コイツを加工屋に投げるわけですが、何が不安ってPCD103.5PCD103.0で開ける穴加工です。
これがハブに取り付くのか?本当にPCD103.5なのか?→PCD103.0が正解です。
あまりにも不安だったので、仲間に借りた230の純正ハブ+ローターも一緒に加工屋へ送りましたw
ローター加工中に右側キャリパーの取付と色塗りなどを行います。
それじゃ~また♪